そのいきさつとかは、
バックナンバーでほざいてるな。
バックナンバー。
⇒母校でもない中学の同窓会に出た(2010/05/06)
⇒ふたたび母校でもない中学の同窓会に出た(2012/08/06)
⇒母校でもない中学の同窓会に出て、飲みすぎて、すっ転んでヒザを強打したでござる(2014/08/04)
そんなわけで、おれにとっては
小学校の同窓会。
マイソウルタウン・オブ・溝の口へGOした。
*
よくわかんねえケド。
いまぞ勝負服ぞって感じで。
はりきっちゃって。
ちょっと前にマルさんにいただいた
ぐわぁTをまとうという、まったくもってイミフ。
キクチヒロシ@kikuchiroshi*さてと、ウタゲへGOすっかな。 https://t.co/v7G9l0kecH
2016/08/06 20:21:17
小学校の同窓会。もとい
母校でもない中学の同窓会。
7、8年ぐらい前から盆暮れ、集まるようになった。
いつも幹事をやってくれる元チャンネーが
去年、お子さんが受験だったので
2年ぶりの開催。
おれはいつもどおり、2次会から。
なんでかっていうと。
1次会は中学の先生が来てたりして。
その先生は、小学校卒業と同時に
隣町に引っ越した身としては。
まったくおれの中学の先生ではないので。
居場所がない、ゆえ。
*
2年ぶりの開催。
小学校には並々ならぬ思い入れがあるので。
おんなじ日に開催された「ビアぼっち」を
断腸のおもいでぶっちぎってまで、
コンディションを調整する。
というwktkっぷりだったんだが。
2年のブランクが空いたこともあり。
懐かしい小学校時代のおともだち。
懐かしさはビタ一文ないものの、バックナンバーで
どんちゃん騒ぎしてなかよくなった
その中学の「同級生」。
との魔法はすっかり解け。
オールリセットの超絶人見知りちゃん回帰で。
ただでさえ、2次会からってんで。
アルコホール的に乗り遅れてんのに。
膝を抱えて座ったまま、誰とも話せない。
キクチヒロシ@kikuchiroshiこんなことなら。やべえ、2年空いただけなのに、初対面並みの人見知りを発動しておる。小学校の同窓会。
2016/08/06 21:05:53
大失敗覚悟で、ビアぼっちで景気つけてから
乗りこみゃよかった。
とか、先に立たない後悔をしはじめたり。
2次会、21時からで、
時間的にはじゅうぶん、ビアぼっち行けたし。
*
見るに見かねた、「たまたま近くに座っちゃったひとたち」が
いたたたたまれなくって、話しかけてくれる。
「うおお、ひさしぶりい! 飲もうぜうえーい!」
「お、おうよ。。。」
「お、きょうも来たのね、キクちゃん」
「お、おうよ。。。」
「キクチくんてたしかアレだよね、西中じゃないけど、高津小っていう」
「お、おうよ。。。」
「キク、たしか自転車やってたよね」
「。。。」
「ばーか、マラソンだよ。なっ、なっ」
「お、おうよ。。。」
「きょうも狛江から走ってきたんだろ?」
「ち、ちげえよ。。。ちがいますよ。。。」
「Tシャツ、イカすな。ナニソレ? ぎゃははは」
「お、おう、似合うか?。。。」
こういう。
超絶人見知りが織りなす
圧倒的な存在感のなさ。
酒場に到着して、15分。
まだほぼ、OとUとYOしか発音してねえ。
*
むむむ。い、いかん。
イカンガー。
このままでは、おもしろくもなんともねえ。
いや、よしんば。
おれがおもしろく感じなくてもいい。
「コイツ、つまんねえ」
「誰だよ、こんなつまんねえヤツ呼んだの?」
とかおもわれたら、それはある意味
そのコミュニティでのおれイズデッド
ということになる。なっちまう。
なつちまう。中也なていで。
それは、イカンガー。
*
こんなはずじゃねえ。
チャリで溝の口に向かう道すがら思い描いてた
ウタゲでのじぶん像はこうだ(↓)。
「ティーーーーーーーッス!」*
(あるいは「ぃよっ!」
東京ラブストーリーの江口洋介なていで)
からの。
「うおおお、キクちゃんじゃーーん!」
「うえーーい!」
「ぬおおお、キクさーーーん!」
「うえーーい!」
「小学校のときすきだった、キクチくん?(はあと)」
「ふっ」
↓
「じゃ、パンカーーーーーイッ!」
「うえーーい!」
「YEAHHHHH!」
「おれも乾杯させろおおお!」
「あたしもあたしもーーーー!」
↓
ウイットに富んだトーク、
ペラペラペラペラーーーーーーッ
「ぎゃはははは」
「あいかわらず、おもしろすぎるー!」
「まじ、あの頃から変わらぬ、超絶天才ー!」
「こいつにゃ、かなわねえな、くそーっ」
「まあまあまあ、みんな、きょうも楽しく飲・も・う・ぜ!」
「○○ちゃん、ダンナさんを大事にしなきゃダメだぜ」
「ヒーーーーーッ!」
どんだけwktkしてたんだ、おれオンザチャリ。。。
現実はキビシーぜ。。。
こんなはずじゃねえ。
たしかに妄想が過ぎたかもしれん。
ただ、ちょっとは、挽回しなきゃな。
やにわに。
20秒でジョッキを2杯。
ゴクゴクゴクゴクゴクーーーーーッ。
パンパカパンパンパーーーーン!
お待たせしましたあ!
キクチヒロシ@kikuchiroshiすっかり盛り上がり。やべえ、調子が、でてきた。
2016/08/06 23:05:28
ということを認識してたのも、つかの間。
気づいたら。
自宅の寝室に横たわってた。
テレポーテーション機能が、板についてきたぜ。
*
楽しかった。
が、たぶん、ドロドロに酩酊して。
途中からたぶん。
酔っぱらったらいくらウザがられても
鉄のメンタルでくり出す。
で、おなじみの
「ビートたけしのものまね」
連発したんだろう。
けんのんけんのん。
*
。。。
*
4月生まれ、ということもあり。
小学校の中盤ぐらいまでは、
背がいちばん高いほうだった。
ただ、シゲノブというヤツがいた。
シゲノブは、幼稚園の年少組からおんなじクラスで。
ちなみに、幼稚園の年少組は
「きくぐみ」で。
きくぐみのキクチ、きくキクチ、ナドト
ギフテッド並みのオイシサだった。
ということは措いても。
*
シゲノブは、当時からいちばんデカくて。
いまも、いちばんデカい。
「おなじ齢のなかではすごくデカい」
を自負してたきくキクチは、
5歳やそこらで、世界の広さを、知る。
シゲノブはデカいだけではなく。
圧倒的なギャグセンスのもちぬしだった。
5歳やそこらのきくキクチは、たびたび
世界の広さを、知る。
*
きくキクチから40年近く経ったきょうび。
シゲノブはいまだに、圧倒的におもしろい。
カレがいるときといないときとで、
同窓会のおもしろさは、15倍くらい変動する。
ぐらい。
齢を重ねたシゲノブは
その人生の過程で「超絶下品な下ネタ」
というウエポンを手に入れ、
いまなお、成長し続けてる。
下ネタが下品すぎるのに、場は爆笑の渦。
おまけに酒がつよすぎるので、しまつにおえない。
どうおもしろいのか。
ここで再現したいのはヤマヤマなんだが
ウタゲ特有の再現しがたい瞬発力の笑いと
文字で書き起こしてもぜったいに伝わらない
という、文章力不足でもって
再現がむつかしい。
そういうもんだよね。くー。
*
あんまり独走をゆるすのもナンだなって。
すっかりいい気分になったおれもがんばってみた。
が、どんな必殺ネタも
シゲノブにとっては、ネタフリというか
いい養分というか、ナイストスが関の山。
瞬発力ってんで。
白い筋肉をめいっぱいはたらかせても
あまりに無力だった。
あげくのはて。
「ちっきしょー、やっぱ、あいつにゃかなわねえ」
「いやいやいや、キクちゃんもじゅうぶん、おもしれえから」
とか、なぐさめられちゃうシマツ。
*
「ぎゃはははシゲノブー、いいから早く結婚しろよ!」
「ばか! 相手がいねえんだよ。おれの相手を連れてこいよってば」
ほんのいっしゅん、真顔をさせたのが
せめてもの焼け石に水な反撃だった。
小学校の同窓会が大すきだ。
それはシゲノブに大爆笑するため
といっても、過言ではない。
いや、過言だ。
もう年末が、楽しみだ。