キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

記憶力とか、いまの延長線上にあるなし、みたいなこと

いくやまいまいおやいかさかさ
そんなの、あったよね。

「すいへーりーべぼくのふね」とかね。
ばけがくだっけ。

「いむらどん」とかね。フラ語だっけ。

「ちょんまげかくすてつぷりん」
って、なんだったっけか?
うーむ、まあいいや。



記憶力って意味では。
むかし、資格王ってひとに会ったことがあって。

当時で600だか700の資格を持ってる
いわゆる資格マニアなんだが。

とにかく記憶力がすごくって。
電話帳の任意のページを
パッと開いて、すぐ閉じたら。
その見開きに載ってたひとの情報。
すべて覚えちゃえる、とかいう。

たとえば。
開いたページが「すずき」のすくつ。
だとしても、ぜんぶ、覚えちゃえれて。

「上から何番目は『すずきヒロシ』さんで。
東京都狛江市で電話番号がなんたら」
的な。

しかも一度インプットしたら忘れない。
っていう。



そのシステムを聞いたら。
こういうこと、なんだって。

「見たものを画像として記憶して。
脳内につくったフォルダに保存しとくだけ」

もしその情報に必要が出てきたら
脳内を検索してファイルを開けばよい。と。



ほっほう。

説明自体はとてもわかりやすいけど、それって。
「片方の足を上げて、
それが地面につかないうちに
もう片方の足を浮かす
を、くり返せば、空飛べるじゃん」
ぐらい、ワケワカメ。

「リクツはわかったでしょ。
じゃあキクチやってみ」ってなっても
理屈も実践も、どうにもならないパッターン。

度肝をぬかれた。



「わたしね、
小学校とか中学校の同窓会に出ると。
超絶人気者なんですよ」

とか言う。

なぜかっていうと。
ものすっごく細かいできごともぜんぶ覚えてて
思い出話の中心になれるからなんだと。

ナットク。



便宜上、そのひとをAさんとすると。
Aさんは東大を出てて。

おなじ企画で別の資格マニアのひとに会って。
そのひとを便宜上Bさんとすると。

Bさんも東大卒らしくて。
資格を400だか500持ってるってて。
BさんはAさんよかだいぶ若いし
じゅうぶんすぎるほど、すごいわけじゃないすか。



で。
Bさんが「Aさんに憧れてる」って言うので。

「Aさん、記憶力パねえらしいっすよ」
って、上のエピソードを謎のドヤ顔で伝えたら
「あああ、やっぱそういうたぐいだったか」
って、ため息をつく。



おれみたいなバカチンには
とてもうかがい知れない世界なんだが。

秀才のすくつ・東京大学といっても
だいたいのひとは、まあ、ふつうの秀才で。

ってこれは、Bさんが言うには、な。



東大っても、だいたいのひとは
まあ、ふつうの秀才で。

でも、ほんの一握り。
どうやっても絶対にかなわない
天才とか異能がいるらしくって。

「ふつうの」Bさんからすっと
Aさんってのは、一握りに属するひとだから
「あああ、やっぱそういうたぐいだったか」
ってことらしい。



。。。



ここまで純度の高い伝聞しかないのに、
おれは、何を言ってるんだろう?



いきおいでこれを言いたかっただけで
何を書くか、まったくノープランだし。

あまつさえ、「記憶力」って意味じゃ。
おれなんか、お酒の神様の超絶パワーで
記憶、常時、吸い取られまくりじゃねーか!

とか、もうね。
反面教師っていうの? こういうやつ。



。。。



話は380度かわって。
以下、とりあえずイッチョカミしてみる。

いつも壁にぶち当たってるぶんざいで
こんなことほざくのもアレだが。

マラソンのタイム、って意味で。
「いまの延長線上には先はない」
とおもったボーダーは、200分。

3時間20分あたりだった。



それまでの方法でつづけてけば
ひょっとしたら3時間15分ぐらいまでなら
じわじわ縮まってくかもとはおもったが
まあ、頭打ちで。

その頭打ちを打開したのは
「オネカン」だった。

たまたま発掘した「オネカン」を
メインのポイントに据えたら
ポーンと10分縮まった。
ってことがあった。
それが、4年前のかすみがうら。

オネカンをカマすたび。
「おれ、がんがん力ついてる」って
すげえ実感っていうか、自覚できた。



それまでは河川敷での
30k(超)ペース走のくり返し。

オネカンは、距離は27kちょいと短いけど
途中で3kぐらいの間に150mぐらい上って
2.5kぐらいの間に100m以上下る
ってコースで。

その全部を一定の負荷でカマすんではなく
「坂をどれだけマンブリできるようにするか」
って方針がハマった。

たまたま、ハマった。



それも、そもそもは。
「あんな坂があるのに、ぜんぶがんばるのは
ムリゲーに決まってんじゃん」
とか、そういう怠け者ロジックだったとおもう。



で、後づけ的には。
そのコースをいろんな利用のしかたして。

たとえば。
「上りと下りのマンブリの質を落とさず
その間のつなぎをどんだけ上げれるかゲーム」
とか。

「坂が終わった後の残りの平坦を
どんくらいで粘れるか」とか。

あるいは。
シーズンのバロメーター的に。
「はじめはおっかないからジョグ用シューズで。
やがてターサーとかアディゼロジャパンとか
レース方面のやつで、下りをちゅうちょなく
いけるようになったら、
がんがんいこうぜシーズンのはじまり」
ってめやすをつけられる、とか。

ほかにもいろいろあんだが。
長くなるのではしょる。



が。

その延長線上には、けっこうな道が伸びてる。
のが、見えた。

実際、それからさらに10分縮まったし。
「あと10分ちょいは縮まるな」
という見通しは、ある。

もんだいは
カマせるだけのジョグに対するモチベーションを
いかに持続できるか、ってことなんだが。



あ、ここで何を言いたかったかというと。
いま、おもいだした。

「延長線上にあるなし」
ってのは、不確定な未来を含むので
わかんないからいいとして。

「気楽に取り組めるポイント練が
めっけられるとすげえいいんじゃないすか」



あのう。
ポイント練ってつらいじゃないすか。
前の晩とかから、ブルーなもんじゃないすか。

「明日は気合を入れて30k走」とか
「呼吸が血の味するぐらい、インターバル」とか
「おひとりさまTTで、一発やったろう」って。

じぶんでやろうって決めたくせに。



でもなんていうか、ただのラッキーなんだが。

おれにとっての「オネカン」は
そこまでの覚悟とか意気込みが要らない
わりと気楽に取り組めるメニュウで。

「とりあえず、いっときゃいいんでしょ」
「インターバルとかよか、距離かせげるし」
ぐらいのノリで臨めた。

でいて、上記のとおり。
効果がてきめんに出る。



実際、やったらやったで
ものすごく歯をくいしばるし
カマすとクソつらいんだけど、なぜか
「わりと気楽に取り組めるコース」
って、頭に刷り込まれてるみたいで。

そういう意味でのじぶんの
つたなすぎる記憶力は
わりと「おれ、でかした」っておもう。



ぶっちゃけ。
しじゅうこえて小学校の同窓会に出て
小学校の記憶をつぶさに覚えてるって。

そこまでの記憶力はいらねえっていうか。
逆にいろいろ不便が多すぎるんじゃね?

とは、Aさんには言えなかったんだが、



まあ。

直近で最後にオネカンカマしたのって
去年の11月、5ヶ月前なんだけどな。。。

あまつさえ。
夏場はガチで逝きかねないので
9月前半まではおあずけなんだけどな。。。



ところで。
けさは6kの「ノブさん練」。
わりと一所懸命カマしたのに
先週よかキロ30秒遅くて、ビビりかえった。

かすみん、走れんのおめえ?



かたや。
「当日はすげえ嵐」って予報。
を、目の当たりにして。

「嵐っつっても。
42.195k走るってことには
なんのかわりもなくね?」

って、おもえてる。

そんくらい、「マラソン走る」が
とっても楽しみなんだよね。


ふつか前。
おっかなさ3:楽しみ7。
嵐に対してさえ、わくわくしてる。