どっかで一度ちらっと触れたことあるが。
おれのラッキーカラーは「黄色」
だった。
*
ところできょうは。
不整地をゆるゆるキロ7で5km弱走っただけ。
オネカンをガシガシするか
23kぐらいをペース走するか
って当初のモクロミだったんだが。
どうも。
フトモモの奥のほうにキンニク2.5
くらいのキンニクツウ。
左ヒザの上のほうにひっかかるようなイワカン。
あくまでもイワカン。
腰にもやけにイワカン。
痛めたわけじゃない。
あくまでもイワカン。
があったゆえ。
*
なので「ザ・電脳」って感じで
コンピューターおばあちゃんよろしく
ネットに貼りついて、各地のマラソン大会をF5連打してた。
ツイッターやランナーズアップデート
ブログの速報なんかをみてると
なんだか特別な感情がリュウキリュウキ、してきた。
しょせん他人事。なのに。
これまで数ヶ月のトレーニングとか
きょうのレースに臨む想い
チカラのかぎり駆ってるさま
みたいなことにおもいをめぐらせ。
っていうか、勝手に妄想して
心のなかで大号泣、してた。
よくわかんないイワカン
のリカバリーしてるおれ。
との彼我の差っていうの?
そういう決定的な差、にちょっとくやしくもなった。
おれもあすからがんばろう。
と、心の底からおもいました。とさ。
しょせん他人事。なのに。
*
しょせん他人事。
じぶんの人生とはあんまり関係ないことに
よくもコウみなさん、アツくなれますなっ。
っていうかおたく、ジツはそんなに関心ないんでしょ。
おれは、まっったく、関心、ありまっせーん。
みたいなサッコン。
おれにはしょせん他人事。
であるところの
ヒトサマが走ってるさまに
よくもコウ、アツくなれますな
ってな、いちんちを過ごしたんでしたとさ。
ポエム、おしまいっ。
*
ところできょうは2。
あだち充の『MIX』を読み返してた。
ってなんの変哲もない日曜。なんだが。
単行本の巻末広告。『クロスゲーム』の。
これ、すごくね?
『クロスゲーム』読んでなけりゃアレだが
天才だ、これは。
*
いいから、本題は?
早くはじめやがれ、っていう
ひさびさの、コウ、ね。
*
おれのラッキーカラーは「黄色」。
ソースは、ねえ。
とくだん黄色がすきなわけでも、ねえ。
なのに何でラッキーカラーかというと
「黄色をおれのラッキーカラーにしよう」
と決めたから。
学生のころ。
ある日とつぜん色神さまが降臨して
「あ、おれは黄色ねっ」
って、することになった。
*
だからといって。
黄色を意識したり身につけたりしたとき
なんかラッキーだったかとかは、ねえ。
ただ、ココ一番は黄色を身につけるようにした。
よって。
おれにラッキーなことが起きるとき
かならず身辺には黄色があった。
ただ。
それの倍以上おとずれるアンラッキーなこと
が起きるときも、身辺にはかならず
黄色があった。
っていうね。
ともあれ、黄色のラッキー率は
10割10分10厘であることに
なんの変わりも、疑いの余地も、ない。
わけだ。
*
ところが、最近。
おれの黄色がかすんできた気がする。
ひょっとするとそれはもしかして
パンチ強すぎじゃね?
とも無縁ではない。のかもしれない。
それとたまたまときをおなじくして。
「おめえ、ピンクが気になってしようがねえだろ?」
のピン神が降臨してきてる。
「おめえ、ピンクが気になってしようがねえだろ?」
禁断のテキスト色、小細工しちゃう、ぐらい。
*
そうなんである。
クンピをおのれのラッキーカラーにしよう
と、おもいたっちゃったんである。
おもいたっちゃったのジツは3ヶ月ぐらい前
なんだが、措く。
*
ピンクってやつあ、むつかしい。
難関だ。
ひとことでピンクといっても
さまざまなピンクがあり
そのピンクチョイスを間違うと
ただの「派手になりたいおいさん」になっちまう。
「Gジャンを着こなす」
ぐらい、難関のピンク。
*
ところで。
おれのいままでの人生。
わりと青かった。
桃尻っていうだけあって
蒙古斑のひとつもなかったケド
そのわりにケツの青いままだケド
身につけるものもわりと青かった。
青、黒、茶、緑。
そんな感じだった。
*
というのも、子どものころ。
果てしなく赤系の服がにあわない
紅顔の人見知り少年だったからだ。
厚顔、でもあったが、くだんねえので措く。
親に
「アンタはホント、赤系が似合わないわねえ」
と言われ
「おれは赤系が似合わないサダメなんだ」
って、すり込まれてもいった。
しぜん、赤系のものは
0次関門で除外するようになっていった。
すきとかきらいとかでは、ない。
文化が熟成されなかったんである。
*
とーこーろーがっ。なんである。
くまさん・イン・ザ・フォレスト。
パクられてうれしい、はないちもんめっ。
は措いたとしても。
きょう、いつもにも増してよく措くよね。
は措いたとしても。
*
年輪を重ねた。
っていうと、ていのいい感じだケド。
シジュウの声を聞くようになったころから
なんだか、レッドへのチャレンジがしたくなってきた。
ソ連にぶっこんだる。ぐらい。
関係ないケド、アレなのね。
ムスメとか「ソ連」っていっても
「はぁ~?」なのね。
平成16年生まれ。
当然ちゃ当然だケド、軽くアタマ、クラクラするよね。
「長嶋茂雄、誰それ?」
って世界なんだもの。
地球、動いてるよね。
*
シジュウの声を聞くころ。
なんだか、レッドへのチャレンジをしたくなってきた。
ためしに、そんなに着ないであろう
ジョグ用の厚手のジャンバー。
赤いのを試着してみた。
わりと、似合わなくも、ない。
っていうか、カッコいい。
通常の3倍のスピードで走れそうな気もする。
どことなく、キャスバル的に。
「おれ、やっと赤に追いついた!」
っておもった。おもいましたとさ。
ムダに年輪を重ねて。とうとう。
*
赤にすっかり自信をつけたおれさまちゃんは
難攻不落のピンク城に攻め入ることにした。←イマココ。
ピンクってのは、むつかしい。
なにしろ、ひとことでピンクといっても
さまざまなピンクがある。
って、上で言ったな。まあいい。
フリルの似合う淡いピンク。
女性誌に効果的に使われる、ショッキングなピンク。
「な」べつにいらなくね? はさておいても。
桜のピンク。
レディーのピンク。
ちょっとだけよの加トちゃんピンク。
注視すると、世の中わりとピンクにあふれてる。
ってことに気づく。
*
それだけに。
ピンクチョイスを間違うと
ただの「派手になりたいおいさん」になっちまう。
Gジャン、ってある。
ありふれてる。
ありふれてるケド、むつかしい。
着こなせてるひとってじっさい
0割3分ぐらいじゃん。
そんなGジャン、くらい、
難関のピンク。
*
おれはいま、ピンクを落としたい。
「おとしてみせーるっ」
世良公則ぐらい、イキゴンがイキゴンでる。
てめえのラッキーカラーとして
手の内に収めたい、とおもってる。
*
いくらラッキーカラーったって。
全身ピンクを心がけたら
そりゃ、ただの林家だ。
写真をバチバチ撮ったり
ヒトサマの誕生日をマメに暗記したり
しなきゃなんない。
効果的なピンク色ってどんな色?
とともに
効果的な使いかたはどんなん?
っていうのも、大いなる課題となってる。
試運転として、去年。
ランニングシューズを一足せしめた。
これは模範解答として
なかなかのセンじゃないかとおもってる。
基調はブラック。
シューレースとか舌べろとか、随所にクンピ。
っていう。
色合いは、薄すぎもせず濃すぎもしない。
でいて、「このクツの印象は?」
って訊かれたら、黒っていうよりピンク
って言うでしょ、でしょでしょ。
ぐらいの存在感。
*
そんなわけでおれの後半生(?)。
「じじいのくせに、なぜかやけにピンクが似合う」
苦みばしったおいさんを目指すぜっ。
いつもありがとうございます!
でもブログ、青系のままじゃんか。
ポチっすると、だんだんピンク系になってく
かもねかもねそうかもね(↓)