⇒一人称のあれこれと、ボクシングも始動!
あ、こういうふうに
ヒトサマのネタに乗っかたからって
ね、ネタ切れなわけじゃ、な、ないんだからねっ。
(「ツンデレ」ってもう死語なのかしら?)
*
人称についてはむかし、
何かで一度、浅学したことがあって。
このブログでもどっかで
断片的にさらしたことあるが
そんくらい、まっこと、興味深い。
で、何でそもそもイッチョカミしようとしたか
ってえと、この1節(↓)。
実は、ほとんど使わなくてもブログを書くことができる
*
本来的に、人称と接続詞(?)って
なくても支障はないもので。
小学生のころ、作文の書き出しって
「ぼくは、」「わたしは、」
なひとが多かったとおもうんだけど。
*
いや、多かったかどうかはわからんな。
おれは「ぼくは、」だった。
作文ってそういうもんだとおもってたし
書き出しがテンプレ化されててラクだったから。
でも、ある日、疑問を抱く。
小学校の高学年だか、中学に入ったころ。
「これ、いらなくね? なくてもよくね?」
「『おはようございまーす』みたいじゃね?」
(小学生がやる、決まったリズムのやつ)
あ、どうでもいいな。
*
接続詞。
「そして」「しかし」「ところが」「だが」
「けど」「つまり」「よって」
ぜんぶいらない。本来的に。
文章の流れだのリズムだのってもんがあるので
取っちゃったら取っちゃったで
唐突感が増幅されるって面もあるが
それで意味が通じなくなるってことは
驚くほど、少ない。
ってことに気づいて、驚く。
これもどうでもいいな。
*
「言うまでもないことだが」
「・・・は言うまでもない」なんて書くと
「言うまでもないこと、わざわざ書かなくてよろしい」
って、場所によってはこっぴどく叱られたりも、する。
「いずれにせよ」とか、ね。
手垢のついた慣用句ってやつ。
ナドト言いつつ、遣ってんだけどな。
*
あれ?
なんだっけ?
ほかにもあったな、そういうの。
まあいいや。人称の話とあんま関係ねえな。
*
。。。
*
で、まず「使うか」「使わないか」もんだい。
個人ブログって、だいたい一人称じゃないすか。
なので、一人称をわざわざ記すひつようは、ない。
主語は「じぶん」に決まってんだもの。
おんなじ流れで「おもう」も、本来いらない。
客観的な記述以外は、「じぶん」が「おもう」
ことを書いてるに決まってんだもの。
ってのは、蛇足だな。蛇足だーいすき。
*
で、本来的にいらないブログの一人称。
わざわざもちいるには、
それなりの意味があるに違いなくて。
○ないと、ひとの区別がつきづらくなる
○とりわけ一人称を(で?)強調しておきたい
のどっちか。
*
前者は、機能的な話なので必須として。
後者は、表現の話なので流動的で。
技巧としてもちいるひともいれば、
プロデュースとしてもちいるひともいれば、
承認欲求の余剰として漏れ出るひともいる、
だろう。
ただ、よくも悪くも(「悪くも」って何ぞ?)
もとから「じぶん」に決まってはいるものの
一人称を省かないほうが
「じぶん」を前に出しやすい、色がつけやすい
ってのは、ある。
逆にいうと。一人称を省いたほうが
客観性ありげ、一歩引いて見てる
ように見える。
って技巧もたぶん、ある。
*
意図的に入れるにしろ。
そもそもいらない・なくてもいいものなので
入れ加減が過剰だと、圧っていうか
押し出しすげええなって
ひとによっては、ちょっと後ずさる
こともあるような気がする。
*
あと、関係ねえが。
表題にじぶんのおなまえとか
一人称を入れがちなひとは
わりと承認欲求がおつおいかたなのかな()
おもったりおもわなかったりするが
どうでもいいので、措く。
おれもわりと入れてるほうだし。
*
次、「おれ」「オレ」「俺」もんだい。
それで一人称になにをもちいるか
ってことになると。
じぶんは「おれ」。
ふだん遣いがだいたい「おれ」で
高度に社会性を帯びなきゃいけないとき
以外は、「おれ」ゆえ。
いまさら「ぼく」「わたし」「わたくし」
でもねえし、と、超絶フィーリング。
(これでも、はるかむかしからは
「ぼく」→「オレ」→「おれ」って
変遷してる。いらねえ情報)
*
「ひらがな」「カタカナ」「漢字」も
超絶フィーリング。
漢字だと、ポリシーあるひとみたいで
カタカナだとじぶん比、キザ度が高い。
ってんで。
けっきょく全部フィーリングじゃねーか!
*
おもしろいとおもうのは「なまえ」。
一人称を三人称にするパッターン。
「キクチはそうおもう」ってやるやつ。
ブログ村だとローラさんがそうだな。
*
ブログでそれをやると、日常会話において
一人称を「パパ」ってするのとは
おもむきが変わってくる。
じぶんのことであって、どこか他人事でもある。
的な。
今度やってみようかな(やんねえフラグぇ?)。
キクチは今度、やってみようかな(やんねえフラグぇ?)。
*
まあ、こうしてきょうも。
じぶんのアタマを整理するためだけに
ニーズ度外視ですすめているわけだが。
整理されるどころか、
すっかり、散らかっちったでござる。
ニンニン。