「キプチョゲが実質的に世界ナンバー1」
ってなってからだから
そんなに古い話ではないとおもうんだが。
「理想のラップでイケるとこまでイク」
ケニア人がマラソンクソつおい
の、ひとつの論拠として。
ペース走なりをするにあたって
そういう取り組み方が
取り沙汰されたことがあった。
*
あ、例によって。
細部はアルコホールでおかされた脳みそによる
つたない記憶頼りなので、そういうものとして。
*
「クソつおいケニア人がそうしてる」
ってことはヌキにしても。
これは、百理あるような気がする。
部活の合同練習とか、記録会とか
試合とか、レースで。
こういう気持ちの持ち方って大事だ。
*
「大事だ」ってえと、語弊があるな。。。
たしかに大事ではあるが
「それがわかりやすくて見栄えがいい」
って、監督ウケする、アッピールでける。
ってのも孕んでて、ちょっとビミョーなんだが。
あるじゃないすか。
それがたとえ無鉄砲でさえなんであれ
見栄えがしたり耳触りが一見よさげなのが
いい、みたいな、いかにも日本人的なやつ。
「サブスリー、しまーす!」とか。
言うだけなら、誰でもでけるわ。
みたいなやつ。
(あ、それの善悪は一言も言ってない)
(転ばぬ先の杖w)
*
でも、一方で「大事だ」ってえのは。
いい意味でのプライドや向上心だったり。
ほんとうにキツいきょくめんでの
もうひと踏ん張りをひねくり出せたり。
ってことは、あるじゃないすか。
なかんずく。
マラソンを何度か以上やったことあるひとなら
どっか、わかりるとおもうんだが
「そういうわけのわかんない根性論、
踏ん張りどころで、あんがいすげえ重要」
みたいなやつ。
そういう。
*
「理想のラップでイケるとこまでイク」
ケニア人の考え方ってのは積み上げ型で。
「今回は10kまでいけたから
次は15kまでがんばってみるぜ」
ってのの、最初の設定ペースと
あと、いっしょに走ってるメンツがたぶん
とんでもないレベルなので。
気持ち、向上心が反映されやすくて
うまく転がると、じゃんじゃん伸びる。
*
キプチョゲといっしょに走ったとしたら。
おのれとキプチョゲの差を
ごく具体的に知ることがでけるから
その差をどうやったら縮められるか
ごく具体的に考えることがでける。
(空想)
そういうのの小さな積み重ねが
こんにちのケニア勢の圧倒的なつおさ。
の、一因。(空想)
*
。。。
*
きょう、2週間ぶりにペース走をした。
マイコース「1周」。12.3k。
2週間前。
まったくの自信ゼロだったので
慎重にキロ4分30めやすですべり出したら
おもったよか、いい感じで走れた。
途中で息切れしたらやだなあと恐れてたけど
後半、ビルドアップ気味に走れて。
わかりやすくすべて出し尽くせて、終われた。
*
きょうは。
「2週間前で最低限の裏付けがでけた」
という、ない根拠をもとに
「おんなじ感じで後半、もうちょい上げたい」
というもくろみ。
*
基本走とか含め、ちゃんとアップしたからか。
前半ちょい速めに入ったら。。。
6kすぎで、脚だか心肺が終了。
ペースダウンしつつも
心が折れて大幅に落としたり
とまって休んだりせずに
ほうほうのていで、走りきりは、した。
(このコースはたぶん何百回走ってるので。
夏場、こうなるとだいたい途中で休む。
って場所も確立されてて。
橋の下とか、階段とか手すりのあるとことか。
ってのは、いらねえ情報だから、措く。)
*
で、そのきょう。
「心折らず走りきりはした」ってのは
じぶん比、メンタル的に収穫で。
2週間前よかぜんぜん暑かったのに
ちょい速いペースにチャレンジした。
ってのも、収穫っちゃ収穫で。
*
おまけに言うならば。
じぶんはスロースターターなので。
「最初っからある程度つっこんでみる」
「でいて(いちおうでも)走りきる」
ってことに意味があるというか。
きょうは。
ちょっとそういう練習をねらってった。
ってのはあって。
後半へろへろのレロレロだったが
一定の満足感というか達成感というか
きょうの練習の主旨は果たせた感はもてた。
*
かたや。
上記したような「果たせた感」も
「後半はそうとう苦しくなるだろうなあ」も
なんていうか「想定の範囲内」みたいなもんで。
ああ、もっとがんばんなくちゃな
とはおもえたものの。
2週間前。
後半どんどん盛り上がってペースアップできて。
そのまま気持ちよく走りきれて。
わけのわからないモチベーションが上がった。
っていう、前向きな気持ちとは
ちょっと、違ってて。
*
そこでものすごくキョライす。が、表題。
(前フリが長すぎやしませんかね?)
「イケるとこまでイク」
「きょうはここまでイケたから」
「次はあすこまでいけるようにしよう」
ってのと。
「最初から八分目ぐらいをちゃんと設定して」
「それをちゃんとコンプリートして」
「次、次、っていう感じに終えとく」
っての。
どっちがいいんだぜ?
*
あ、「いい」ってんじゃないな。
前者の積み上げケニア式、
後者の練習を線で考える式(?)、との是非。
是非っていうとアレだな。
二者択一っぽいな。
どっちがいいとか悪いとかじゃなくて
どっちの良しと悪しをどう取捨選択すっか。
っていう意味で、是々非々
ってったほうが適当かもしんないな。
でも、そんな言葉遊びじみたことは
ここではどうでもいいな()
*
キクチはお調子者かつ
豆腐メンタルのもちぬしなので。
成功体験を重ねてったほうがいいタイプ。
でも、それだけじゃどうなのよ。
もうひとつ、殻を破りたいじゃん。
って心のゆらめきがあって。
やべえとおもってからどう我が身を処するか
的なことを、あえて試したりもする。
*
これはギャンブルで。
きょうみたく、前を向けりゃいいが。
なにしろ豆腐メンタルだてらだから。
走り終えたあと、4割ぐらいの確率で
「ああ、おれやっぱダメだ」
「この季節のこのコース、トラウマだわ」
ってなる。
走ってて、へばってきたとき
「前も休んだあすこで休んじゃってもいい」
「なぜなら、きょうのおれはダメだから」
ってなる。
そうなると、その記憶は刻み込まれて。
そのメニュウじたいを、避けたがる。
ってなる。恐れも孕んでおる。
*
っていうくだりは、どうでもいいな。
ケニア人みたいな
「イケるとこまでイク、を積んでく」と。
「適切なペース設定して、ちゃんと終える」
のチョイス。
考えれば考えるほど、深い気がする。
どっちも正解っぽくて
どっちも不正解っぽい。
これって「期分け」の考えかたっていうか
プロセスにもよるのかなあ?
「がんがんツッコんでいい時期」
「おのれの力をちゃんと見極めてやる時期」
的な。
*
3週間以上、触れてこなかった
「走ること」を
きのう触れるやいなや。
アズスーンアズ2日連続あげつらうあたり。
じぶんでもあんま、わけがよくわからない。
もっというと。
おれは走るのがすきなのかどうか
じぶんは何でジョグしてんのか
すら、あんまよく、わけがわからない。
でも、すきとか楽しいとかって
どうでもよくて。
嫌いでも楽しくなくっても
もうちょい、速くはなりたいらしいの。
どうっでもいいな。
*
土日なのでじゃっかんサービス問題な
きょうのいらねえ情報。
「御御御付け」
てぃんてぃんてぃん、
てぃんてぃんてぃてぃてぃてぃん。
てぃんてぃんてぃん、
てぃんてぃんてぃてぃてぃてぃん。
(↑スーパーマリオのボーナスステージBGMぇ?)