キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ジョグしてて青山墓地の横を通りかかったら。。。

先月。
富士登山試走にイッチョカミさしてもらって。
スタート地点のなんたら市役所に向かいながら
ふらっとさんと話してて。



ふ「おめえ、まだ『タイムは目指さねえ』とか
しゃらくせえこと言ってんの!?(脚色アリ)」

おれ「え、ええ。。。」

ふ「そのわりにゃ、ふつうに走ってね?
ケッケッケッケ(脚色アリ)」

おれ「え、ええ。。。」

(※ジョグノートっていう、日々のジョグを
記録するサイトでつながってるので
ジョグの状況はつつ抜けなんである)


ふ「あれだよね。もしもまた急に
やる気が出たとき、ゼロスタートもナンだし
それはそれでいいのかもねん(脚色アリ)」

おれ「!!!」

おれ「そう、まさに、それなんすよ!
下ごしらえって、大事ですし(脚色)」



ふらっとさんの言いぐさが
チョーテキトーなおれの脚色だらけなら。

上のおれの返答も、チョーテキトーだらけ。
クチから出まかせ。
キクチ、クチからデマかせ。

うーん、おもしろくもなんともねえぞ。



ただ。
言霊(ことだま)って言葉があるよに。
「ウソから出たマコト」って言葉があるよに。

自己暗示? 自己陶酔?って言葉があるよに。

「うおおお! そうだよ! 下ごしらえだよっ!」
「おれはセミの幼虫かってぐらい、地中で
チカラを蓄えてんだよっ!」

っておれ比、けっこう走ったりなんか
しちゃったりしてる。あくまで、おれ比。



なにしろ、目指すもんがねえって気楽だ。
「気楽にランニング」だ。

ポイント練で芳しくなくったって
まあそんなもんだよねって、引きずらない。

ヘロヘロで走りきれなくったって
そりゃそうだよねって、引きずらない。

これが「目指せ、サブ○○!」とか
南ちゃん? カッちゃん? ってていで
「おれの甲子園ぞ」的なもん掲げてたら

おれ、ダメだー。
もっと、がんばんなくちゃー。
まだまだ、根性がたんねえ。。。

とか、いまだかつて痛みを知らない
わがケツを、これでもかってぐらい
ひっぱたいて、未曾有の痛みを
味わわせることになってしまう。

わがケツ、すんでのとこで、セーフ。
ふーっ。



きょう水曜は、ポイント練の日。
閾値走か、UCをTTする。

UCってのは職場からおうちまでのジョグ。
アーバンなクロカン(自称)。
めんどくさいから、コース説明のリンクはカツアイ。

ホントは、朝=閾値走、夜=UC
ってモクロミなんだが。
A「朝はやく、起きれねえ」
B「朝ほぼ全力で走って、夜も全力で走るとかムリゲー」
の、AまたはB、あるいはAかつB

ということでもって、そんな実績から
「せめて、夜はちゃんと走る」
という、最終防衛ラインをこしらえた。
きょう。きょう?



麹町の職場をスタート。
国道246を2kホド。
青山一丁目の交叉点を左折して
西麻布の交叉点を目指す。

土地勘がなけりゃ、なんのこっちゃ、ですな。
いや、なんのこっちゃにせよ
アーバン感ぷんぷんしてんじゃん。

を、出したかっただけ。



青山一丁目の交叉点を左折して
西麻布の交叉点に至るまで
向かって右側にはずっと、青山霊園。

よくわかんねえケド、あんじゃん。
有名なオカルト話。

「雨の夜中、タクシーに女性を乗せて」
「全身白をまとった女性は行き先を告げただけで、ずっとうつむいてて」
「『お客さん、着きましたよ』って」
「運ちゃんがミラー越しに後部座席を見やると」
「後部座席には、誰もいない」
「あれ? とおもって後をふり返ると」
「女性が座っていたはずの場所がただ、びしょびしょに濡れてただけ」

っていう。
その女性を乗せたのが、
青山霊園沿いの通りなんでしたとさ。

っていう。
その通りジャストコレズバリ。



ここらへん、サボりタクシーがたむろってて。
急停止、急発進のるつぼで轢かれそうになるんで
通るたび、「おめえら全員呪われちまえ!」
って、おもうわけないじゃないすかー。

あまつさえ、運ちゃんがみんな一服してて。
ちょっとだけ、うらやましかったりも
しなくもないじゃないすかー。



青山一丁目の交叉点から西麻布の交叉点まで。
1回ずつ、右折と左折をするんだが。

右折をした直後がだいたい、3k地点。
墓地、まっただなか。

きょうは、キロ5近似値を目指して走る。
Eペースってもんを、モノに
(して、チャンネーモテ)したい今夏。

起伏によらず前後キロ3秒以内ならおれかっけー。
を目指す。

そういう、陸上部じみた体感、ほしいじゃん。
は措いても。



乃木坂駅をまたいで右折してすぐ。3k地点。
ピピッ!

ガーミンヌ620がラップを知らせて鳴動する。
4分57。(おれ、やるじゃん)

いい気分で200mぐらい、進むと。

ピピッ!
ガーミンヌが鳴動する。
あれ? 左手首を見やる。

まさかの、立ち上げ画面。
画像なし。
黒地に白抜き文字で堂々たる「GARMIN」。

望まぬ再起動、うそーん。。。



しようがないので、そのまま走りつづける。
走りながら、ガーミンヌが立ち上がり
再度、GPSを捕捉&ストップウオッチGO
な状態になるのを待つ。

と、謎の「保存」画面。
これも、画像なし。

あれだな。
テキストだけじゃ、ガーミンヌもってなきゃ
まったくもって、ワケワカメ、だな。

ガーミンヌ620は、
ストップウオッチを停めると
「保存」画面が現れる。

「保存」画面をタッチすっと
スマホアプリにデータを転送する。
という、仕組み。



「保存」画面には
そこまでの距離と時間が表示されてんだが
暗いし走りながらだしで、見えないので。

もう一度、ストップウオッチのスタートを押下。

ボタンを押すと画面が発光する。
動き出した画面を見ると。
経過距離は「2.50km」。



いや。

ガーミンヌのバグだかで。
走ってる途中にいきなり再起動しちゃうのは
たまーにある。

そこまで走ったのがパーになる。
ということが、たまーに、ある。

たまたま、すげえラッキーで。
きょうとおんなじように「保存」画面になり
そこまでの距離時間で止まってることもある。

でも「2.50km」って何だ?

何で700mか800m、巻き戻ししてんだ?

そこに何かしら、重大な意味が含まれてんのか?



2.50kmっていうとだいたい
青山葬儀場の前とかそこらへん。

「やだなあやだなあ、こわいなあ」
って、ジュンジイナガワ的なこと?

本格的な夏の到来ですな! ってこと?

あるいは、時間線的な?
ジョンタイター的な?
シュタゲ(なつい)的な?
七瀬ふたたび(なつい)的な?

たしかにかに、タクシーの運ちゃんとか
青山公園とか乃木坂駅の橋の下のルンペンは
かの「ちっちゃいおっさん」に見えなくもない。
ちっちゃいおっさんに名乗りをあげかねない
面々は、吐いて捨てるホド、目撃した。

そ、ソレは、こ、これと、か、関係ないよね?

お、おにぎりが、す、すきなんだな。
(まさかの裸の大将まで降臨とか、もうね)



以後、おうちまでふつうに走りつづけて。
途中でそういうこと考えだしたら。
急におっかなくなってきて。

山下清すら、なにかの化身におもえてきて。

すれ違うあらゆるOLとか酔っぱらいとかが
すれ違いざまにこっちをチラッと見て
ニヤッとしたような。

「アンタいま、ニヤッとしたよね!」
「何の使い? どこからの使者?」
って、叫びたくなるとか。

そういうgkbr一直線で。



走り終わって寄ったコンビニで
酒を買ったレジでも、なんだか
いつもよりたんねんに釣り銭を確認したり。
かならずもらうレシートをもらわなかったり。

おうちに帰って、滝汗で。
ソッコーでシャワーを浴びれども。

湯気の形が集散して
悪魔将軍みたいに変化したらこわいし
鏡に映ったじぶんの後ろに
白装束のずぶぬれな女性がいたらこわいしで。

リオ五輪に「いかなるものも直視しない」
って種目があったら
内村クンかってぐらい、個人総合の
圧倒的な金メダル候補になれるいきおい。

中空をながめるともなくながめたまま
産まれたまんまの姿でたたずんでて。



たぶん。
きょうは寝室の電気をつけっぱなしで寝て。

あすの朝。
「電気代がもったいない」だの。
「もったいないっていえばね」って
スイッチオンしちゃって。

まいんちの酒代がどうだとか
どうせ憶えてないウタゲにむざむざ
ツラを出しつづけてるのはどうだとか

「10年前に買ったパターマット、
けっきょく、使ってねえじゃねえか」とか
わけわかんないオカルトメモリーも
もれなくオプションでついてきて。

全方位的に、ドヤされて。
全方位的にgkbrしてるんだろな。



。。。



あ、やっぱダイジョブかもしんない。
同居してるひと、おれにそんな関心ねえわ。

安心だ、安心。
やったぜ。