キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ムスメっこのマラソン大会チャレンジ その0

「明日から朝、パパといっしょに走ろうか?」
「うん、いいよ」

キタコレ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

つくばマラソンから4日たった木曜の夜。
超絶ビッグシティー・狛江にある超絶豪邸で
交わされたそんな会話から、
この、書き手が飽きたら途中でもソッコーで
終了するであろう不定期連載は、はじまる。



「ソレ、なに気どりだよっ!」は、措いて。



おととしから体育の重点校(?)になり
マラソン大会が開かれるようになった
ムスメっこの小学校。

今年度のマラソン大会は、2/12(日)
11月最終週ベースで、あと11週ある。



例年12月。
「生きる意味を考え出してしまう」程度に
仕事ブームがやってくるおれも
今年は人並みの生活が送れそうなフインキ。

あんど、秋シーズン終わってやれやれ、から
(せっかく珍しく人並みな年末なんだし)
リスタート切っておきたい時期。

とはいえ、気持ち的にカラダをそう
動かしたくない時期でもある。さみいし。



ムスメっこは、
おととし4年生のときは4位
きょねん5年生のときは3位、だった。

ちなみに、去年のやつ。
【ソクフォー】ムスメっこのマラソン大会(2016/01/31)

親のひいきの引き倒し目線によると
「今年は1位、ねらえんじゃね?」

なので。いっしょに走りゃ。
○ムスメを強化でける。
○おれも早起きでける。

ウインウインってやつじゃねえか。



ただ。
ムスメっこへオファーを出すに際して
おれには一抹の不安があった。

「便乗していやおうなく早起きでける」
というメリットはあるものの、
当のムスメっこが
「早起きして走るの、やだ、ムリ」
と、蹴られつづけてきた。

今年の冬も、夏も。

なので今回も、なかばダメモトで
提案だけしてみるつもりだった。

ムスメっこはあんがい負けず嫌いなので
「去年3位だったじゃん」
「あれ、ショージキくやしかったでしょ」
「でも、いまから練習すれば」
「今年はイケるよ、ゼッタイ!」
ナドト、二の句を用意して。

そんな謀略が張りめぐらされてるとも知らず
ムスメっこ、あっさり、冒頭。
「うん、いいよ」

キタコレ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!



「ただね。。。」
ん? なんだなんだ?

ムスメっこは、かなり腕の立つ交渉人である。

たとえば、2人でスーパーに行く。
にょうぼうと行ったときには
買ってもらえるお菓子は100円制限。
だが、おれがムスメっこをしつける気など
さらさらねえことは、熟知してる。

「将来のためのしつけより、
いま、いかにポイントを稼ぐか」
が大事、デアル。

でいて、ムスメっこはぐいぐいは来ない。

「ななちゃん、迷ってんだよねえ。。。」

138円のチョコと、
三ツ矢サイダーキャンディ1袋200円超。

「いいよいいよいいよいいよ!
ママにナイショでどっちもいっちゃえ!」
とか。


たとえば、2人で本屋に行く。
「今月号の『ちゃお』あったよー!」

買ってほしいとは、けしていわない。
ぐいぐいは、来ない。

うーん、しようがねえ。

「お、お、おうよ! や、やるな!」
「ほかに買いそびれてる単行本とかは、ねえのか!!!」
とか、そういう。



「ただね。。。」
交渉人・ハズ・カム。

なんだなんだなんだ?

「みーたんもいっしょに走るって」

訊けば。
まったく偶然なのだが。
翌日金曜から、朝、なかよしのみーたんと
いっしょに走ろうねって話はついてたらしい。

というのも。
去年、ムスメっこと3人でジョグした
おんなじクラスの、いぶちゃん。

そのおかげかどうかは知らんが。
いぶちゃんはマラソン大会本番で
前の年より大幅に順位を上げた。

それを訊いて「今度はあたしが!」
みーたんは、考えたらしい。

みーたんは、「ななパパ」の
虎穴に入りたがってるらしい。

キタコレ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

ななパパだか、キクバカだかは
てんしょんまっくす。



交渉人・オブ・ムスメっこによると。

みーたんは、
マラソン大会の順位を上げたい、だけでなく
ものすごくすなおだし
約束はぜったいに守るし
一度はじめたことはやりとげる子で。

「だから今年はみーたんをえらんだ」と。

おめえナニサマだよ。
と、おもわなくもないし。
ムスメっこ、なんだか計算高えな。
とおもわなくもないが。

そんなことは、
翌朝からムスメっことジョグでける

キタコレ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

で、雲散霧消してしまい。

あまつさえ、クラスメートによる
「ななパパといっしょに走りたい」爆弾の

キタコレ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

で、有頂天になっちゃったんであった。


うれションだだ漏れな感じで、つづく。