表題のことをおっさってた。
こういう(↓)。
~40km 25:23 (502 505 502 506 502)
キツくて泣きそう(笑)。
でも私がやりたかったのはこれだったんだなと実感しながら走る。
あたしゃ、激しく心を揺り動かされた。
*
余談。
キクチクリ魔からのよぶんなタレコミ。
「Sugiさんって。ツイッターをはじめて
おれん中で『地上に舞い降りた天使』から
『すぐ隣にいるアイドル』って感じになりましたよ」
先週末、都内某所の居酒屋にて。
ムネコフさん。
ムネコフさんが
何を意図してそうおっしゃったのかは、知らん。
知らんが、なぜか深く共鳴した。
お会いするとかならず
こういうブッコミをかける。
ムネコフさんはおれさまちゃんをつかんで、離さない。
余談おわり。
っていうかココマデ。
余談しかしてねえ。
*
きょう。
マイコース1周12.3kmをカマした。
多摩川河川敷を。
超絶ビッグシティ・狛江から下流へ向かい。
4k先の二子橋を渡って上流へ向かい。
登戸の多摩水道橋を渡って戻ってくる。
わりと平坦なコース。
いままでいちばん走ってきた道だが。
スピード(持久力)練習の柱のひとつとして。
今シーズンあらためて、積極的にやろうとしてる。
*
現在の、主たるマイコース3本。
水曜にUC(帰宅)で、
きのう土曜、オネカンで
自己ベストを大幅更新でけた。
あとは、「1周」。
ゆうべから、きょうは自己ベストを更新するいきおいで臨もうと考えてた。
ん?
去年の秋とおんなじ展開じゃねーか!
*
きょうの多摩川河川敷。
上流から下流へ向けて、ハンパない風が吹いてた。
たぶん、おれがジョグをはじめて以来
最強にして、最凶。
そこで。
「自己ベストを狙いにゆく」
という気持ちに変わりはなかったものの。
「オニ向かい風区間をちゃんと走ろう」
という方針を立てることにした。
向かい風をちゃんと走ると
カラダのつおさとか上り坂の走りかた
を身につけられるし。
*
いざ、走り出す。
いつもよかアップを多めにする
というイキゴミを伴って。
*
二子橋を渡り、川崎側を上流へ。
いや、マジ、パねえ。
「向かい風の走りかた」うんぬん以前に
ふいに風向きが変わって
「斜めからの向かい風」とか
「いきなり真横から」とか
ぽまいは新浦かってぐらい七色の変化球を
織り交ぜられると、そのつど
貧弱なニクタイがよゆうで持ってかれる。
ぐらい。
*
進んでる感がまったくない。
ってよりもはや、押し戻されてる感。
ラップタイム、キロ15秒落ちちゃったり。
気持ちを奮い立たせようと
ジョックロックを口ずさんでみたりするも
もう、自己ベストなんかとうてい狙えない。
ん?
去年の秋とおんなじ展開じゃねーか!
アゲイン。
のに、なおも吹きつけつづける
ようしゃのないオニ向かい風。
MAJIでKOKOROORERU5秒前。
by キクチヒロシ世の末(ヒロ末)
って感じだ。
おもしろくもなんともねえな、コレ。
*
なあんて。
こぎたねえ悲劇のプリンスを気どりかけたころ。
天使が地上に舞い降りた。
「そうだ。きょうおれがやりたかったのはこれだったんだ」
向かい風をちゃんと走る。
これだよこれって、実感しながら、走る。
アズスーンアズそう考えるやいなや
なんだか推進力が増した。ような気がした。
じっさい速度があがったかどうかは、ともかく。
いまやるべきことが明確に見つかったおかげで
少なくとも「心が折れる」という選択肢は
なくなった。
なくなりましたとさ。
*
タイムはそれはそれは、ドイヒーなものだった。
きょう、多くのかたがレースで
すごい結果を出してるのを見て
うれしい反面、おれはなにやってんだって
心底みじめな気持ちになった。ショージキ。
でも、次にむつかしいきょくめんに立ったとき。
やりたかったのはこれだったんだな
って実感しながら走ればいい。
という武器は手に入れられた気がする。
きょうび。
武器?
*
「じゃあ、何をやりたいかちゃんと据える」
ということがなおさら重要で。
きょうのなら。
松「自己ベストを叩き出す」
竹「向かい風をちゃんと走る」
梅「心を折らないで走りきる」
みたいなことで。
勝ちか負けしかない、なんておっとこらしい臨みかた。
「松」の目がなくなったしゅんかんに
すべて切れて、やめちゃうね。
なにしたって、どうせ負けなんでしょ、って。
おれは、ね。
そんなわけで、松竹梅、どわいすきだぜ。
ハナシがズレまくりだぜ。