キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

地味を集めるみたいなこと

かすみがうらから。
もう4日経ったんだなあ、ってのと。
もう遠い昔の出来事みたいだなあ、ってのが。

ゼツミョーに入り混じってるサッコン。


フルを走り終えたあとは。
しばらく走らないことにして。
その走らないで浮いた時間なり、労力なりをほかにさしむけよう。
とおもってたんだが。

なんだか、きのうの朝、むしょうに走りたくなった。

「きょうは走らなきゃ」
っておもってる日って、あんがい走るのやでやで。
なんとか走らないで済むよう、口実探しの旅に出たりするくせに。

「とうぶん、走る筋合いはねえ」
っておもうと、やけに走りたくなるこの感じってなんだろね。

なんでもねえよ!
志村けんなていで。



とりあえず朝10時。
キロ6ぐらいで7kぐらい、走ることにした。

意欲は高いが、カラダはなお、バラバラ。
キロ6がつれえのつらくねえのって。

なにも考えずに走るのって、たのすい。

なにかを考えながら走るのもたのすいが
なにも考えずに走るのって、たのすい。

なんで「なにも考えずに」のくだりをくり返したのかは、わからんっ。
たった4日前にキロ1分半以上はやいペースで走ってたとか、ウソコっぽい。

まあ、ウソコみたいなもん、なんだけどね。



「平日の朝10時からジョグするって、有閑マダム?」
って、どうしても昭和な言葉を遣いたくなっちゃって。

「脱サラ」的な。

脱サラしたひとって、なんでもれなく、そばを打ちはじめるんだろうね。
「財テク」してんのかな。
「ひゅーひゅーだよ」って感じなのかな。
「ビフテキ」食いにいくのかな。
「日曜大工」に精をだしてんのかな。

「脱サラしたから、日曜大工ったって、おれはサンデー毎日なんだよ!」
とかぬかしちゃったりしてんのかな。

どー・でも・いい。



13時半すぎから。
家庭訪問。だったんである。

にょうぼうが4月から異動して、クソ忙しいってんで。
どうせクソ忙しくなくたって、おれにやれってんでしょってんで。

ガッコのセンセイを、まちかまえた。
リビングをやけに掃除して、まちかまえた。

ムスメは5年生。
担任のセンセイは、去年とおんなじだ。

去年は見ず知らずで、
しかもこの時期に家庭訪問ってことは
本人(ムスメ)のこと、家族のこと、センセイが情報をインプットする場だって自覚で。
やたらベラベラ、情報をギブしてたんだケド。

今年は担任のセンセイ、だいたいわかってる。
ムスメのことも、おれんちも。

どうしたもんかと。



敵さんもすっかり慣れたようすで。
ダイニングテーブルにすわるなり
「ななこちゃんって、お父さんにクリソツ、ですよね」
とか言ってくる。

帰りぎわにも
「やっぱりななこちゃんて、お父さんにクリソツ、ですよね」
とか言ってくるので。
よっぽど間がもたなかったのか
ムスメを「顔だけファンタジスタ」育成システムに入れようとしてんのか。

わからねえ。



あ、コレ、永遠にダラダラ垂れ流すパターンだ。
ちょっと、気をつける。

担任のセンセイは、30いくかいかないか、たぶんいってねえんだろうな
っていうチャンネーなので。
なんだかちょっとキンチョーしもしてたし。

おれがね。



「小4のときと小5のいまと、かかわりあいかたとか、心掛けて変えてるとこってあんですか?」
一見、中身がありそうで、どう転がってもどうでもいいようなネタフリをしてみる。

ほかにも、そういうたぐいの質問っていうか、会話のタネを投下してみる。



あ、コレ、ブログ的におもろくなんない
って、わかった。

まあそのダイジェスト版でお届けすっと。
「いつきてもおかしくない思春期」
「ガッコのアンタと、おうちのおれさまちゃんは、来たるべきムスメ(ども)の思春期にどう対応してくもんか」

みたいなことで、やけに意気投合する。
チャンネーと意気投合。した。
しましたとさ。ってだけのハナシ。



マラソンを走ってて40kぐらいの、いちばんキツいとき。

「○○が足りないなあ。もうちょっと××しとけばなあ」とか
心底、おもう。

○○には、スタミナとか体幹の筋力とか根性とか、入る。あくまでたとえば。
チョメチョメには、ロング走とかフッキンとかフカキョンとか山城新伍とか、入る。あくまでたとえば。

マラソンってけっきょく。
とマラソンを語れるホド、ちゃんと取り組んでるわけでもないが。

マラソンってけっきょく。
日々の地味を、地味にコレクションしてくことだとおもう。



「雨降ってるから、きょうは走るやーめたっ」
ってなるのは、まああるとしても。
それを走りにいったからエライとか、やーめたっだからダメだとは
いちがいには言えないが。

「きょういちんちぐらい、やんなくても変わんねえよ」
ってなりがちなフッキンのなかの1種目とか、駅の階段の一段ぬかしとか。
そういう、やったからといって劇的に効果を生み出すわけでもない。
みたいなことを、いかに地味ーにつづけられるか。

ってことだとおもう。



なんか。こういう物言いすっと。
忍耐づおくつづけるのチョータイヘン感に満ちあふれるわけだが。
タイヘンタイヘンヘンタイって、ケツばっか追いかけてしまいそうになるわけだが。

あと、7分11秒。

「1コで1分、タイムを縮められる」
って、考えたら、どうだろう。
って、なんのロジックもなく、おもいついちった。

地味を7ケ、集める。
7ケって多いようで、わりと少なくてすむ。

「フッキンのなかで、遠回しにしちゃいがちな1種目をやる」
やればやったで、たったの30秒ぽっち。
これで1分。

「おうちから駅まで、意識高い系って感じで、ちゃんとしたフォームであるく」
これでも1分。

とか。

7ケ集められたら、走力は。
あと11秒分、アップさせりゃ、いいと。



増やすことと同時に、減らすことも大事で。

「○○をやめる」っての1ケに含めちゃえばいい。

「まいんち3本飲むのを、1本にする」とか。
やめてねえじゃんか。減らしてるだけじゃんか。



地味なこと。

いちんちだけやるとか、1回やる。だけなら誰でもでける。
ずっと続けてこそ、意味があるってもんで。
家事、みたいなもんで。

そりゃ、走らずに1分も縮まるって甘いオハナシなんだから。

おれ、なにがいいたいんだろうね。