かすみがうらマラソンを走ってきた。
例によって何回かにわけるが
ここではとりあえず、2つだけ言いたい。
と、その前に、ジャーン(↓)。
====
*
3時間11分23秒(ネット)
3時間12分19秒(グロス)
ちなみに、記録証をクリックすると、
ラップがみえるていどまで拡大される。
*
おかげさまで
ってなんのおかげさまかは知らんが、
先月の板橋のPBを5分半あまり更新。
レース経過は次エントリーで、でも。
*
レース経過をふり返る前に、
ここでは2つだけ言いたい。
*
1つ目。
記録証から、ハーフ通過は1:40:42。
グロスね。
グロスとネットの差は56秒なので
ネットだと1:39:46。
後半のハーフは1:31:37。
今回も見事、ネガティブスプリット。
それはまあ、いい。
*
ハーフマラソンのPBは先月の立川ハーフ、
1:31:18。
もう一度くりかえす。
きょうの後半のハーフ、1:31:37。。。
*
立川ハーフはテキトーに走ったわけではない。
なのに、19秒しか変わらねえじゃんか。
よくいえば「スタミナがあるんですね」
ホンネは「なんじゃ、こりゃあ」
優作な、ていで。
ある意味、自信にはなったが、
「それならハーフ、もっといけんじゃね?」
と。
*
2つ目。
こっちが声を大にして言いたいこと。
スタート直前。
スタートラインに並んでるとき、
土浦市長が挨拶をしてた。
「かすみがうら」マラソンなのに、
なんでかすみがうら市長じゃなくて
土浦市長なのかは、よくわからん。
そんなことはどーでもいい。
*
挨拶のなかで
「来年は参加者3万人をめざす」
と高らかに言っていた。
ちょ、ちょっと待てよ、と。
*
今年の定員は、
ウェブサイトの大会要項によると。
フルマラソン18,000人
10マイル5,000人
5キロ2,000人(先着順)
盲人の部定員は設けません。
車いすの部フルマラソン15人
合わせてだいたい25,000人強。
きょう参加したひとならわかるとおもうが
スタートゴールの川口運動公園は、
おしなべて足の踏み場もないぐらい
ひとであふれていた。
公園内の常設のトイレのほか
野球場のグラウンド内など
仮説トイレもけっこうな数が準備されてた。
にもかかわらず、トイレには長蛇の列ができ
おれは25分待った。
ぐらいの、あふれかえりぶり。
*
これって、いまの会場のキャパではすでに
明らかにさばききれないレベル。
来年、市長の夢が実現するならば、
さらに5,000人が上乗せされる。。。
というか、もろもろ無視して
「定員3万人」って言っちゃえば
すぐ実現するんだケドね。
*
あのう。
東京マラソンはじめ、
規模ってのはたしかに、ステータスのひとつになりうる。
地域活性化の契機としてのマラソン大会。
という意味では、当日だけでも
地元にそうとうな金が落ちることだろうし
人数を増やせば落ちる金も比例して増えるはず
と考えるのもわかる。
なんだケド。
そういう右肩上がりな発想って
すごく前時代的だとおもうのだ。
まじめっぽいのもくやしいので、
「のだ」はバカボンパパなていで。
*
かすみがうらマラソンの魅力って
東京から日帰りできるキョリなのに
地元のひとの手づくり感いっぱいな
あたたかさに触れられること
だと考えてる。
すごくいい意味で「田舎くさい」ことが
ものすごい魅力。
とくに
折り返してから霞ヶ浦畔の生活道路をとおるとき
数えきれないほどの私設エイドが用意され
沿道に暮らすひとたちが
飲みものや食べものを手渡ししてくれる。
絶え間なく、声援を送っていてくれたりする。
飲みものや食べものなんか、
朝早起きして、用意してくれたりなんかしちゃってるんであろう。
ものすごくありがたい。
ものすごーく、ありがたい。
そんなことを勝手に妄想しちゃって
走りながら本気で泣きそうになる。
というか、きょうは実際に涙が出てきて
はずしたグラサンをあわててかけ直した。
ぐらい。
*
名も知らぬおばあちゃんとかの
そういうやさしさに触れられるのがうれしくてエントリーしてる。
といってもけして過言ではない。
おととしから参加しはじめて
去年も、今年も。
*
規模拡大するのは、いい。
主催するほうだって、
かすみがうらマラソンを盛り上げたいし
地域を活性化したいと
方法を考える。
当然のこと、だ。
おれなんかが口を挟む余地は、ない。
でも、もしホントに拡大路線を継続するなら
ちょっといろいろ考えちゃうかもしれない。
*
勝手に言わしてもらうと、
拡大して国内屈指の規模をほこるより
参加者をいまのはんぶんにして
地域のひとも参加者もほのぼのと楽しめるほうが
かすみがうらマラソン
らしいとおもうんだがなあ。
どーなんでしょ。