東京マラソンのいちんちの、ラスト。
っていうか、アレだ。
東京マラソンのアフターにいたかたが
のきなみ、ダウンしてってらっさる。
じぶんは幸いインフルではなかったが
東京マラソンの翌々日、
いちばんはじめに体調を崩した身として
なんらかの菌を撒いてしまった気がしてしようがない。
ちょっといろいろ、考えなおす。
*
なんてことになろうとは
露ほどもおもってねえ、にちようび。
おいしいお酒を飲み、
いろんなひとといろんな話をさせてもらって
なにより、記憶をなくすことなく
(スマホを割ることもなく)
ゴキゲンで家路についた。
「おれ、やればできんじゃん」と。
「いや、やらなかったからできたんじゃん?」と。
*
帰宅して。
寝る前に、どん兵衛を食うことにした。
「ウタゲでほとんどモノを食わなかったな」
そうおもったら、急に腹が減ってきたんである。
じゃあ「10分どん兵衛」してみよう。
ってんで。
お湯を沸かし、
注いで5分待ち、
かき混ぜて、
また5分待つ。
よっしゃ、10分待ってやったぜ。
食おう。
噂のホドは、どんなホドなんだ?
*
と、ふとテーブルの端に目をやると。
ムスメのクラスの学級通信。
マラソン大会の作文特集号だった。
「これを見よ!」
と言わんばかりに、印がつけてある。
ほう。
これは、タダゴトじゃねえ。
*
なんていうか。
→【ソクフォー】ムスメっこのマラソン大会(2016/01/31)
こんなくそくだらねえ想いなんてのは
しょせん、親のエゴでしかなくって。
バカ親に見えてないところで
ムスメっこはコウ、ちゃあんと努力をしていて。
それをちゃあんと見てたクラスのおともだちが
作文にコウ、書いてくれてる。
号泣待ったなし、って感じだ。
*
そんなこととは、つゆしらず。
「ななちゃん、パパとバッチリ練習して
来年は1番とろうぜ!」
とか、なにおもいあがったこと
ぬかしちゃったんだろう。
大きなお世話をこかなくったって
子は全力を尽くしてるし。
こんないいおともだちをこしらえてる。
*
おもいあがってないで
てめえこそ、一度でもちゃんと走りやがれ。
おれは、モーレツにおのれを恥じた。
同時に、モーレツにムスメっこを誇りに感じた。
親バカ。
手前みそ。
あ、10分どん兵衛はちゃんと食った。
うまかった。