キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

授業参観に行ってきたんだが、廊下に貼ってあった学年ぜんいん分の感想文がおもろくってついついぜんぶ読んじゃったっていう、何のおもしろみもないただの日記なんだぜ14秋

授業参観。小4ぐらいになるとまた
おもしろいなあとおもったってハナシ。

表題のとおり。
ほんのり北の国からっぽいのは、
ぜひぜひスルー方向で。

まあただの日記なので
ブログ的にはつまんないとおもうが
とりあえず。


きょうは
午前中、坂道をガッコンガッコン走る予定
だった。

んだが、朝起きたら
授業参観があるということが判明。
行かないわけには、ゆかない。
キョーミ本位100、的に。



そんなわけで
坂道ガッコンガッコンは
坂道ガッコンていどに変更し
午後に挙行したわけだが、措く。



みた授業は算数。
「暗号文を解読する」というもので。

最初は
あ行=1、あ段=1で「あ」=11。
「キクチ」なら222342デスネ!

って、ポケベルかよみたいなものだったが
最終的にわり算の商とあまりが
行と段に当てはめられるっていう

おれいま小学生じゃなくてよかったー

な、むつかしい授業だった。
いや、おもしろいんだケド。
おれが小学生だった30年ぐらい前には
こんなんなかったよなあと。



こんなんなかったなあと。
ていどの感想を胸に抱き、次の授業中
廊下をあやしげにうろつく。



廊下には4年生ぜんいんの発表の紙(?)
が貼ってあった。

感想文。

何篇かある詩のなかから、
お気に入りのを1篇えらんで
感じ入った部分に赤線などひっぱったりして

どうしてその詩をえらんだか
どうしてそこに赤線を引いたか
を書く、という。



わかりづれえな。
こういうの、
画像があれば一発なんだけどな。

でも、
授業中にパシャって音たてる
わけにもいかないし
個人情報個人情報かまびすしいご時世
なんか言われたらめんどくさいので
カツアイ。



おもしろくって
おもわずぜんいん分、
つぶさに読み込んじった。



小学校も4年生ぐらいになると
個性がより際立ってくる。

「優等生ぶって(ホントに優等生なのかもしんないケド)、いかにもそういうアレだよねってとこに線を引き、いかにもそういうアレだよねって感想が書いてある」
のもあれば。

「じぶんと重ね合わせて共感してる」
のもあれば。
「言葉の切り取りかたがバツグンにうまい」
のもあれば。
「言葉のリズムに着目してる」
のもあれば。
「この恋心みたいのにキュンとしました」
ってマセガキ的なのもある。

あるいは
「なんだこの、小4にして小34のおれより100倍字がキレイなのは!」
ってのもあれば
「端に添えた絵が、へったくそだけどものすごいセンスを感じるぞ、おい」
ってのもある。



わかりづれえな。
こういうの、
画像があれば一発なんだけどな。

でも、
授業中に……以下同文。



おれのハートにゲットオンしたのは2つ。

ひとつは、
織りなす言葉を韻としてではなく
ダジャレとして受け取り
あまりにも楽しみすぎている男子。

もうひとつは、
「あ~お~い~そ~ら~に~
く~も~が~な~が~れ~る」
みたいな詩に対して、
「このゆったり感が私はすきです」
みたいなことを書いてた女子。

ともに、たまたまかもしれないが
えらぶ詩がみんなわりと似かよってるなか
その詩をチョイスしたのはそれぞれ
その2人だけだった。

というのが、まず好感。で、
「わりとまじめに鑑賞しましょう」
的なフンイキなのに、むやみに同調せず
てめえの個性をいかんなく出してる
ってのも、なんかいいなとおもった。

おもいましたとさ。



わかりづれえな。
こういうの、
画像があれば一発なんだけどな。

でも、
授業中に……以下同文。



じぶんの小4ころのことを
おもいかえしてみますれば。

とにかく目立とうとして
ナナメなチョイスをして。

やってるうちにじぶんのなかで
どんどんおもしろくなっちゃって
悪ノリして。

それこそダジャレ的なものや
ちんこうんこ的なものを抽出し。

それを提出して、呼び出され。
「おまえ、ほんとうにそれでいいのか、あーん」
って担任にすごまれ。

すっかりビビり返り。
やり直して。けっか

なんのおもしろみもない
なんの感性のスルドさも感じられない
チョー平凡な感想文に終始する。

みたいなことだったとおもう。
いつも。



そういう意味で
上の2人みたいな「やりきった」のって。
その一本スジとおった感じとか
小4っていうか子ども特有の感性を表現できる感じとか

なんかものすごくいいなあっておもったんである。
チャンチャン。