キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

2014年冬春シーズンのジョグ総括2

総括のつづき。
2014年冬~春シーズンのジョグ総括1(2014/04/25)

インデックスを再掲。
各論から、サクサクいきたい。
といいつつたぶん、そうはいかねんだろケド。
出走レースと総評→前エントリー。

収穫→ココカラ。
1)自信の回復
2)坂道コースの開拓
3)ピッチ上げるの取組スタート
4)中長期の見通しが立った

気づいたこと
1)すべてはポイント練のため
2)月間走行距離なんか関係ねえ
3)ロング走不要論?



収穫1) 自信の回復

いきなりナニ観念的なこと言ってんの?
ごもっとも。

ただ、なんだかんだ
ジョグって自信が統べる部分がデカイ。
とりあえずウンチクは省くとして

調子がいい→記録が出る→気分が上がる→より濃いトレーニングができる

みたいなこと、ある。
2月の終わりごろからそういう、好循環にノレた。

で、話をすりかえすりかえ、
「おれは“今年はずっと”絶好調だ」
と決めつけようとおもう。

かつて
「ジャンケンではパーしか出さない」
「おれのラッキーカラーは黄色」
と決めつけたように。



すげえ大事なことなのでトップに持ってきたが、
具体性に乏しいのでこんくらいにしとく。

つづきは気が向いたらいずれ。
「そんなん誰も読みたくねえ」なていで
総観念的色のジコマンエントリーででも。



収穫2) 坂道コースの開拓

自信回復のアイキャッチ的な要因を
挙げるとすれば、コレ。

上り坂をほげ~と言いながら駆け上がり、
下り坂をこけそうになりながらもブレーキかけずに駆け下りたことで、
フトモモと心肺を効果的に鍛えられたし
フォームチェックもできた。

坂道コースを開拓してみた(2014/02/22)

UCを積極的にやったのも、この一環。
アーバンなクロカン2013(2013/10/29)

とくに坂道コースなんか、まだやり出したばかり。
今後も適度にゴンゴン推進する。

○ムリしすぎてケガしたり
○夏場だからってぶっ倒れたり
○止まり切れずに事故ったり
○曲がり角のハナでチャンネーと正面衝突コッツンコして、チャンネーが手に持ったレモンで一杯の紙袋をぶちまけちゃって、それをスンマセンスンマセンっていっしょに拾って、おんなじレモンを取ろうとして手が重なってあっ! てなって、予期せぬトレンディードラマが始まったり
○それがチャンネーかとおもったら、にょうぼうだったんでしたチャンチャン

てならないように。



収穫3) ピッチ上げるの取組スタート

かすみがうらの直前、
3月も半ばになってから急に気づいたこと。
ピッチのハナシ序(2014/04/08)ナド。

まあ、長い目でみて
ゆるいジョグから取り組んでこうとおもう。

うまくいけば、フォームの改善全般に寄与するだけでなく
向かい風だか追い風だか、
上り坂だか下り坂だか、
序盤だか終盤だか、
余裕あるときだかないときだか、

フォームにバリエーションを持ってて
状況に応じて変えられる
ってのは、ちょっと魅力的なんじゃないか
なあんて考えてる。

一部のスキもない妄想、として。



収穫4 )中長期の見通しが立った

トレーニングの仕方。メニュー。
いままではタイムを縮めるにつれ
次のステージに行くために、こう(↓)考えてた。

「今後さらに縮めるためには、もっとがんばんなくちゃ。
月間走行距離を増やして、走る頻度も増やして
ロング走もガンガンやって、ペースもさらに速めて」

要するに、何も見えてなかったってこと
なんだケド。



今回、PBがいっぱい出たことで
いまんとこの大目標であるサブスリーは
「この延長線上で十分可能じゃないか?」
とおもえるようになった。

いやコレ、
とんだ見当違いかもしれない。
いまの延長線上にはせいぜい
3時間ヒトケタしかないのかもしれない。
サブスリーのひとが聞いたら
ヘソで茶を沸かしちゃうぐらいのドンキホーテ
なのかもしれない。

ひょっとしたら。



まあ、またゆきづまったときは
そのときで。

またしても観念的な物言いになるが。
暗中模索ばっかで爆発的な飛躍を求めようとするんじゃなくて
目的地までの道程が薄ぼんやりとでも見えたことで
おもう存分ソレに乗っかっていける。

というある種の安心感は、ハンパない。



例によって、ムダに長いだけで
内容が薄いが、つづける。




気づいたこと1 )すべてはポイント練のため

週単位のごく短期的なサイクルでいうと
「ポイント練習でどれだけ追い込めるか」
だけを考えた。

ポイント練習は水曜と土曜。
日曜がレースの場合は、水曜と日曜。
だいたい
水曜にUC。起伏のあるコースを走る。
土曜は、坂道コースかハーフ以下のペース走。

じゃあ水曜以外の平日は何やってたかというと
「苦痛なぐらいゆっくり走る」

フォームを崩さないことだけ注意して
全身を脱力して、疲労やらハリやらをぜんぶ
足の裏から地面に放出する気分で走る。



一週間のサイクル。青写真はこんな感じ。
ま、実際は「土日のどっちかでポイント練習やる」
とかってグダグダなんだがな。

月 つなぎキロ7前後のUC
火 休み
水 ポイント。UCをTTじみて
木 つなぎキロ7前後のUC
金 休み
土 ポイント。
日 LSD or TT or レース




いままでは平日も走るとなると
しだいにペースを上げたりなんかして
「ぜんぶポイント」みたいなことになってた。

「せっかく走り始めたんだから、もったいないじゃん」と。

で、けっきょく
ホントのポイント練でチカラが出し切れない、と。



この着想のモトはジョグ関連の新書なんだケド。
なかなか実行ができずにいたあるとき、
司馬遼太郎の神が降りてきた。

あやふやな記憶だが、『坂の上の雲』によると
日露戦争で日本が勝ったのは
勝負どころに火力を集中したから。

攻守ともまんべんのない布陣をするのではなく
「ココだ!」ってトコに全精力をつぎこむ。

そう。
ココぞ! ポイント練ぞ! と。



そう考えたら、
ポイント練以外の日は
ポイント練に火力を集中するための準備
と割り切れるようになった。



するとフシギなことに、走る頻度も増えた。

いままでは
「週に3日は走ろう」とおもいながら
なかなか実行できなかった。

それが「水土に目一杯追い込むぜ」と考えると、
前日に足慣らししとかなくちゃ。
翌日にリカバリーをしなくちゃ。
となる。

頻度が増えたのはたぶんに、
「かすみがうら直前期の締切効果が織り成すハーモニー」
も含まれるが、副産物として
いちおう。



気づいたこと2 )月間走行距離なんか関係ねえ

いまのおれは走行距離でいうと、明らかに少ない。

今年に入ってから、
レースを入れてこんな感じ(↓)。
1月=191.5km
2月=212km
3月=298.293km
4月=225.993km


別に今回とくべつ、少ないわけじゃない。
3月なんか生涯最長不倒だ。

いちおう、総括1とおんなじカレンダー画像貼っとく。
2014_01-04

月間走行距離。
よくこんなことが言われる。
サブ4は200km
サブ3.5は250~300km
サブ3は300kmを24ヶ月
が、違うんじゃね。と。



「だっておれさまちゃん、素質あるもん」

と言いたいのではない。
そんなもん人一倍ないのは
誰よりもおれさまちゃんがいちばんよくわかってる。

最長不倒の3月すら300kmに満たないのは
深い考えがあったわけじゃあ、ない。
できなかった、のだ。

ホンネを言えば300km走りたかった。
「月間300km走ってますっ」って
よくわかんないけど、ちょっとカッコイイじゃん。

今年の最初は300km×12月=3600km
以上は走ろうと決めていた。ぐらい。

3月は走る頻度も、一度に走る距離も
いまのじぶんのギリギリMAXやってみた。
でも届かなかった。



そのとき、
「おれのキャパってそんなもん?」の反面
「ちょっと待てよ?」とおもった。



がんらい、
てめえが全方位的に凡才であることには
揺るぎない絶対的な自信がある。

なのでジョグにかぎらず
「質はもちろん大事だが、量がともなってこその質でしょ」
と考えてる。

そんななのに、300kmという量がともなえない。
そんななのに、とりあえず200~250kmといわれてるサブ3.5は大きくクリアしてる。

「つうことはもしや、そもそも
目安とされてる量の相場がおかしいんじゃね?」
とモソモソおもい至った。

少なくとも
一般的には合ってるのかもしれないが
おれさまちゃん的には合ってない
と割り切ることにした。



月間走行距離については
あらためて場を設けてまた考えてみたい。

とりあえず現時点でのケツロンは
「月間走行距離ってのはあくまで結果論。
目標値じゃねえ!」



やっと、ラスト。
もう、今シーズン、ちょっと調子よかったからって
雄弁だこと雄弁だこと。。。
独りよがりだこと独りよがりだこと。。。



気づいたこと3 )ロング走不要論?

これも結果論。
ちょっと刺激的にぶち上げてみた。



にしても。
かすみがうらに向けた4ヶ月
30km以上のロング走は、「40km走」
のつもりで臨んだ板橋のフルを含めて、たったの2回。

いわゆる日々の練習では、たったの1回。



しかもその1回。3/8なんだけど
キロ5分半という余裕のあるペースで
走力というよりは心のスタミナ強化として臨んで
あげく、ドロップアウトしてる。

3/8のJogNote。
http://www.jognote.com/days/20364402
ペースをあまり気にせず、心のスタミナ養成を試みる。が、25kmぐらいでなんとなく飽きてしまった。あとは休んだり歩いたりよりゆっくり走ったりしながら何とか帰宅。すごく疲労したわけでもどこか痛めたわけでもないんだが。。。
だってさー。



1年でいちばんの勝負レース
11月末のつくばマラソンでは
ここ2、3年。

10月からはじめて3、4週間前まで
毎週土曜の30~35kmペース走をくり返す。
ということを最大のポイントにしてきた。

ムロン、ボッチなので単独走。

回を追うごとに設定ペースを上げ
シーズン最後のペース走を終えるころには
相当なベースアップを実感できた。

こりゃ不可欠だわい、と考えてた。

にもかかわらず今シーズン、なんである。
にもかかわらずかすみがうら、なんである。



今回はロング走の代わりに
3~4週に一度、「収穫2」の坂道コースをおこなった。

いくら坂道で追い込むとはいえ、全長27.4km。
それも坂道は全行程の3分の1足らず。

毎週水曜のUCだって、起伏だらけとはいえ
全長20km足らず。
一般道なので、1回だいたい計10分ぐらい
信号待ちで休みもする。

これら自体の効果があるかないかと言われれば
間違いなく、あった。



じゃあ、ロング走はほんとうに不要か?
というと、そんなこたないはず。

ロング走をやるやらない以前に
ひょっとしたら自力が上がってただけなのかもしれない。

今回も従来どおり毎週末にロング走やってれば
ひょっとしたらかすみがうらで
もっと速く走れたのかもしれない。

そんなもん、知るかっ。



だいたい、いちばん練習すべき時期
超一流のアスリートも40km走とか
ガンガンやってる。じゃん。

彼らは、
最先端の科学と理論に基づいてるはずだから
不要なはず、ない。

どころか、不可欠な、はず。

川内クンだって、
ふだんどんなトレーニングしてるか知らんが
ロング走代わりにあんなにガンガン
フルマラソンのレースに出てる。じゃん。



というわけで
「何をどのくらい」はまた別な意味で
ヒッジョーにキョーミ深いテーマではあるが、措く。

いま、客観的事実としてあるのは
「おれが」
「今シーズン」
「ロング走をろくすっぽおこなわず」
「PBを10分以上縮めた」
だけ。

くり返すが、そのアンサーは
「だっておれさまちゃん、素質あるもん」
ではけして、ない。

なぜなら。
てめえが全方位的に凡才であることには
揺るぎない絶対的な自信があるっ。
からだ。



長え。
こんなの、喜んで最後まで読むのは
書いたおれぐらいじゃね。

なんてギモンを大いにはらみつつ。

ひととおりまとめて
やっとシーズンが終わった気になれた。
近々、今度は次シーズンのプランでも。

今度こそ、簡潔に。。。