高尾山で「ぼっち練」をしてきた。
というののとりあえず、さわりだけ。
いつもぼっちでジョグしてるのに
なんでことさらぼっち練したって書くのか
じぶんでもさっぱり、わかんない。
*
ほったんは、ほかのひとのブログ。
『よろしければ、一緒にぼっち練しませんかー?』
と書いてあったことに
運命的、というか呼ばれている的なもの
を感じた、ゆえ。
なんでそう感じたのか
さっぱり、わかんない。
でも。
東京イチ、いや関東イチのぼっち
を自負しているおれさまちゃんにとって
このうえなく挑発的な文言であることは、確かだ。
ぼっちと聞き
「おれが行かなくていったい、誰が行く!」
って、反射的におもっちゃった。
もちろん「一緒にぼっち練しませんかー?」
という、高度なムジュンをはらんだ日本語の意味ナド
さっぱり、わかんない。
*
朝7時15分、中央線の相模湖駅に集合。
いやいや、集合じゃなくって。
「ぶらっと相模湖駅に行ったら
たまたま、おんなじようなひとがいた」
なんでそんなに朝早いのか
さっぱり、わかんない。
改札を出ると、ピンクのTシャツを着たひとがこうやって立ってた。
アッー! もとい、あーっ!
お会いしたこともないのに
辻なんとかよろしく「やっと逢えたね」
って気になった理由は
さっぱり、わかんない。
ピンTのひとは
「やっぱり来ましたね」と
さわやかなスマイルを浮かべながら
近づいてきて、握手を求めてきた。
どういうつもりかさっぱり、わかんない。
が、ともあれ、おれがゴルゴ13よろしく
「利き手を相手にゆだねる危険な行為はしない」
などとうそぶくスナイパーじゃなかったことは
カレにとって、きわめてラッキーだった
といって、いいだろう。
ガッチリ、シェークハンド!
*
改札には、たまたまおんなじようなひとが
何人かいた。ほんと、たまったま。
だいいち、知り合いとかならもっと
仲よさげに話すだとか
和気あいあいとしてるはずだ。
*
ひとつ。
ガチでさっぱりわかんなかったのは
トレイルランニング。
いやいや。
ほかの「さっぱりわかんない」が
やらせとか、そういうことじゃなくて。
*
トレイルランニング。
やったことないし、
さしてキョーミもないため
何を用意すればいいか、
どういうふうに走ればいいか
ちんぷんかんぷんだった。
当然、コースも走ったことがないから
いま、じぶんは道程のどこらへんにいて
このあと上るのか下るのか、すら
さっぱり、わかんなかった。
*
でも、みんないるから
ついてきゃ、なんとかなんだろ。
とおもった。
ぼっちなのに。
さっぱり、わかんない。
*
というわけで。
ほとんど出オチ的にもう
エッセンスを語り尽くしちゃった気が
しないでもないが。
にもかかわらず、
トレランじたいはまだ
スタートさえしてないんだが。
わからないことだらけなまんま
つづくっ。