明けて、かすみがうらマラソンまで1日。
今回はなぜか、メラメラ燃えてるんである。
あんまりイレコミすぎるとロクなことにならないので
なるべく感情を起伏させず、
穏やかに過ごそうとしてる。
こんなのははじめてかもしれない。
できれば青白い、静かなホノオを
燃やしたいところ。
*
アオイホノオ。
でありたい。
あらまほし。
*
シシュンキにさしかかるころ
まだ芸能界はアイドルが全盛だった。
たのきんとか聖子ちゃんにはちょっと遅れたが
アキナちゃん、キョンキョン、イヨちゃん、ナンノちゃんなどなど、
「こいつらぜったいウンコなんかしない。
コーモンがあるとしても、それはレプリカだ!」
みたいな感じで、文字どおり偶像(アイドル)として
崇められてる、みたいな感じだった。
クラスを二分、三分する抗争がくり広げられるなか
おれはだんぜん、斉藤由貴、だった。
*
なんですきだったのか憶えてもない。でも
いまでもサイトウユキって名前聞いただけで
胸の奥がちょっと、キュンとする。
テレカなんか集めちゃったりして。
部屋にカレンダー貼っちゃったりして。
レコードとCDの端境期だったので
もってるレコードとおんなじシングルの
CDを買い直しちゃったりなんかしてっ。
*
なもんだから
10年ぐらい前だったか、昼ドラかなんかに
おばちゃん役で出てきたときは
絶望の底に叩き落とされた気分だった。
何世代かうえのひとにとって
いっときリバイバルで天地真理が出てきたときのあちゃー感って
こういうことだったのねと、
骨の髄までしみてわかった。
斉藤由貴はその後
夢を壊さない方面に転換してくれたので
ホッと胸をなでおろしたが。
*
『めぞん一刻』なんてマンガがすきで
いまでもたまに読み返したりする。
家族が不在、または寝静まったのを見計らい
BGMにコレを流して、ひたりまくる。
フランソワーズ・サガン、ですな。
いよっ、仏文!
*
んなわけで、
ホノオ、アイドルときたら脊髄反射で
コレがキョライするですよ(↓)。
スケバン刑事、ぜよ。
*
シシュンキのころは魅力にからめとられて
まったく気にもとめなかったんだが
「白い炎」
っていったい、どんな炎なんだろう。
「最後のファイブが押せなかったテレフォン」だの
「ためらいばかりを閉じこめたダイアリー」だの言ってるので
たぶん、淡い片想いのうた
であることはマチガイないんだろうケド
そういうきょくめんでの内なるメラメラが
白って、どういう燃えかたなのか
イマイチ想像がおよばない。
*
まあ、そんなこんなで
じゃっかんのギモンを抱えつつ
甘酸っぱく穏やかに
きょういちんちを過ごそうとおもう。