キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

その1秒の反応

朝、通勤しながら伊集院光のラジオを聴いてる。
10時からのゲストコーナーがすきだ。

知ってる人、旬の人、興味あるジャンルの人
はロンのモチだが
知らない人、旬ってわけでもない人、まったく興味ないジャンルの人
へのインタビューでも、おもしろい。

それは伊集院光がインタビュアーとして
糸井重里並みに天才じみてるからで。


すげえ乱暴にいうと。
インタビュアーってのは2通りあって。

インタビューされるひとを意識するタイプと
インタビューの読み手を意識するタイプ
に分かれるとおもう。

前者は。
インタビュアーが、じぶんの興味関心から掘り起こす。

後者は。
インタビュアーが、世の中なりの要請に応える形で進める。

糸井重里も伊集院光も前者のタイプ。
まったく要らない情報だが、おれも前者。

この違いは、正しい間違ってるではなく、
アプローチのもんだい。タイプのもんだい。



うん。
コレは揺るぎなく
きょうのネタとまったく関係ないぜ。
措く。

語りたいことは山ほどあれど。



。。。



平日午前中の伊集院光のラジオ番組。
ゲストコーナーは

「きょうのゲストは○○さんでしたー」
「ありがとうございました」

「○○さんには、AGFのコーヒーセットをお持ち帰りいただきます」

で締められる。
AGFはスポンサー、な。



で、おれが日々。
ひそかに注目してるのはその直後。
CMに入るまでの1秒、ぐらいのゲストの反応で。

だいたいそこでは
「無反応」
「ありがとうございます」
「うわっ、うれしい!」とか感情を出す
の3パターンに分かれて。

比率はチョー感覚値でだいたい
6:3:1ぐらい。

その1秒のまわりとの呼吸っていうか、ふいんきというか。
そこらへんが何とも、キョーミぶかい。



たとえば。
「無反応」にも

○ミョーに媚びてない感がすがすがしいケース
○番組の進行優先で無私な感じのケース
○「そういうシステムなんでしょ」って冷めてるケース
があれば

「ありがとうございます」にも

○このひと礼儀正しいよねってケース
○好感度あげようとしてるのミエミエってケース
○「とりあえず言っとけっ」感が満載ケース

「うわっ、うれしい!(ほか感情)」にも

○ガチでよろこんでるねってケース
○あざとさが降り積もってるねってケース

ナドナド、あって。

ゲストの人間性、ってえと大げさすぎだな。
本来のキャラ的なものが垣間見えて
なんかおもろい。

というか、それぞれの反応に
なんとなく納得させられる。
感じがなんか、おもろい。



ちなみに今朝のゲストは
元プロレスラーの小橋建太。

プロレスはあまりよく知らないし
小橋建太も名前は聞いたことある程度。

その1秒は(ノー根拠で)
「無反応」か儀礼的な「ありがとうございます」
だろうなって予想するともなくしてたんだが、

まさかの「感情出す」パターンで。
ノー根拠で、意外だなあとおもった。
おもいましたとさ。