キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「居場所なかった」のつづき

いやあ、あれだ。
おとといのエントリー。
ものした記憶が、ねえ。

でも、「つづく」っちゃったから、つづける。


憶えてない原因をフライング的にネタばらしするならば。

帰り、モクロミどおり1駅前で下りて。
「ちょっと飲み足りないな」
っておもっちゃって。

コンビニでふだん買わない強めの酒を2本せしめて。
帰り道で飲んじゃったわけで。
すっかり、ゴキゲンに。

道すがら、こんなツイートしたこともまったく憶えてない。
とくだん、ガンダムにキョーミあるわけじゃねえのに。
なんだよ、ギャンって。


まあ、瞬間最大風速的に、おれのなかの安彦的なものが燃え上がっちゃったんだろうな。
ギャンギャンギャンギャン、音をたてて。



で、ウタゲの会場に着いたものの。

まわりはすっかりでき上がっており、わかんない方向に盛り上がってる。
テンションをあげてノッてこうと試みるも、かんぜんに蚊帳の外っていう。
「遅れて登場したウタゲ、あるある」的な。

「中2のムスコちゃんはオルスバンかい?」
なんて、隣にいた同級生オンナに話しかけ。

「心配なんだけどね」なんていうから。

逆にもう、親なんかいないほうがいいっておもってるよ。
いまごろ、羽を伸ばしてエロ動画とか見まくってんだぜ。
なんて言いながら。

そのムスコちゃんにさいきん、すきなオンナノコができたらしい。
なんてハナシになって。

それがよりによって、誰からみても高嶺の花的な感じなんだよねえ。
なんてハナシになって。

ロマンだぜ、とかテキトーにあいづちを打ってるうちに。

同級生はなにをテンパってんだか。
「気に入ったチャンネーが現れたにおける思春期のオトコノコの行動思想」
「そして、母親としてとるべき反応」
みたいなことを。
よりによっておれに訊いてくるから。

そんなことはちゃんとモテてきたオトコに訊きやがれ。
おれに訊いたってイジワルな姑が感嘆の声をあげるくらい、塵ひとつ発覚しねえぞ。

とか言ったのが、数少ないおもいで。



そんなこんなでお開きになり。
すっかりデキアガッテマスなみなさんは、12時近いってのに2次会へ。

おれとにょうぼうは、離脱。

っていうか、闘い的には。
デキアガッテマスなみなさんが離脱で、こっちがメイン。
っていう、超絶憂鬱感が場を覆う。

あれ、あの。
すげえテンション高くいろんなひとと話してたにょうぼうが。
おれと2人になったしゅんかん、テンションがた落ちする、あの感じ。
口を真一文字に結んじゃったりなんかして。

電車に乗ったしゅんかん、司馬遼太郎の長宗我部モノを読み出しちゃったりして。
「てめえなんか寄せつけるかバカヤロコノヤロオーラ」が、美輪明宏もクリビツテンギョーするぐらいドバドバあふれてる。



コレ。
おれにとっても好都合で。

アズスーンアズ新宿駅につくやいなや。
「じゃ、おれ、トイレに寄ってくから」
第1弾切り離しロケットを発動する。

やったぜ。

ネタ的にもおいしいし、なにより自由になれる。
話しかけていいんだかよくないんだかわかんない、ムダな緊張感ともオサラバできる。



安らかにトイレをかまして。
出ると、なぜかいるわけね。長宗我部モノ読みながら。
「しようがねえなあ」ってていで。

「トイレに寄ってくから、先帰ってて」
って、ちゃんとぜんぶ言やあよかった。

言葉たらず。痛恨のミス。



しようがないから、トゥギャザーで小田急に乗り込む。
トゥギャザーったって、あいかわらずの長宗我部ブロック。

っていうかもともとその本、おれが薦めたもんだし。
おれ部科学省かおれ潮社が、「夏イチっ」っていきおいで推奨しまくったもんだし。

間が持たなくなって。
「どう、元親(もとちか)は?」
とか話しかけても
「いや、いま息子の盛親のとこだし」
とか、ケンもホロロで。

そんなもん、元親だろうが盛親だろうが、なんなら友近だろうがショージキ、ドーデモイイ。
ドーデモイイわ。



そうこうしてるうちに、成城学園が近づく。

「ダンナ、和泉多摩川にチャリでしょ。おれ、歩きだから狛江で下りるわ」
第2弾切り離しロケットを
いつ発動しよういつ発動しようとタイミングをうかがってると。

「ダンナ、歩きでしょ。じゃ、狛江でバイバーイ」

制せられちった。。。

「おうよ、そのつもりだった」
とか、預言者きどってちょっとでも優位に立とうとするのが精一杯で。
何が優位かどうかも、わからねえし、それこそ友近級にドウデモイイになって。



夕飯食ってねえし。
ウタゲでもめぼしい食いものは尽きてたので。

ロケットを切り離さず、駅前で味噌ラーメンでも食ってこうかな。
不本意だけどそこをトゥギャザーしてみようかな。
お誘い、してみようかな。

なんて考えてた矢先だったので。
シゲル、くらいのヤサキだったので。

なんかこう、敗北感にまみれる感じで。

心が折れてかんぜんにギブして倒れてるのに、なおもとどめを刺しにきやがったって感じで。

池田高校はすげえって。
2対7とか打たれまくって。
「いいからこの試合、早く終わってくれ」って気分でいっぱいなのに、なおも満塁ホームランかっとばす水野。って感じで。



しようがないから、狛江でとぼとぼ下りて。
いたたまれなくなって、駅前のコンビニでいつも買わないつおい酒をせしめて。

っていう、「冒頭にもどるっ」



あああ。楽しかったとさ。
トラウマになるくらい。

いつもウタゲで夫婦ごいっしょなF-runさんとか、マジ尊敬できる。