というだけのハナシなんだが。。。
*
「くそー、またやっちまったか」と。
むろん、フトンに日本地図を描く的な
ニョーヤーのウーショー的なことでは、ない。
安定の記憶ノットアットオールを
巡航って感じでまたぶちかましてしまったんである。
*
きのう、四ツ谷で開かれたウタゲへGOした。
ブログつながりのひとたちとのウタゲ。
さいきん、Facebookで
「○年前のきょうのじぶん」の投稿を
知らせてくれる
おれが「とある村」のひとたちと
初めてリアルでお会いしたのが、去年の5月末。
声をかけていただいて、小躍りしつつもビクビクしながら混じらせていただいたわけだが。
1年経ったらもう、アタリマエなツラで、飲んじゃったりして。
あまつさえ毎度のように記憶をスコーンしたりなんか、しちゃったりしてる。
いやはや。
「なんだかなあ」だ。
もしおれが、あとうかいかかとうあいだったらたぶん、そう漏らす。
ニョーは漏らしてないが、かとうあい的なものを、漏らす。
*
ウタゲは。
応援団長、姫、ウシさん、コフコフさん、ぬまっちきくっち
で行われた。
ダーハダカの大将は急用で来られなかった。
ザンネン。
ダーハダカの大将ったって、
お、お、お、おにぎりが、だ、だ、だいすきなわけじゃないんだなあ。
は措いても。
「大将」って、なんとなく恥ずかしくて言えないクソ人見知り野郎はたぶん、おれだけだ。
もともと。
ダーハダカセンセイが「飲み行きましょう」って言ってくだすって。
やり取りをツイッター丸見えでかましてたら
「おれもおれも」
「いや、おれが」
「いやいや、おれが」
「どうぞどうぞ」って、ダチョウな感じで集ってくだすった。
感謝の尽きねえ愛すべき
*
おれは、野望を抱いていた。
「クールにキメて、ふつうにおうちかえるまでがウタゲ」
なんでだか知らないが。
とある村がらみでウタゲると、マイメモリーをロストしてしまう。
ロストというか、デリートって感じで。
とくに最近。
東京マラソン、板橋、柴又練、アワスリー、山ちゃん。。。
連戦連勝、いや、連敗だ。
もはや野望というか、社会人として最低限未満。
友達以上恋人未満って感じだ。
それってどんな感じだ?
*
おれは、野望を抱いていた。
「クールにキメて、ふつうにおうちかえるまでがウタゲ」
記憶ばかりか、おのれの存在さえも危うくデリートしかねないサッコン。
たび重なる敗戦にも不屈の闘志で不死鳥のごとくよみがえり。
(ってまあ、身から出た錆以外のなにものでもないんだが)
そのたびに戦闘力をグーンとアップさせ。
(ってまあ、どちらかというとダウンはなはだしいんだが)
オラは1つの法則を導き出した。
というのが、表題。
*
お、なんかきょう、調子いいぞ。
*
おれがメモリーをデリートしちまうとき。
途中、なにかのきっかけで必ず
「あ、きょうはすげえ楽しいかも」って、おもう。
そうすっと、
「きょうは逝っちゃいましょうよ!」って
悪いカツオくんが囁き
「きょうはひとつ、逝っちゃいますか!」って
悪いヒロシくんが呼応する。
そして、やっちまう。
なんたら性閾値を超える。
ってことは、だ。
「あ、きょうはすげえ楽しいかも」
がキョライすること自体を
デンジャラスなサインとしてキャッチしておく。
マラソンとかで途中、脳が出すウソコの苦しいですサイン。
みたいなものとして。
そういうもんだって認識しておけば
振り回されることは、ない。
楽しいもんは楽しい。変えようがない。
こちとらの対応を変えさえすりゃいいだけのことだ。
いいオトナなんだから。
いいかげん、いいオトナなんだから。。。
作戦上は、カンペキだ。
理論的に、一分の隙もねえ。
*
きのう。
出だしからやっぱり、楽しかった。
これは必ずヤツが来るな。
おれは踏んだ。
そして来た。
「あ、きょうすげえ楽しいかも」
明確にどのシーンで、どのトークに反応して
とか、憶えてるくらい、パキッと、来た。
「やあやあ、お待ちしておりました」
ぐらいの度量の大きさを誇示して、迎え入れる。
。。。
はずが。
おれを甘く見てもらっちゃ困るんである。
ウタゲ、楽しい。
酒、うめえ。
いまを、楽しみたい。
というわけでございまして。
たけしなていで。
連敗記録更新。
*
朝、目が覚めてからは機敏だった。
「スマホはあるか?」
「財布はあるか?」
「金はちゃんと払ったか?」
「定期券はあるか?」
「生傷はないか?」
「服は破けてないか?」
「変なことツイートしてないか?」
2分ぐらいで、確認を終える。
すべて、セーフ。ふーっ。
*
ただ。
ヒトサマのツイッターに、店の前で撮った集合写真がある。
そんなのいつ撮ったんだ?
明らかに目が酩酊してるひとが、独りいる。
ヒトサマのブログに、シューズの集合写真がある。
そんなのいつ撮ったんだ?
ジョグもしねえ仕事帰りなのに、ランシュー履いてるバカが独り、いるぞ。
右のこめかみのあたりが痛い。
どっかにゴッツンコ、したくさいぞ。
変なこと、喋ってねえだろうな?
誰かを不愉快にさせたり、してねえだろうな?
どうせ忘れちゃってんだからついでに、中途半端に思い出したくもねえぞ。
ところで。
記憶をデリートするほど飲んだはずなのに
二日酔いはまったくないぞ。
*
記憶の断片。
「団長はいじられることが大すきで、いじられたくてうずうずしてる」
うすうすおもってたこと。
松坂大輔風にいうならば、自信が確信に変わった。
「姫って言うことに、実はご本人は内心ご立腹なんじゃないかとビクビクしてたケド、そうでもない」
うすうすおもってたこと。
松坂大輔風にいうならば、自信が確信に変わった。
「初対面でしかも、まったく酒を嗜まないのに、付き合わせちゃってゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」
ウシさんにおもったこと。
高嶋政伸風にいうならば、「申し訳ございません」。
「すぐ隣に座ってたにもかかわらず、話すときはやっぱりまっすぐこっちを見るぜ」
コフコフおもってたこと。
そして、記憶力がやたら、いい。毒をもっと吐いていただきたい。
松坂大輔風にいうならば、自信が確信に変わった。
「5kTTの前の日だけ、いやに都合よく飲みすぎるよね。そして中止になるよね」
ぬまぬまおもってたこと。
松坂大輔風にいうならば、自信が確信に変わった。
*
そんなわけで。
次こそはじぶんのオトナな部分を見たい、見せたいっ。
チャレンジは、懲りずにつづける。
いいオトナに、おれは、なるっ。