キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

悪くはなかったよね

きょうはいちんち。
アタマんなかを、こんなイメージがぐるぐるぐるぐる、まわってた。


楽しいことも、幸せなことも
ひとっつも経験したことがない。

いや、どちらかといえば。
つらく、悲しいことばかりだった。

子どものころから
どんくさいからと
醜いからと
蔑み疎まれつづけ。

やがて最初から存在してなかったかのように
誰もおれを相手にしなくなった。

どんなにがんばってはたらいても
ただただ、借金が増えてゆくだけ。

挽回するには、もう齢をとりすぎてしまった。



昼下がり。
アスファルトを容赦なく叩きつける
どしゃ降りの雨のなかを
トボトボ、傘もささずに歩く。

ああ、何かくたびれたなあ。
電信柱にもたれて座り、
たばこに火を点け、煙を深く吸い込み、ゆっくり、吐き出す。

「何ひとついいことなかったなあ。
でもおれの人生、けして悪くはなかったよね」

初老の男は、静かに目を閉じて
深い深い眠りについたのだった。。。



。。。



コレ。
小説だかドラマだか映画のワンシーンだったか。
誰かが唄ってた曲の一節だったか。
はたまた。
めくるめくおれの妄想、大爆発劇場での上映だったか。

さっぱり、わからない。



んだが、きょういちんち。
アタマんなかを、こんなイメージがぐるぐるぐるぐる、まわってた。

で、よくわからないケド。
そんな、踏んだり蹴ったりっぽいなかで
「でも、けして悪くはなかったよね」
って総括できちゃう。

そのある種の幸福観というか
器のデカさというか果てしない穏やかさが
ものすごくカッコいいなっておもった。



きのうのかまってちゃんエントリーとか。
SNSとかで、たくさんメッセージをいただいた。

こんなのなんか。
あまりにもうれしすぎて
50回くらいくり返し読まさしてもらった。

50回は言いすぎた。
48回ぐらいかもしれない。
ホントは、2回ぐらいかもしれない。

ファッ! に、2回!?

ゴール後、等々力競技場で撮ったシューズ写真。
いまここにそれを持ってきますか!
って感じだった。シビレタ。



ジツは。
おれも名指しでそんなようなこと書こうと、ちょっと企ててた。
でも、書かなくて心底よかった。

あまりの表現力の足りなさに。

書きたかったこととぐんぐんずれてくか
まったく逆のことを書いてしまったか
真夜中のラブレター状態になってしまったか
そのぜんぶになってしまったか
したことだろう。

絶対的な自信が、あるっ。



そんなわけで。

なにごともなく。
いやいや、なにごとだらけで。
ぶじ、シジュウからシジュウイチの境界線を乗り越えた。
乗り越えられたんでした、とさ。

全方位的に、感謝の念にたえない。
末長く、感謝の念、してく。
末長く、シクヨロ。



おまけ。
きょうの帰り道にて。
20150424