キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

パラドックスっておもしれえな、みたいなこと

いまはじまったことじゃなくって。
ずっとなんとなくじわってるのが。
サンドウィッチマン伊達の
「カロリーゼロ理論」で。

「ドーナツは真ん中が空洞だからカロリーゼロ」
とか、チョーウケる。



ほかにも代表作(?)みたいのが
カステラで。

「カステラは空気が多いし」
「つぶせばカロリーが
空気中にとぶからカロリーゼロ」
とか。

「でも、そのカステラを食ったひとは
太らないケド」

「空気中の『副流カロリー』を吸い込んで
周りのひとはじゃんじゃん太る」
とか、ちみつすぎてチョーウケる。



きょうもそんな動画をみて
ゲラゲラ笑ってて。

流れでなんとなく
「パラドックス」で検索して
おもしろくなってきてた。



。。。



これがパラドックスっていうのか
よくわかんないけど。

走るモチベーションがダダ下がりしたのって
いつのことだったか、
もう定かではなくなってきて。

赤羽ハーフをデフォったときか。
神奈川マラソンを走り終わったときか。
静岡マラソンのチップを返送したときか。

わっかんねえし、どうでもいい。



じぶんのなかでなんとなくだけど。
なんとなく、決めたのは
「ブログであんま『走る気ねえ』とか書かない」
ってことで。

まず、だいいちに。
だって。そんなん、つまんねえじゃないすか。
何も、産んでない。



あまつさえ、なんていうか。
「おれは走ることから卒業しましたけど」
みたく、きどってね。

クッソ中途半端にOBづらして
いつまでも合宿とかに顔を出して
パイセン気取ってる居座るひと。
みたく、見えなくもないし。



いや、別にけして卒業はしてねえんだけど。

その「走ってねえ」的な感じが
斜にかまえてるフインキが出てたりして
うざったくてしようがないじゃないすか。

現実、走ってねえわけだし。



まあ、その。
「あんま『走る気ねえ』とか書かない」
っておめおめ書いてるとかいう
すげえパラドックスは措きまするとして。。。



反面。
ブログを書こうとおもうとき。

じっさいもんだい、頭の大半を占めてるのは。
「キクちゃん、今後のジョグどーすんの?」
なんだが。

上記のとおり
「走ってねえんですけどね」
的な卑屈(?)からかならず入るのが
超絶うっとうしいし、

そういうことは避けようとしてるので、
おのずとブログを書くことから遠ざかる。

そもそも、そんな熱心に
走ることについて書いてねえのにな。

その、なんていうか。
「ブログ書きたい」と
「枕詞『走ってねえんすけどね』は避けたい」
的なことが、真っ向勝負で
おのずと遠ざかる図式。

いらねえ情報。

ほら、あれじゃないすか。
なにしろおれって。
ブログを「読みたい」よか
「書きたい」ひとだから。

いらねえ情報ぇ。
これも一種のパラドックス?

旅はまだまだ続きそうだ。



。。。



そんなんことは
どうでもいいっちゃ、どうでもよくって。

「カロリーゼロ理論」から飛躍して
パラドックスで検索したら
なんか、屁理屈っぽくておもしれえのな。



代表的なのが「矛盾(むじゅん)」。

「どんな盾でも貫き通すぜ」
って矛(ほこ)を持つひとと。
「どんな矛でも打ち破れねえぜ」
って盾(たて)を持つひとがいて。

それ、戦ったらどうなるんだぜ?
って話が、あるじゃないすか。



メルヘン的には
「親殺しのパラドックス」

タイムトラベルができるとして。
母親に出会う前の父親を殺しちゃうとする。

そうすると。
じぶんは生まれてこないはずだから
父親は殺せないし、
そもそも、タイムトラベルができない。

そうすっと、母親は父親と出会うから
やがて、じぶんが生まれてくるはず。
とか。



「カロリーゼロ理論」のなかで
プチシューのネタがあって。

いわく。
「プチシュー1つなら、こんなん小さいから」
「食っても、太るようなもんじゃない」

「1つ食っても太るようなもんじゃないから」
「2つ食っても太るようなもんじゃない」
以下、3つ4つとつづく。

とか、なんかコウ。
いっしゅんそのとおりっておもわせられる
そこはかとない、インチキ臭さがいい。



ってのと、と空気感が似てるやつに
「ハゲあたま理論」ってのがあって。
それは「砂山理論」ともいうらしくって。

いわく。

「ハゲ」がいるとして。

「ハゲ」に毛を1本増やしても
たぶんそのひとは「ハゲ」じゃないすか。
だからもう1本増やしても
さらにもう1本増やしても「ハゲ」で。

ってのをくり返していくと
つまり、みんな「ハゲ」なのか? と。



おんなじように。
「砂山」があるとして。

そこから1粒、砂を除いても
「砂山」じゃないすか。
だからもう1粒除いても
さらにもう1粒除いてもそれは「砂山」で。

ってのをくり返していくと
つまり、砂1粒も「砂山」なのか? と。



こういうザ・屁理屈って、おもしれえな。

「無から有が生まれたっていう
宇宙のビッグバン。
が、起きた元の素材が有じゃね?」とか。

「ない」ってことを示す
「ゼロ」って数字があるってなんだ? とか。

考えだすと頭が沸とうしそうだが
なんか、キョーミぶかい。



っててんまつを、
この吐いて捨てるエントリー的にどうオトすか
書いてるうちに忘れちったぇ。。。



あ、あれだ。
砂つぶから飛躍させようとしたのかな()

「10歩走るのって、ラクショーじゃん」
「なら20歩も、ラクショーなはずで」
「を、積み重ねると」
「ラクショーでマラソン走りきれるはず」
ってやろうとして。

現実、そんなわけねえし、疲れるし。
「疲れる」を科学的にも説明できるから
まったく、そぐわねえし。

そうやってマラソンをちょっと持ち出すことで
マラカテとして体裁をとろうとする
おれのその姿勢が、ものすごく浅ましい。

とか、なんとか。



。。。



ぜんっぜん、関係ねえけど。
きょう、いちばん共感したのは。

勝手に取り沙汰して
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイだが。
「ダメだったレースレポに心が揺さぶられる」
って考えかただ。

でもいっぽうで、どうせだから。
できるだけたくさんの
「おれあたしなりに一等賞とったレースレポ」
を、おのれの目に触れさせたくもある。

パラドックス。