(フル)マラソンは42.195kmじゃん?
それより長けりゃ
「ウルトラ」マラソンっていう、じゃん?
2分の1なら「ハーフ」マラソン
4分の1なら「クォーター」マラソン
っていう、じゃん?
それはわかる。
でも「3kmマラソン」って
なんか、おかしくね? という。
*
「マラソン」という言葉は
走る競技としてのマラソン以外に
「長いもの」を表す形容詞としても、もちいられる。
キョリだったり、手間だったり。
かかる時間だったり。
「マラソン落語会」とか
「マラソン野球試合」なんていう。
ホントか?
いまテキトーにつくっただろ? はーい。
それは、わかる。
わかるケド、
ココとはあんま関係ないので、措く。
*
これはたぶんに
「じぶんがフルマラソンを走ったことある」
から感じるとおもうんだが。
とりあえず
「3km」はマラソンではない。んで。
「毎朝、3kmのマラソンしてる」
とか言われると、
なんかヘンだなとおもっちゃう。
*
上の「マラソン落語会」みたく
「長い」をあらわす形容詞とすっと
3kmって、
走ったことないひとからすりゃ十分、長い。
ただ、果たして
キョリ的なハナシだけなんだろうか。
そうである気も、
それだけではない気も、する。
「アナタが毎朝してるのは
マラソンじゃなくてジョギングでしょ」
って気もする。
おれが抱いてるイワカンに
あえてコリクツをつけると。
*
むつかしい、こういう感覚的なもんだい。
「いちいちうっせーな」
「んなもんいいじゃん、どうでもよくね」
の範ちゅうを出るもんでは、ない。
*
子どものころ、学校の行事で
「マラソン大会」ってあった。
いまから考えりゃちょっとヘンだが
そういう固有名詞だって考えりゃ
合点がゆかなくも、ない。
*
ジョギング(ジョグ)とランの違い
ってのもあるんだけど、こことは関係ないので、措く。
コレ、最近匂わせツールとして
ひんぱんじゃね。
*
そういえば、部活で
ジョグのこと「ジョック」
って言ってたんだが、
あれは何だったんだろう。
いまでも、書き言葉では「ジョグ」
喋り言葉では「ジョック」っていう。
「ジョック」って言ってるひとがいると
「あ、中学とか高校で運動部だったんだな」
とおもう。
これもこことは、関係ないな。
関係、ないね。柴田恭兵。
昭和61年とか、そんくらい?
ジョグするひと→ジョガー
ジョックするひと→ジョッカー
「イーーッ!」
って叫びたくなっちゃう、ライダー的に。
も、どうでもいいね。
関係、ないね。
*
あとあと。ふとおもったのは。
マラソンって。
「走る」んだろうか。
「する(おこなう)」んだろうか。
「出る」んだろうか。
っていう。言葉の遣いかたとして。
どうでもいいとおもってんだが
いきがかり上、いちおう。
マラソン自体に「走る」ってのを、どっかで聞いただか見ただか
って意味が含まれてるから
「マラソンを走る」はおかしい。
したことがある。
それが正しいのかそうでないのかは、知らん。
ただの解釈の違い。
「マラソンを走る」
おれはよゆうで遣う。
「マラソンを走って、ハーフも10kmも走る」
とか、遣う。
いち種目として、
42.195kmのレースという意味で。
いや、「長いキョリを走る」種目で
「42.195km」だとしたら、「フル」かな?
考えだすと、よくわからなくなる。
ここまで言っといてナンだが、
わりと、どうでもいい。
感覚的なもんだい80ぐらいなので
むつかしい。