10時からのゲストコーナーがすきだ。
知ってる人、旬の人、興味あるジャンルの人
はロンのモチだが
知らない人、旬ってわけでもない人、まったく興味ないジャンルの人
へのインタビューでも、おもしろい。
それは伊集院光がインタビュアーとして
糸井重里並みに天才じみてるからで。
*
すげえ乱暴にいうと。
インタビュアーってのは2通りあって。
インタビューされるひとを意識するタイプと
インタビューの読み手を意識するタイプ
に分かれるとおもう。
前者は。
インタビュアーが、じぶんの興味関心から掘り起こす。
後者は。
インタビュアーが、世の中なりの要請に応える形で進める。
糸井重里も伊集院光も前者のタイプ。
この違いは、正しい間違ってるではなく、
アプローチのもんだい。タイプのもんだい。
*
うん。
コレは揺るぎなく
きょうのネタとまったく関係ないぜ。
措く。
語りたいことは山ほどあれど。
*
。。。
*
平日午前中の伊集院光のラジオ番組。
ゲストコーナーは
「きょうのゲストは○○さんでしたー」
「ありがとうございました」
↓
「○○さんには、AGFのコーヒーセットをお持ち帰りいただきます」
で締められる。
AGFはスポンサー、な。
*
で、おれが日々。
ひそかに注目してるのはその直後。
CMに入るまでの1秒、ぐらいのゲストの反応で。
だいたいそこでは
「無反応」
「ありがとうございます」
「うわっ、うれしい!」とか感情を出す
の3パターンに分かれて。
比率はチョー感覚値でだいたい
6:3:1ぐらい。
その1秒のまわりとの呼吸っていうか、ふいんきというか。
そこらへんが何とも、キョーミぶかい。
*
たとえば。
「無反応」にも
○ミョーに媚びてない感がすがすがしいケース
○番組の進行優先で無私な感じのケース
○「そういうシステムなんでしょ」って冷めてるケース
があれば
「ありがとうございます」にも
○このひと礼儀正しいよねってケース
○好感度あげようとしてるのミエミエってケース
○「とりあえず言っとけっ」感が満載ケース
「うわっ、うれしい!(ほか感情)」にも
○ガチでよろこんでるねってケース
○あざとさが降り積もってるねってケース
ナドナド、あって。
ゲストの人間性、ってえと大げさすぎだな。
本来のキャラ的なものが垣間見えて
なんかおもろい。
というか、それぞれの反応に
なんとなく納得させられる。
感じがなんか、おもろい。
*
ちなみに今朝のゲストは
元プロレスラーの小橋建太。
プロレスはあまりよく知らないし
小橋建太も名前は聞いたことある程度。
その1秒は(ノー根拠で)
「無反応」か儀礼的な「ありがとうございます」
だろうなって予想するともなくしてたんだが、
まさかの「感情出す」パターンで。
ノー根拠で、意外だなあとおもった。
おもいましたとさ。