キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

あああ、またやっちまった。ホラーみたいなツイートをカマしたゆうべのてんまつ

ゆうべ、とある村のひとたちと
四ツ谷で楽しくお酒を飲んだ。

楽しすぎて、後半をよく覚えてない。
Movesセンセイによると
お店を出たのが11時過ぎ。
家に着いたのが、5:12(!)なんだそうな。

約5時間ほどの間に何があったのか。
Movesセンセイに訊いてみようとおもう。



表題の「ホラーみたいなツイート」ってのは
たとえばこういうやつ。

なお、飲んでるときのようすは。
その男、飲んで飲まれて静かに彷徨う

ここに記されていることは
ほとんどまったく記憶にない。
そしてそのあと、何が起きたか。
空白の、6時間。

そんなに家に帰りたくなかったのか。

それとも、リアルに迷子になったのか。

→ Ans リアルに迷子になったんだぜ!



ゆうべ、都内某所で飲んでた。
いまさら某所ぇ、は措いて。

11時過ぎに酒場を出(たらしく)て。
中央線に乗って、新宿に出た。
ここからMovesセンセイの、こういう。
2016-09-13-15-19-29


順を追うんだが。
まず、あのね。

新宿駅で中央線から小田急に乗り換える。
たったそれだけなのに、すでに謎の
「ジョギング 4分」(ピンク)

まあ、いい。

梅ヶ丘でいったん電車を下りてるってのも
百歩ゆずる。
トイレに行きたくなったんだか、
したんだろう。



0時39分。
ふたたび小田急線に乗るも。
次の豪徳寺で下車。謎。

なんだがこのときは、何となく憶えてる。
「やべえ、終電が終わっちった」
って、おもった。

ちなみに、豪徳寺の時刻表。
平日、下り。
image

0時43分に豪徳寺に着いたってことは。
まだ終電、じゃねえじゃねえか!



「終電が終わっちった」ので
豪徳寺の改札を出て、あるいておうちかえる。
を、目指すことにする。

豪徳寺ってのは、小田急線で。
新宿と狛江の中間点、ぐらい。
狛江まで、8kmぐらい。

近くないっちゃ近くないが。
歩いて1時間半かからないぐらい。
キロ7で走っても1時間弱。

遠くないっちゃ、遠くない。



さて、ここから。



狛江のおうちへ向かう。
ここから、ふたたび記憶が飛ぶ。

気づくと。
見慣れた風景だが、確実に
おうちには近づいてない(↓)。
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この地図的に、
小田急は左下に向かって走ってる。
おうちもロンのモチ、左下のほう。

豪徳寺を下りておれが向かったのは、右上。
(ミドリの線)

気づいたときの「見慣れた風景」は
代々木公園。
かの「織田フィールド」の
坂の下の交叉点。

意味がわからないので、
来た道を引き返すことにする。


おいおい。
ツイートしてるバヤイじゃねえぞ?



ちょっと進むと、駒場とかそこらへん。
ジョグで通ったことある道に出て、安堵。

「ちょっと、近道してみよっかな」

学校の敷地を横切ることにする。
おれの母校・東京大学。



なお、豆知識として。

ニュースをみてて、開成高校が出てくると。
「なつかしいなあ、おもいだすなあ」
ってって、にょうぼうからシカトされ。

クリントン大統領がイェール大学って聞くと。
「おれの大先輩にあたるのかあ」
独りごちて、にょうぼうからシカトされる。

日体大も芸大も、聖心女子大も
ぜーんぶ、おれの母校だ。



東大のキャンパスに迷い込んでしばらくすっと。
急に不安になってくる。

無機質な校舎群。
ひとっこひとりいない。

見回りの看守かなんかに発見されたら。
たぶん、一巻のおしまいだ。
いくら申し開きをしようと。

○部外者。
○ドロドロの酔っぱらい。
○わりと汗だく。

不審者でしかない。

あまつさえ、深夜のキャンパス。
学校の怪談的なものがキョライする。

構内の地図をみても
現在地がわかったところで
どっちにいきゃ出口があるのか
さっぱり、わかんねえ。

いろんな恐怖襲来。

さまよいに、さまよって。
2016-09-13-15-28-09

ほうほうのていで。
「母校」のキャンパスを脱出する。

ん?
地図をみると、ぜんぜんさまよってねえぞ?

どこに脱出したか、わからない。

地図アプリで方位磁石みたいなアイコンを押下。
すっと、方角に忠実な感じに切り替わるじゃん。

でも、都会すぎるからなのか
ミノフスキー的な粒々が拡散してるからなのか
ぜんぜんちゃんと、指し示してくんない。

ツイートしてるバヤイじゃねえぞ?



恐怖のあまり、ここからまた
記憶が吹っ飛ぶ。

雨がざんざん、降ってくる。

腹もぺこぺこ。



次に気づいたのは、
世田谷区役所の近く。

要するに、「豪徳寺駅」の近く。
やっと戻ってきたんだかわかんねえが。
客観データ的には、「戻ってきた」

ここまで来れば。
世田谷通り一本道でおうちに帰れるぜ。
おれの勝ちだぜ!

(雨ざんざんで)さみいし
(走ったらしくて)汗だくであちい。
とか、もう気にもならない。

空も白んできた。



おうちに帰って。
カラダを拭いて。
着替えて。
しらっとフトンに入る。

家族にバレたところで
別に叱責されるわけじゃないし
どうなるもんでもないが。

なんとなく、なんとなく。
こっぱずかしい。あるじゃんそういうの。



フトンに横たわって、5分後。

「ピピー、ピピー、ピピピピ」
にょうぼうの目覚ましが鳴る。

ギリギリ、セーフ。
ふーーーっ。
ここまでいろいろアウトすぎたが
とにかくギリギリセーフだ。

間に合った。

寝たフリをきめこむ。
起きなきゃいけない時間まで
1時間半しかねえけどなっ。

仕事なんかいきたくねえけど。
酒はぜんぜん残ってるし。
さまよいつづけてクッタクタだけど。
きょうは校了日。
そして、原稿の締め切り日。

っていうと、さも。
いつもちゃんとはたらいてるみたいだが。
こんなダブルのツインコンボな日
めったにあるもんじゃ、ねえ。

よりによって、こんな日に。
よりによって。。。

夜中。
さまよいながらツイートしたことは
バッチリおぼえてるので。
「ぶじ、おうちにたどりつきましたへへへ」
ってつぶやいてから寝ようとしたが。

めんどくせええ。
謎は謎のままでいいや。
寝る。



あきらかに酒臭い吐息をしつつ。
かったるさ100のカラダを支え、職場へ。

嵐のような校了を(たぶん)果たし、
鬼のような原稿を仕上げ、入稿。

キロ1ぐらいで走り抜けてやった。

夜。仕事場でやれやれってしてると。

「きのうどうしたんですか?
「ダイジョウブだったんですか?」
「きょうキクチさん、ぜったい来ないとおもってましたよへへへ」

職場の女史。
ツイッターをフォローされてる。

「…………」

おのれは、デュークか!



うーむ。
途中から時系列で追うだけで。
激烈なオチもつけられねえまま
つまらねえ記録で終わっちまった、このエントリー。

終わつちまつた。
無意味に中也。



あ、なんの効力もねえエクスキューズしとくと。

1。
ウタゲを週前半にってったのは。
ムスメっこの修学旅行とは関係ねえ。

週後半に予定があったので。
「前半ならどうかな?」って
おもっただけのことだ。

善は急げ、だ。

2。
ムスメっこがいないので
にょうぼうと2人になる。
それを避けた説。

そんなことはない。
偶然の一致だ。

ぐ、偶然の一致なんだからねっ。

3。
露骨な酒のセーブは、反省している。
しかも、そういうときにたかしさんと
バッティングすることが重なった不運。

ただ、いつまで経ってもこういう飲みかた
しかでけないのは、どうかなとはおもう。
たとえ「はっきり言ってセーブしてるキクチはつまらな」かろうと。
「往年の輝きは失せて」いましょうと。

往年の輝きってwww



そんなこんなで。
ごいっしょさせてしまったみなさん。
おれは、楽しかったです(憶えてないけどたぶん)
そして、いつもこんなんで
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。

これからもこんなんでしょうけど
またごいっしょ
シテクダサイシテクダサイシテクダサイ。