キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ヒットの延長線上

野球選手への常とう句な問いのひとつに
「ヒットの延長がホームランか、
ホームランの打ちそこないがヒットか」
というのが、ある。

プレースタイルのことを訊ねつつ
野球への取り組み方、哲学を問う
なかなかキョーミ深い質問だ。



フルマラソンを走るひとってだいたい
レースでハーフとか10kmとか
もっと短い距離も走ることでしょう。

きょうのエントリーはそうやって
フルマラソン目線から
勝手に決めつけることで進める。



上記の問い。おれは
「ホームランはヒットの延長線上になんかあるわけないし
ホームランの打ちそこないは、ヒットじゃなくて凡打でしょ」
とおもってる。

ヒットを打つスキルと
ホームランを打つスキルは
まったくの別モノなはずだ。

そう。まるで、
短距離走と――、
長距離走のように――。

あらら、フシギ。

こうして、我れの田んぼに水を引く。
わけですな。



短距離走、とはいかないまでも
5000mとか10000m、ハーフマラソン。

それらとフルマラソンは、
ホームランとヒット程度に
似て非なるものとおもう。

何を言いたいかというと
どれも速くなろうとするのは間違いではなかろうか
ということ。



とかく、マラソンを走ると
5000mとか10000mも速くなりたいと、おもう。
キョリが短くて取り組みやすくもあるし。

ただ、それはあくまで
「マラソンが速くなるため」に帰結しないとならない。



フルマラソンはヒット
ハーフ以下はホームラン
として。

じぶんのターゲットがフルマラソンなら
3割5分、5本を目指す。
5000mがターゲットなら
2割5分、40本を目指す。
とする。

両方をめざしたらたぶんけっきょく
2割7分、18本ぐらいで終わるんだろう。

なお、打率3割5分、ホームラン40本
を実現しちゃうハイブリッドは、措く。
そんなスーパーサイヤ人は
どうぞ、好きにお目指しくださいませ。



でも、
イチローのフリーバッティングは
柵越えだらけらしいじゃん?
あれはなんなの? と。



そんなこと、知らん!
本人に訊いてくれ。



そんなわけで
フルマラソンが速くなりたいおれは
夏~秋のシーズン、
今年もスピード練習をおこない
ハーフ以下のタイム短縮を目指す。

コレ、
まさかのガラガラガッシャン。
ではない。

ホームランの練習をするのは
強い打球を飛ばせるようになるため。
打球が強く、速くなればより
野手の間を抜きやすくなるはずだ
みたいなもん。

けっかとして
5000mとか10000mとかハーフの
タイムが伸びたら、うれしい。

それぞれ目標タイムも、ある。
あくまで、フル短縮の一里塚、として。



そういう意味では
「最終的にフルマラソンをやりたいケド
トラック、ハーフと徐々にキョリを伸ばし
満を持して乗り込むぜ」
って、ひょっとして
ものすごい遠まわりなのかもねん。