キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

コショウ会議

2年前だったか。

エントリー合戦で
「入力し終わったあと待ちきれずF5押下」
ってチョンボをカマした結果
つくばマラソンにエントリーでけなかった。

つくばマラソンといえば。
初フルから一貫して秋のメインレース。
であるとともに、
つくばマラソンにかこつけて親戚詣でをする
という、1年のメインイベントでもあり。

エントリー漏れした2年前は
その穴埋めって感じで
「オンナコドモが阿見のアウトレットにイキたがってる」
という口実のもとに、
茨城の伯父の家に遊びにいった。


マラソン前提の来訪じゃない。

せっかくの機会だからってんで。
茨城の伯父は、地元をいろいろ案内してくれた。

クルマにウチの家族を乗せて。
霞ヶ浦だの
湖畔の、風車がある公園だの
近所で有名な遺跡だの
美浦トレセンだの、まわってくれた。



車中の会話。

「そういえばおじさん、
イタリアに行ってきたんだって?」

おじさんはおれの母親の兄。
濃厚な団塊の世代。当時60代なかば。
さすがに現役は、しりぞいてる。

仲間うちでの悠々自適な旅行。
と決めつけて、言葉のツギホ的に。

「うん、コショウ会議ってのに出てきてね」



コショウ会議?
おれとにょうぼうの頭上に「?」マーク。

なんかコウ。
かつて西洋やジャパンが宝物として探し求めた
で、おなじみのペッパー的なものを
なんとなく、想像してた。

あからさまに頭上に「?」を浮かべる
おれらに気づいた伯父。

「いや、環境がらみでね」
「ちょっと現地で演説してくれってんで
英語でもって。まったくヒヤヒヤだったよお」

よくよく訊いてみると。
コショウ=湖沼だった。



それからというもの。
シーオーツーがどうだの
京都議定書がどうだの
繰り出される宇宙語をほうほうのていで
おしとどめて

「おじさん、老後の悠々自適だろうって
タカを括ってて、ナメてて
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」
した。



って、いいたかっただけの表題。



コショウ。
呼称って、ある。

どう呼ぶか。
呼ばれるか。

いま、じぶんは公私ひっくるめて。
○キクチ
○キクチ(+くんとかさんとか、なんらか敬称)
○キクちゃん

がほとんどで。

ちなみに。
小学校のときは「キクさん、キク」
中学校のときは「ヒロシ」
高校のときは、独りで時計の短針の動めきをながめながらノリ弁食ってただけだから忘れた。
それ以後はだいたい、いまとおんなじ。

という感じ。

ちなみに2。
ブログとかでたまに
このクソバカのことを取り沙汰してくだすって。
「キクチヒロシさん」
ってフルネームされると
なぜだか、ものすごく恥ずかしい。

ぜんぜんやじゃない。うれすい。
ただ、ひたすら恥ずかしい。



つい数日前。
ツイッターで村のひととやり取りしてて。

そのやり取りを載せようとおもったものの。
からんでくだすったお3方が
いずれも鍵つきアカウントで引用でけない。
ので、ダイジェスト版でお届けすると。

Yさん「わたしはキクリンだなっ」
Yねえ「わたしもキクリンだ。だって、キクチさんって呼びにくいし」
USHIさん「ぼくもキクリンとかキクちゃんって呼んでる。心の中で。」
(気安く呼ばれるの、ウエルカムっすよbyおれ)
「じゃあ、これからはキクちゃんで!」
好感度アップ大作戦ぇ。。。
そんな、コショウ会議。



キクリンってあからさまな昭和スメル。
ビーバップ。

むかしから、ビーバップを介在して
隙をついてコウ呼んできたひといたが。

そのころから「キクリン」って呼ばれるの
やじゃない。



いま。
おれはにょうぼうを「ダンナ」と呼び
にょうぼうはおれを「ダンナ」と呼んでる。

そのきっかけはこんなこと(↓)で。
パートナーの呼び方(2011/05/10)

源流は、そのなかの。
矢吹丈がカーロス・リベラのことを
「カーロスのダンナ」
と言っているのをみて、おおかっけー、これだ、と。
で、具体的にはコレ(↓)。
2016-08-30-21-42-44

なんだが。
「ダンナ」が降臨する前は「リンキク」
って、呼ばれてた。気がする。

いや。
だから何だってんじゃない。
そうでしたんでござる。
ってだけの、ハナシだ。。。

そんなのも、コショウ会議。



。。。



で、その。ツイッターで
キクリン的なやり取りをしてたとき。

まったく息をひそめてた、ひとり。
満を持してとつじょ、コウ(↓)。

いやはや、
いつかこうなんじゃねって予感たっぷりの
まさかの、祝・出戻り・オブ・とある村

2016-08-30-21-49-36