キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

あしたはきっといい日になる。いい日になるでしょう。きょうからきっといい日になった

つくばマラソンの陣地のできごとは
きょうも、延期。もったいぶる。

ここで書こうとしてるのは、ただの
KNJ(家族の事情)で、それは
おれにとってはものすごい大切なことだが
ヒトサマにとってはどうでもいいことなので
これ以上みる価値はない。

ということだけ、あらかじめ申し上げておきまする。



きのう、イトコの結婚式に出てきた。
つくばマラソンのとき、世話になった
茨城の伯父のムスコ、の式である。

「つくばマラソンのとき」っていうか
4月のかすみがうらマラソンも
毎年、前泊させてもらってる、親戚。



茨城の伯父は。
おれの母親のすぐ上の兄。
母親は5人きょうだいの末っ子。

5人きょうだいはあまねく
最低3人以上子どもがいたりとか。
とりあえず人数が多い。

イトコの連れ合いレベルすら軽く脳みそが
沸騰してるのに、
その子どもがぼちぼち結婚しだしたりして
もう完全に訳がわからなくなりはじめてる。

ちなみに、イトコの子どもは
「いとこ違い」っていうらしい。
マメ、な。

ちなみのちなみに。
父親は11人きょうだいで
あまつさえぶっちぎりの末っ子なので
イトコ階層のボリュームゾーンから外れてて
イトコ階層すらあんま把握できてない。

父方も母方も、盆暮れ
わりと集まってたのにな。



母方の親戚。
おれが子どものころは盆暮れ
母のいなかの浜松に集合してた。

母方のイトコは、ボリュームゾーンが
だいたいおれから5~10上で
浜松に行きゃよく遊んでたので
きのう、15年ぶりだかに会ったイトコも
気持ち的になんのブランクもなく
「タカちゃん」「ヒロシくん」呼ばわりで
昔話に花を咲かせられる。そういう感じ。

ただ、わりと最近だとおもって話してると
軽く四半世紀とか30年前のことだったりして
じぶんらもクソじじいになったなあ
とか、笑い合う感じ。

ひさびさに、濃厚な遠州弁を浴びまくった。



とりとめがなくなりすぎたので
一度書いたのを、大幅にカツアイ。



茨城の伯父とうちの母は5人きょうだいの
4番目と5番目。

齢が2つしか変わらないとか
伯父が優秀なひとなので、母はその伯父を
むかしから全面的に慕っている。

っていうのはどうでもいいとしても。



これは前にどっかで触れたことだが。
そもそもうちの両親が結婚したのって、アレだ。

東京の大学に入ることになって
上京した茨城の伯父。

大学の寮が川崎の溝の口にあって。
貧乏で仕送りもろくになかったし
学習塾のアルバイトをしていた。

その教室ってのが、父の実家の目の前の
材木屋の離れで。
そこで、父も書道教室を間借りしてて。
そのどっかの時点で
父と浜松から出てきた貧乏学生がバッティングし。

父が浜松から出てきたその青年を気に入り
めぐりめぐって、その青年の妹と結婚して
おれが生まれた。

的な縁もあるが、これもどうでもいいな。



でもこれは父親から訊いた
ざっくりしすぎたハナシで。

伯父とかほかの親戚から訊くと
ずいぶんと違うハナシになってんだが
それもここではどうでもいい。



。。。



きのう結婚したのは、茨城の4男。

親戚のニックネームって
「(伯父伯母のファーストネーム)おじさん」
「(住んでるところ)のおじさん」
っていう2パターンだったりするが。

母方はだいたい「住んでるところ」。

上3人は浜松なので町名。
和合とか、村櫛とか、元浜、とか。

なので、茨城の伯父は「茨城」。
うちは「川崎」だ。

このパターンは、
引越したりしても呼称はおんなじで。
うちはいまでも「川崎」で。
「狛江」とか「超絶ビッグシティー」
に変わることは永遠に、ない。



で、何が書きたいかというと。
おれはきのう、なんだかすごくうれしくて。
感極まってしまった。

ムスメができたサッコン。
ヒトサマの結婚式に出ると、
じぶんがどっち側であろうと
新婦の父親に感情移入しちゃうようになったが
それは措いて。



というのも母方の親戚は、ここ数年。
バッドニュースつづきだった。

伯父伯母の連れあいが亡くなったり。
イトコ階層だって、年齢的にはまだ
働きざかりなのに、けっこうな病気になったり
亡くなったりが、たてつづいた。

親戚が集まるのは葬式ばっか、だった。



中でもショッキングだったのは。
3年前にイトコが事故死したことで。
「茨城」の長男。おれの1コ下。

それからというもの。
これはおれの思い込みかもしんないが。
いつも笑顔の絶えなかった茨城の伯父伯母が
心から笑えてない感じがしてて
「でもまあ、しようがないよなあ」
っておもってた。

春と秋にマラソンで前泊するときも
すげえ歓待してもらえるし楽しいんだが
どこかに何らか影が支配してるというか
何となくみんな気付いてて
でも誰も積極的には触れない感じというか。



そんな伯父伯母が。
きのうは、ずっとすげえニコニコしてた。
ひっさびさに、心から喜んで、笑ってる。

のを見てたら。
「ああ、ほんとうによかったなあ」って
こっちまですげえうれしくなっちゃって、
感極まっちった。

そして、飲みすぎちった。