キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ぼっち練前半は、快調そのものをご開帳ってな感じだった

11月ぼっち練の、つづき
今回はおれ、120分LSDをやろうと乗り込んだ。

何たって、意識だけは高いわけですよ。
じぶんの軸をけしてぶらすことなく
いまやるべきだとおもったことを、やるわけですよ。

どうにも。遅刻の言いわけくささ満点だな。


11月ぼっち練atキョーコ、もとい皇居。
ようやく、走りだす。



とりあえず、スタート直後。
こ、こんなん、ビジネスじゃんか。
「はんたいのさんせいな~のだ~」状態。
おめえら、ボッチでもぼっちでもねえよ。

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なんかこうもはや、人智のおよばない
サムシング・グレートによる何らかのチカラ
を感じる。
ざるをえない。

まあ、おれもこの小宇宙のひとつだから。
さらに後ろから見たらさらにウゲゲ
なんだろうケド。



3連休のなか日。
LSDをするつもりで臨んだ。
ってのはさっき、言ったな。

1日目 オネカンで坂道をガッコンガッコン。
2日目 LSDで疲労抜き&セット練として。
3日目 軽くスピード練をやる。

という皮算用。
まあ、実行したのは2日目だけで
毎度、何やってんだよって感じだが
プラス思考(ポエム部ね)、する。



このぼっち練。

最初の1周、
たのぼっちとくるぼっちが融合した
勇者ぼっちとお話しさせていただいた。

一度、ウタゲの席でお会いしたことはあるが
おれさまちゃん・オブ・どろどろに酔っぱらった後
だったので、
静かににこにこしてらっしゃる像しか浮かばない。

そんな、しらふ的初対面。



おれが村に入ったのは今年の春。
ほかのかたのブログを見てると
勇者ぼっちのおなまえがひんぱんに出てくる。

んだが、ご本人はすでに
村から町へと旅立ったあとだった。
伝説の「裸(ら)ーのかがみ」を探して。

かどうかは知らないが
そんなわけで、勇者ぼっちじたいが
おれんなかで伝説の「裸ーのかがみ」
みたいなもんだった。



パスワードを与えられたものだけが
拝謁をゆるされる勇者ぼっちブログ。

いつも拝読してて
むつかしいことをわかりやすく解説してるので
じぶんまでアタマよくなった気分になれるが。

ショージキ
おれ・オブ・アタマくるくるぼっち
には、処理し切れてない。心身ともに。
ほんとうに、申し訳ないことに。

パスワード、おれから剥奪してくださーい。
って、言いたいぐらい。
いやいやいや、イッツ・ジョーク。

と、なつかしのペルリなていで。
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チャンス・ハズ・カム!
とばかりに、もっかの悩みを相談した。
「フカキョンはボキュのこと、好きになってくれるでしょうか」と。

勇者ぼっちの言葉は、
おれぼっちの琴線ぼっちにタッチした。

「変に気ばらず、『とりあえず3.5クリアすりゃいいじゃん』ぐらいで臨む」
「総走行距離を求めず、休むときは休む」
「おさんぽで疲労を抜く」

まじ、おれにとって玉音だった。



「3.5をクリアすりゃとりあえずOK」は
そうおもってた時期があって
そんなじぶんの生ぬるさがイカンガー
と、憤ってたこともあった。
タンザニアの高地で。

でも、そのころといまの状況は違う。

そのころは記録が伸びないジレンマ
あるいはディレンマにイラつきつつ
どうしてもうまくいかないあげく
「3.5をクリアすりゃ」で妥協してた。

いまは、調子がよかったときと現状の
もろもろのギャップに戸惑っている。
現状を受け入れて、ベストを尽くすしかないじゃん。
って言われてると、解釈した。

すっと、肚に、落ちた。

そのおよそ1時間後、
たいへんなことになる、肚に。



勇者ぼっちは
最初の1周をキロ7ぐらいで併走してくれて
2周目から、あんたは赤い彗星かってくらい
通常の3倍のスピードで疾駆してった。

「ウォーミングアップに1周もかけるのー!」
って、驚いた。まず。
すげえひとは、すげえと。



そうそう。

容れものぼっちからコレ
勝手に拝借しちゃう。
けいすさんから拝借
前々から気になってたんだケド
おれ、腰が落ちて猫背なんだよな。
とくにゆっくり走るとき。

左の着衣ゼンラがすごくいい姿勢なので
よけい、トホホなのがきわ立つ。

まじ、いいベンキョーになった。



キロ7のLSDぼっち。
2周目からは
ゼンラ、容れもの、おれさまちゃん
の3人になった。

いや、3人じゃなくて
1人と、1人と、1人。
悪魔で。いやいや、あくまで。



2周目以降はとくに
容れものボッチとお話しさせていただいた。
いや、お話しじゃなくて。
独りごとと、独りごと。



おれは、容れものボッチの
フルのタイムが不思議でならない。
何かひとつきっかけがあれば、
あと1時間ぐらい、よゆうで縮まる、とおもう。

それだけのパッションと
練習の量&質。とおもう。

何でおれが上から目線なのかわからないし
あんまそれ言うのも、クソおこがましいので
「何かひとつきっかけがあれば~」
のくだりだけ、チラ見させといた。

それすら言うのをためらったバケラッタが
せっかくいろいろお話しする機会、
もとい。
独りごとと独りごとを飛ばしあう機会
言わずにはおれなかった。

それをここで言うのも
どうかとおもうけどねえ。



なんてことをしてるうちに、3周目の後半。
桜田門をくぐったあたり。
すぐ後ろについていたゼンラが
「あーーーっ!」って叫んでる。

ゼンラの絶叫を耳にしたのは
陣馬山でしりもちをついて以来、のこと。

なんだろうと振り返るスキもなく
おれさまちゃんの横を音速の貴公子が
駆け抜けていく。

まさかの勇者ぼっち。
おれらを周回遅れ送りに。



おもむろに。
ゼンラが勇者のあとを追いはじめる。
カメラを掲げて。
容れものも、あとにつづく。
カメラを掲げて。

おれは、何てことしてくれちゃうんだ。
とおもった。

勇者も、ゼンラも、容れものも。

つづく。