キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

2つだけ言わしてくれ 2014かすみがうらマラソンその1

かすみがうらマラソンを走ってきた。
例によって何回かにわけるが
ここではとりあえず、2つだけ言いたい。

と、その前に、ジャーン(↓)。
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140420かすみがうら記録証
3時間11分23秒(ネット)
3時間12分19秒(グロス)

ちなみに、記録証をクリックすると、
ラップがみえるていどまで拡大される。



おかげさまで
ってなんのおかげさまかは知らんが、
先月の板橋のPBを5分半あまり更新。

レース経過は次エントリーで、でも。



レース経過をふり返る前に、
ここでは2つだけ言いたい。



1つ目。

記録証から、ハーフ通過は1:40:42。
グロスね。
グロスとネットの差は56秒なので
ネットだと1:39:46。

後半のハーフは1:31:37。

今回も見事、ネガティブスプリット。
それはまあ、いい。



ハーフマラソンのPBは先月の立川ハーフ、
1:31:18。

もう一度くりかえす。
きょうの後半のハーフ、1:31:37。。。



立川ハーフはテキトーに走ったわけではない。
なのに、19秒しか変わらねえじゃんか。

よくいえば「スタミナがあるんですね」
ホンネは「なんじゃ、こりゃあ」

優作な、ていで。

ある意味、自信にはなったが、
「それならハーフ、もっといけんじゃね?」
と。



2つ目。
こっちが声を大にして言いたいこと。

スタート直前。
スタートラインに並んでるとき、
土浦市長が挨拶をしてた。

「かすみがうら」マラソンなのに、
なんでかすみがうら市長じゃなくて
土浦市長なのかは、よくわからん。

そんなことはどーでもいい。



挨拶のなかで
「来年は参加者3万人をめざす」
と高らかに言っていた。

ちょ、ちょっと待てよ、と。



今年の定員は、
ウェブサイトの大会要項によると。

フルマラソン18,000人
10マイル5,000人
5キロ2,000人(先着順)
盲人の部定員は設けません。
車いすの部フルマラソン15人

合わせてだいたい25,000人強。

きょう参加したひとならわかるとおもうが
スタートゴールの川口運動公園は、
おしなべて足の踏み場もないぐらい
ひとであふれていた。

公園内の常設のトイレのほか
野球場のグラウンド内など
仮説トイレもけっこうな数が準備されてた。
にもかかわらず、トイレには長蛇の列ができ
おれは25分待った。

ぐらいの、あふれかえりぶり。



これって、いまの会場のキャパではすでに
明らかにさばききれないレベル。

来年、市長の夢が実現するならば、
さらに5,000人が上乗せされる。。。

というか、もろもろ無視して
「定員3万人」って言っちゃえば
すぐ実現するんだケドね。



あのう。

東京マラソンはじめ、
規模ってのはたしかに、ステータスのひとつになりうる。

地域活性化の契機としてのマラソン大会。
という意味では、当日だけでも
地元にそうとうな金が落ちることだろうし
人数を増やせば落ちる金も比例して増えるはず
と考えるのもわかる。

なんだケド。
そういう右肩上がりな発想って
すごく前時代的だとおもうのだ。

まじめっぽいのもくやしいので、
「のだ」はバカボンパパなていで。



かすみがうらマラソンの魅力って
東京から日帰りできるキョリなのに
地元のひとの手づくり感いっぱいな
あたたかさに触れられること
だと考えてる。

すごくいい意味で「田舎くさい」ことが
ものすごい魅力。

とくに
折り返してから霞ヶ浦畔の生活道路をとおるとき
数えきれないほどの私設エイドが用意され
沿道に暮らすひとたちが
飲みものや食べものを手渡ししてくれる。

絶え間なく、声援を送っていてくれたりする。

飲みものや食べものなんか、
朝早起きして、用意してくれたりなんかしちゃってるんであろう。

ものすごくありがたい。
ものすごーく、ありがたい。

そんなことを勝手に妄想しちゃって
走りながら本気で泣きそうになる。
というか、きょうは実際に涙が出てきて
はずしたグラサンをあわててかけ直した。
ぐらい。



名も知らぬおばあちゃんとかの
そういうやさしさに触れられるのがうれしくてエントリーしてる。
といってもけして過言ではない。

おととしから参加しはじめて
去年も、今年も。



規模拡大するのは、いい。
主催するほうだって、
かすみがうらマラソンを盛り上げたいし
地域を活性化したいと
方法を考える。

当然のこと、だ。
おれなんかが口を挟む余地は、ない。

でも、もしホントに拡大路線を継続するなら
ちょっといろいろ考えちゃうかもしれない。



勝手に言わしてもらうと、
拡大して国内屈指の規模をほこるより
参加者をいまのはんぶんにして
地域のひとも参加者もほのぼのと楽しめるほうが

かすみがうらマラソン

らしいとおもうんだがなあ。
どーなんでしょ。