キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

草野球合宿でわかったこと

年に一度、秋に行われる超絶強豪草野球チームの合宿。
に、行ってきた。

まあ、なにを書こうと
「あす、新横では大して走れませんよ」
ってエクスキューズを裏にはらみつつなんだが。

「安心してください」
ぐらいな感じなわけだが。


超絶草野球チームの合宿はだいたい、9がつに秩父でおこなわれる。
去年のは、こういう

今年もこの土日の2日間で、
土曜は13時から4時間
きょう日曜は9時半から3時間
おもうぞんぶん、白球を追いかけた。

セーシュンって何だ、あの白い球ってぐらい。



今回はどういういきさつか、
むかしの同僚が参加していた。

おれが誘ったんでは、ない。

15年くらい前。
おれとほぼおんなじ体型だったカレは
体重がほぼ、倍増してた。

打席の威圧感がパねえ、ぐらい。
脂肪だけでもって。
は、措いても。



おれがその会社にいた13~15、6年前。

みんなやたら仲がよくて、毎晩のようにどんちゃん騒ぎをしてた。

にょうぼうとお付き合いをはじめ、結婚するという。
おれのわりと人生の岐路に、モロかぶりしてた時期。

プロポーズをした日に、うれしくてそのまま独りで飲みに行き。
勢いあまって、カレの家へ凸してドヤ顔してた。

ということを、土曜夜のウタゲで。
カレが話してるのを聞いて、おもいだしたりとか。

「おれを徹底マークする」的な世にも奇妙な女性から。
ガチで逃げに逃げまくるのを、当時の同僚のみなさんにいろいろ協力してもらった。
(お返しに、盛り場でそれを目一杯ネタにされることを甘んじる)

みたいなことを、カレが話してるのを聞いて、おもいだしたりとかした。



いくつか前のエントリーじみた話じゃないが。

オトナになってから、利害関係なく出逢うひとたちって、得がたい。

ブログとかマラソン周辺のひととおなじく。
草野球チームってのも、おれのなかでそういうすごい重要なピースで。

3、4年前から混ぜさせてもらってる草野球チームで。
そういう、もっと前からじぶんのことを知ってるひとがいて。
そのころのじぶんを暴露されるのって。

恥ずかしいというか、ちょっとへんな感じだった。
おもいましたとさ。

よしあしじゃなくて、
「ネタ的にはおいしいけど、草野球チームでおれが築いてきたキャラはそこじゃあねえ」
的な。



なお、草野球チームにおけるおれのキャラ設定、アウトライン実例つき。
「いつまでたってもひとの目をみて、話せない」
「秩父のうまいそば屋で、ひとりだけギョーザ定食をオーダーする」

まあその。
「あえてナチュラルメーク」的な。

なにを言ってんだか、じぶんでもわからないが。
ムードでなんとなく伝われば、それでいいんじゃねえかってこともある。



。。。



野球って。
マラソンと比べて、体力的にずっとラクだ。
動かないじかん、長いし。



とおもったら、大間違いだ。
ってハナシが本題。

もう、野球合宿はどうでもよくて。
マラソン方向におもねろうとしてる。



打つ。
というか、バットを振りまわす。
ってことにかけちゃ。
マラソンと野球のつながりはまったく、ねえ。

ので平時、バッティングセンターのひとつもカマしただけで。
腕がバッキバキになる。

今回、フリーバッティングやら、ノッカーやら、した。
案の定、腕、バッキバキだ。

ボールを放る。
にしても去年も今年も、バッティングピッチャーをしてて。
上半身がバッキバキになった。

2日間で、ふつうの野球の試合で完投するぐらいの球数を投げたゆえ。



かたや。

さいきん、肩甲骨まわりをずっと意識してきた。
上半身をもっとうまく使えれば速く走れるようになるんじゃねえかって、推理して。
スピードとスタミナと柔軟性。

ちょっとは高めたつもりだった。
「姿勢よくなったね、前は猫背だったのに」とか言われる。
「背、伸びた」とか言われる。ようにはなった。

でも。
バッティングやらピッチングやらには通用しなかった。
打ったり投げたりっていうのは、瞬発力だから。
かもしれない。

ふだんやってる肩甲骨まわりのこと。
瞬発的な側面が足りないんだなって、わかった。



とはいえそれ以外は、だいたい。
じぶんイケるっておもうわけじゃないすか。

なにしろ、ふだん、走ってる。

打って、走る。
ゴロを追って、走る。
左中間に抜けた当たりを、いちはやく拾うために、走る。

来ましたよ。
きょくめん的に地味すぎるってのは措いても
独壇場に、なりうる。



と、思いきや。

打席からファーストベースまで22m強。
ガチマジ本気ダッシュ。

内野を守ってりゃ。
ゆるいゴロを前進ダッシュ。
ゲッツーとるために、全力ダッシュでベースカバー。

外野を守ってりゃ。
左中間に抜けた当たりを、全力ダッシュ。
サードゴロをサードがエラーしたときに備えて、うしろをカバー。
ショートゴロも、しかり。
ロンのモチ、全力ダッシュ。

がんばれば取れそうなフライを、
全力ダッシュで追いかける。

エトセトラエトセトラ。

これって、インターバル? レペ?
を、延々とくり返す。

ふりかぶって脚を上げて、前脚をふりだすとき。
カラダが開かないように、股関節とヒザをしぼり。
前脚(右投げなので左脚)でおもいっきり支え、上半身にパワーを伝える。

これって、体幹トレーニング?
を、延々とくり返す。



股関節バッキバキ。
モモの前も後ろも、バッキバキ。

8分ぐらいでの流し。
1000mとかのインターバル。
では、瞬発的な動きにはまったく対応でけない。
ってわかった。

そのごく瞬発的なダッシュなりのリピートと。
マラソン的なことをつなぐもの。

間をだいぶはしょって。
はしょりすぎて、つながってんだかつながってないんだかもわからなくなっちゃう感じだが。

「大きな走り」的な側面が足りないんだなと、わかった。



野球特有の動きをつづけて。
フッキン、腰も、バッキバキだ。

もっというと、全身で。
首から上と左腕以外、オールバッキバキだ。

肩甲骨なんか、痛くて寄せることすらでけない。
とてもとても、ティモテ。



そんなわけで。

もうちょっと違うアプローチで。
肩甲骨まわりの強化をキープオンすることにする。
大きな動き的なことを強化していく。ことにする。
ショゾン。

これは、数ヶ月後単位のマラソンには、かならず役立つ。
そう、みた。

これは、1日後の新横では、かならず使いものにならない。
そう、みた。。。