マラソンが速いひとの共通点って
フトモモがリッパでかっけえ
ってことだとおもう。
ただ太いんじゃなくて、なんというか
断面積が広そう、というか
断面、みてみてえっ。
って感じなんである。
ちょっと違うかもわかんないケド
現役時代の若乃花、ハナダマサル氏
みたいな。
わかりづれえな。
*
でいて、ヒザから下は、細い。
つまり、
ムダに地面を蹴ってない。
ということ。
背中からフトモモ含めて、胴体主導だ
ということ。
カラダのデカイ筋肉を有効活用してる
ということ。
なんだろうね。たぶん。
*
そんなわけで、おれも。
断面、みてみてえ、みたいな
フトモモづくりをしようとおもいたった。
いまはただのごぼうだが。
フロム・ごぼう・トゥ・虎上大作戦。
road to マサルシ。
*
だからって、
筋繊維を太くするために
重りをかついでスクワットふんふん
やるわけじゃあ、ない。
それで太くしたとこで、
マラソンが速くなるのかは、はなはなだギモンだし。
*
なんかこう。
きょうはどうしても、ちゃんこダイニング
じみたいらしいね。
からめずにはいられない。とか。
*
で、こっからは妄想100なんだケド。
いわゆるすげえ筋トレをやるでもなく
かっけえフトモモを手に入れるには
どうすりゃいいんだろうと、考えた。
自重のみだが、スクワットも再開した。
胴体で走る、みたいなことを心がけてもいる。
「おれの脚はヘソぐらいから生えてる」
みたいな意識で走る、とか。
*
なんか、細かいことをひっくるめると。
こっからどんどん抽象的になんだケド。
ひとつは「カラダの後ろはんぶんを常に意識する」
ってことなのかなとおもった。
んでしたとさ。
ふつうにあるくとき。
ドローインするていでせすじをのばすと
腰とケツ、フトモモの後ろがよく使える。
とか。
階段を上るとき。
前モモで上へひっぱりあげるんでなく
ケツと後ろモモで下から引き上げる感じ
とか。
*
もうひとつは、股関節。
だよねー。
みよちゃーん。
っておもった。
幸か不幸か、もともと
おめえ、硬度10の悪魔将軍か!
ってぐらい立位体前屈-20cm
の鋼のカラダを持つオトコとして。
運動不足との絶妙なハーモニーにより
股関節がとくに固まっちったな
と、感じてる。
*
スクワットすると、股関節にも効くじゃん。
運動不足に持ってきて、
ちゃんとしたフォームでジョグしようとすると
股関節がいちばん疲れる、じゃん。
そういえば、股関節はフトモモの付け根じゃん。
じゃあ、股関節を制すれば、
フトモモも制せられるじゃん。
アッー!
と、気付いたんである。
*
そんなわけで、
フトモモに、おれは、なるっ。
とくに後ろのほうな。
ってのを、当面の目標に据えた。
饐えつつ、据えた。
けして吸わないケド、据えた。
*
前に、チョーケージンタイエン。
って焼肉屋みたいなものになやまされたとき。
フトモモいじめりゃいんじゃね。
って気付いてやってみたら
それからそんな焼肉屋に入ることはなくなった。
ばかりか、マラソンのタイムが速くなった。
*
「フトモモに・・・」
ナドト、いま世紀の大発見したていで
エラソーにまくしたててはいるが、
けっきょくおんなじようなケツロンに
たどりついただけっぽいわけで。
意識してはたらかせてみるだけで。
たちまち脚が速くなる
なんて魔法は効かないケド。
心なしかフォームを安定させやすくなった
ような。気もする。
フロム・ごぼう・トゥ・虎上。
はてさて。どうなるんでしょー、かっ?