キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ピッチのハナシつづき

マラソンのピッチについて、つづき。
ピッチのハナシ序(2014/04/08)

ここでは
○「経済性」の解釈
を中心に。



まず確認。じぶんのために。
また長ったらしくなるのをおそれつつ。

「ピッチを早くする」のは
「マラソンのタイムを縮める」
という目的の、ひとつの手段にすぎない。

別にピッチを変えなくても
タイムが縮まればぜんぜんかまわないし
ピッチを早くしても
タイムが縮まらなければ意味がない。

いまはたまたま
ピッチを早めりゃマラソンのタイムが縮まるんじゃないか
と考えてるというだけ。

目的「マラソンのタイムを縮める」
があり、
その手段として「ピッチを早める」。

じゃあ具体的に何をやるかまで
触れたい。
触れられればいいな。
触れられるかな。



能書きばっか、うるせえ。
いいからさっさと、本題に入りやがれっ。



「経済性」の解釈

ジョグの「経済性」というのは
身体的な効率のこと。

これは各自異なるものなので
前のエントリーで挙げた
「じぶんの走りやすいピッチで走るのがけっきょく、いちばんいいんじゃね」
はチョー正論。

ただ、
「ピッチを上げたい」とするバヤイ
「走りやすい」の範ちゅうでの最大値
に近づけたい。

「経済性」が高い
=走りやすいなかでの最早なピッチ
と解釈しておく。

さいはや。





野球の中継ぎピッチャーが主人公の
『グラゼニ』3巻P.48に、こんな図表がある。
グラゼニ

パソコンのカメラで撮ったら
画像が粗すぎてナンだ。
見づらいので、テキストで補完しとく。
1コマ目
だいたい「投手」ってモンは
スピードが上がれば

2コマ目
それに反比例して
コントロールは落ちるもの

3コマ目
問題はどこのバランスを取るか?
(交点より手前で
「今まではここらへんかな?」)

4コマ目
今はここらへんに行ってるかも・・・
(交点より先)
以下このストーリーのあらすじ。
(ネタバレ注意)
うざかったら、とばしたほうがいい。



■あらすじココカラ↓

スピードがないので
コントロールを重視する
主人公、凡田夏之介。

そこに、
前の年で11年間の現役を引退、いまは
バッティングピッチャーとスコアラーを
している先輩が現れる。

「野球は日々進化してる。
夏之介も野球界で生き残るために
レベルアップしてくひつようがある。
つまり、スピードを上げろ」
と。だいたいこんな感じ。



先輩は夏之介に
バッターに速い球に感じさせられるよう
フォームの改造を提案する。

先輩のアドバイス、むげにできない。
ノリ気じゃないながらも試す夏之介。

提案されたフォームは
「バッターから球の出どころが見にくい」もの。
球速もじっさい、10km/h近く上がる。

そのフォームで
相手バッターを打ち取りまくった。
相手バッターを詰まらせることもあった。



バッターを詰まらせる。
これは夏之介がしばらく味わったことの
ない経験だった。

ピッチャーとして、じぶんの球に
バッターが詰まった当たりをする
というのは、快感である。

夏之介の意識は、よりスピードに向かう。
そのため、コントロールは
以前よりアバウトになっていた。
(上の画像はここらへんでのもの)



しかし、相手もプロ。
すぐ研究され、手痛い一発を食らう。

そして夏之介は、
じぶんの生きる道はやはりコントロールだと悟り
元のフォームに戻すのであった。

「先輩が30歳前に引退せざるを
えなかった理由がわかりましたよ」
などとつぶやきながら。

■あらすじココマデ↑



ここでいう
「スピード」と「コントロール」は
マラソンの
「ピッチ」と「走りやすさ」
に置き換えられる。

もともとピッチが遅いひとが
ピッチを早めれば
速く走れるケド、走りやすさは下がる。

みたいな。



走りやすさというのは
フィジカル面だけでなくメンタル面に
与える影響も小さくない。

ピッチを意識して走ってみて気づいたのは
確かに上下動が少なくなり
一歩一歩の衝撃が少なくなった
ということ。

ペースアップやキープが
少ない労力で済む
ということにも気づいた。

浅学なので
「そのバランスの最大値を求めてみる」
というのが、いまのところのケツロン。
というか、研究課題の提示。

現行160が、180とか190になるのか
170どまりなのか
はたまた「やっぱり160でよくね?」
に帰るのか、

ケツロンは、秋ごろにでも。



走ったのはハーフほどの距離だったが
ピッチ180ぐらいはまったくダイジョブだった。

フルまでキョリを伸ばしても
180でダイジョブなのかなどなど、
もろもろ兼ね合いをみながら
やっていきたいとおもう。



具体性に乏しいので
そのためにやろうと考えてること
(やりはじめたこと)を挙げる。

○ゆるいジョグでピッチを意識する
○ふだんの徒歩のピッチを早める
○チャリのギアを軽くして回転数をあげる

いずれも進む速度じたいは上げない。
というかむしろ、落とす。

。。。


やろうとしてるのはつまり、
「身も心もスイッチ入れる」
ということ。

心のスイッチは
「ピッチ早めよう」と意識するだけ。
カンタン。

かたや、カラダのスイッチは
スイッチというか導線をつくる。
「ピッチを早める」という回路。
つくるひつようが、ある。
時間がかかる。

風呂で洗う順番

って、とくに意識しなくても
たぶんいつもおなじはず。

それは
アタマ、手、胴体、脚。一度流して、顔。
みたいに
「風呂で洗う順番」の回路ができてるから。

おんなじことなのでは、と。



イカン。
ムダに長すぎる。
フォームのことは、次回。
遺憾だ。

つづき。
ピッチのハナシ〆(2014/04/10)



あのう。いまのはですね。

「ヤバイ」意のイカンと
「ザンネン」意の遺憾をかけたところが
おもしろポイントなわけですね。

中途半端なギャグがあきらかに滑るとわかってて
それでも言わざるをないとき、
いきおいで言っちゃったときなんかは
こうしてすかさず説明しちゃう、が吉。