キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ムスメの学芸会ってなんかホロッとしちゃうぜベイベー

まあ、表題以上のことはビタ一文ないんだが。
あれって、何なんだろう?


とくに4年生になってから、ムスメは。
みるみるオンナっぷりを上げてきてる。
ような。気が。する。

オネイサンになってきて。
たまに後ろ姿とか
にょうぼうと間違えたりする。
ようにもなった。

親ばかとしては。
親フーリッシュとしては。
coolish
成長がうれすい反面。
「もうココまでで、いい!
スターーップ!!!」

っておもったりも、する。
ショージキ。



小学校の学芸会ってのはおもろいもんで。
よくも悪くも学芸会的だ。

今年、ムスメの学年は
「裸の王様」の劇をやったんだけど。

「まあぁ! 王様の衣装ぉ、なんてぇ、すばらすいぃ~!」
学芸会特有のセリフの大仰な抑揚はいいとして。
日常ではまずないフリをつけたりする。

アタシには見えますってていで
ゆびをメガネみたいに丸めて
目の前にもってったり。

「まあぁ!」ってときに
おめえ四十肩を予防してんのかってぐらい
腕をグルッと大きく旋回させたりする。



その世界にじぶんをなじませるのに
ちょっとリハビリが要ったりする。
ってこと、ある。

長年エロ本ばっか読んでると。

ひさびさにかしこまった純文学でも
読んでみっかなあってなったとき。

アタマの文学スイッチを押さないと
さっぱし溶けこめねえ。
ってなる、ああいう感じの。



「エロ本」って言葉を
最初に考えたひとは天才だ。

「エ・ロ・ホ・ン」
たった4文字で
これだけ物事を的確に言いあらわし
世界中のひとびとに、果てしない夢と
かぎりなく広がるロマンを運んでくれる。

パーフェクトな4文字。
そんな言葉、おれは、ほかに、知らない。

そういう。
「おっめえ、うっすい人生だなあ!」



「王様は裸じゃんか!」
子ども役のコドモがカタルシスをもたらし
劇は終わる。

最後にみんなで唄をうたう。

ココで。ですよ。
おいさんの回想シーンがはじまるのは。

純くんが泥のついた1万円札を握りしめ
古尾谷雅人が運転するトラックに揺られながら。

「えーっ。ここで暮らすんですか!
電気がありませんよー!」
「暗くなったら、寝るんでーす」

「水道もありませんよー!」
「毎朝、川に水を汲みにいってもらいまーす」
ぐらい。

「さよーならー、1980年ー!」
ぐらい。



ムスメは短いセリフひとつの役だったケド。
国民Fみたいな端役だったケド。
口を大きく開けて、元気にうたってる。

そういえば赤ん坊のころから
おうたをうたうのが大すきだったなあ。

1歳のときから保育園に行ってるのに
文句のひとつも言わないよなあ。

遠足の前の日、ワクワクしすぎて
コーフンのあまり、眠れなくなっちゃって
はしゃぎすぎて逆に疲れて寝ちゃう
とか、よくわかんない予定調和
してたよなあ。

おととしの学芸会は
学校に行ってから具合が悪くなっちゃって
顔を真っ青にしながら、
どうしてもやりたいって
最後までやってたよなあ。

今年。けさ、チョー元気なのに
「具合悪くなんないかなあ?」
とか、いらねえ心配してたよなあ。

家から送り出すと、いつものように
謎のダッシュをかましてったなあ。

よく、ここまで大きくなったなあ。



ホロッとしかける。
隣ににょうぼうがいるので
グッと、こらえる。

なんでもないふうを、よそおう。



そうそう。
あすは川崎で、こういう(↓)。
IMG_1968
寒くなってきておもったんだケド。
暑熱馴化の逆ってのもある。

さみい! をエイヤーってふりはらって
外に出てゆく、みたいな。
デービスJr、みたいな。

すげえ暑がりと、すげえ寒がり。

偉大な才能を兼ね備えるおれさまちゃんには
走るの走んないの、DOTCHなの!?
そのつど一大決心が求められる。

徐々になれてかないと
DOTCH!? にすら至らない。っていう。

うっかりしてたらもう、そんな季節。



今夜、ジョコ×コリの決闘もある。
たぶん、フルをガチで走る
ぐらいの気合いで、みちゃうんだろう。

土曜夜、バーチャルフル。
日曜、ハーフ。
たいしたセット練、ですわ。