キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

どっち?「イケるとこまでイク」と「ちゃんとあがれるようにイク」、みたいなこと

「キプチョゲが実質的に世界ナンバー1」
ってなってからだから
そんなに古い話ではないとおもうんだが。

「理想のラップでイケるとこまでイク」
ケニア人がマラソンクソつおい
の、ひとつの論拠として。

ペース走なりをするにあたって
そういう取り組み方が
取り沙汰されたことがあった。



あ、例によって。
細部はアルコホールでおかされた脳みそによる
つたない記憶頼りなので、そういうものとして。



「クソつおいケニア人がそうしてる」
ってことはヌキにしても。
これは、百理あるような気がする。

部活の合同練習とか、記録会とか
試合とか、レースで。

こういう気持ちの持ち方って大事だ。



「大事だ」ってえと、語弊があるな。。。

たしかに大事ではあるが
「それがわかりやすくて見栄えがいい」
って、監督ウケする、アッピールでける。
ってのも孕んでて、ちょっとビミョーなんだが。

あるじゃないすか。
それがたとえ無鉄砲でさえなんであれ
見栄えがしたり耳触りが一見よさげなのが
いい、みたいな、いかにも日本人的なやつ。

「サブスリー、しまーす!」とか。

言うだけなら、誰でもでけるわ。
みたいなやつ。
(あ、それの善悪は一言も言ってない)
(転ばぬ先の杖w)



でも、一方で「大事だ」ってえのは。

いい意味でのプライドや向上心だったり。
ほんとうにキツいきょくめんでの
もうひと踏ん張りをひねくり出せたり。

ってことは、あるじゃないすか。

なかんずく。
マラソンを何度か以上やったことあるひとなら
どっか、わかりるとおもうんだが
「そういうわけのわかんない根性論、
踏ん張りどころで、あんがいすげえ重要」
みたいなやつ。

そういう。



「理想のラップでイケるとこまでイク」
ケニア人の考え方ってのは積み上げ型で。

「今回は10kまでいけたから
次は15kまでがんばってみるぜ」
ってのの、最初の設定ペースと
あと、いっしょに走ってるメンツがたぶん
とんでもないレベルなので。

気持ち、向上心が反映されやすくて
うまく転がると、じゃんじゃん伸びる。



キプチョゲといっしょに走ったとしたら。
おのれとキプチョゲの差を
ごく具体的に知ることがでけるから
その差をどうやったら縮められるか
ごく具体的に考えることがでける。
(空想)

そういうのの小さな積み重ねが
こんにちのケニア勢の圧倒的なつおさ。
の、一因。(空想)



。。。



きょう、2週間ぶりにペース走をした。
マイコース「1周」。12.3k。

2週間前。
まったくの自信ゼロだったので
慎重にキロ4分30めやすですべり出したら
おもったよか、いい感じで走れた。

途中で息切れしたらやだなあと恐れてたけど
後半、ビルドアップ気味に走れて。
わかりやすくすべて出し尽くせて、終われた。



きょうは。
「2週間前で最低限の裏付けがでけた」
という、ない根拠をもとに
「おんなじ感じで後半、もうちょい上げたい」
というもくろみ。



基本走とか含め、ちゃんとアップしたからか。
前半ちょい速めに入ったら。。。

6kすぎで、脚だか心肺が終了。

ペースダウンしつつも
心が折れて大幅に落としたり
とまって休んだりせずに
ほうほうのていで、走りきりは、した。

(このコースはたぶん何百回走ってるので。
夏場、こうなるとだいたい途中で休む。
って場所も確立されてて。
橋の下とか、階段とか手すりのあるとことか。
ってのは、いらねえ情報だから、措く。)



で、そのきょう。
「心折らず走りきりはした」ってのは
じぶん比、メンタル的に収穫で。

2週間前よかぜんぜん暑かったのに
ちょい速いペースにチャレンジした。
ってのも、収穫っちゃ収穫で。



おまけに言うならば。
じぶんはスロースターターなので。
「最初っからある程度つっこんでみる」
「でいて(いちおうでも)走りきる」
ってことに意味があるというか。

きょうは。
ちょっとそういう練習をねらってった。
ってのはあって。

後半へろへろのレロレロだったが
一定の満足感というか達成感というか
きょうの練習の主旨は果たせた感はもてた。



かたや。
上記したような「果たせた感」も
「後半はそうとう苦しくなるだろうなあ」も
なんていうか「想定の範囲内」みたいなもんで。

ああ、もっとがんばんなくちゃな
とはおもえたものの。

2週間前。
後半どんどん盛り上がってペースアップできて。
そのまま気持ちよく走りきれて。
わけのわからないモチベーションが上がった。

っていう、前向きな気持ちとは
ちょっと、違ってて。



そこでものすごくキョライす。が、表題。
(前フリが長すぎやしませんかね?)

「イケるとこまでイク」
「きょうはここまでイケたから」
「次はあすこまでいけるようにしよう」
ってのと。

「最初から八分目ぐらいをちゃんと設定して」
「それをちゃんとコンプリートして」
「次、次、っていう感じに終えとく」
っての。

どっちがいいんだぜ?



あ、「いい」ってんじゃないな。
前者の積み上げケニア式、
後者の練習を線で考える式(?)、との是非。

是非っていうとアレだな。
二者択一っぽいな。

どっちがいいとか悪いとかじゃなくて
どっちの良しと悪しをどう取捨選択すっか。
っていう意味で、是々非々
ってったほうが適当かもしんないな。

でも、そんな言葉遊びじみたことは
ここではどうでもいいな()



キクチはお調子者かつ
豆腐メンタルのもちぬしなので。
成功体験を重ねてったほうがいいタイプ。

でも、それだけじゃどうなのよ。
もうひとつ、殻を破りたいじゃん。

って心のゆらめきがあって。
やべえとおもってからどう我が身を処するか
的なことを、あえて試したりもする。



これはギャンブルで。
きょうみたく、前を向けりゃいいが。
なにしろ豆腐メンタルだてらだから。

走り終えたあと、4割ぐらいの確率で
「ああ、おれやっぱダメだ」
「この季節のこのコース、トラウマだわ」
ってなる。

走ってて、へばってきたとき
「前も休んだあすこで休んじゃってもいい」
「なぜなら、きょうのおれはダメだから」
ってなる。

そうなると、その記憶は刻み込まれて。
そのメニュウじたいを、避けたがる。
ってなる。恐れも孕んでおる。



っていうくだりは、どうでもいいな。

ケニア人みたいな
「イケるとこまでイク、を積んでく」と。

「適切なペース設定して、ちゃんと終える」

のチョイス。
考えれば考えるほど、深い気がする。

どっちも正解っぽくて
どっちも不正解っぽい。

これって「期分け」の考えかたっていうか
プロセスにもよるのかなあ?

「がんがんツッコんでいい時期」
「おのれの力をちゃんと見極めてやる時期」
的な。



3週間以上、触れてこなかった
「走ること」を
きのう触れるやいなや。

アズスーンアズ2日連続あげつらうあたり。
じぶんでもあんま、わけがよくわからない。

もっというと。
おれは走るのがすきなのかどうか
じぶんは何でジョグしてんのか
すら、あんまよく、わけがわからない。

でも、すきとか楽しいとかって
どうでもよくて。
嫌いでも楽しくなくっても
もうちょい、速くはなりたいらしいの。

どうっでもいいな。



土日なのでじゃっかんサービス問題な
きょうのいらねえ情報。
「御御御付け」


てぃんてぃんてぃん、
てぃんてぃんてぃてぃてぃてぃん。
てぃんてぃんてぃん、
てぃんてぃんてぃてぃてぃてぃん。
(↑スーパーマリオのボーナスステージBGMぇ?)