2014年春バージョンのラスト。
コレら(↓)のつづき。
→ピッチのハナシ序(2014/04/08)
で、目的と臨む姿勢
→ピッチのハナシつづき(2014/04/09)
で、経済性の解釈について独りよがった。
ここでは
○じぶんのフォーム全般
について独りよがる。
*
じぶんのフォーム全般
今回、「ピッチ早める」に
とりかかるにあたり条件をつけた。
「フォームを変えない」
*
というのは、去年の反省から。
去年、早々に挫折したのは
「ピッチ早める」を考えすぎたから。
手段が目的になっちったから。
カラダ的にいうと
脚の回転を早くしようとすると、フトモモの前側を過剰に意識する。
意識せずにヒザも曲げっぱなしがちになる。
考えすぎてムダに力んでもいるんだろう、
おんなじペースでもやたらと疲れる。
「それならいままでどおりでよくね」
ってやめちゃった。
*
今回の「ピッチ早める」こころみは
いま、フォームでとくに意識してる
○ケツとウラモモで押し出す
○カラダの真下で着地する
の2点を崩さないうえでのこと。
正確にいうと、着地の理想は
真下のほんのちょびっとだけ後ろ。
*
ちょっと、わき道にそれる。
着地について。
*
つま先、かかと、足のウラ全体ナド
尽きることのない論争。
おれはそれこそ
「じぶんが走りやすけりゃ、それでいいんじゃね」
と考える。
フォームってすごく繊細なもの。
たとえば手首を
立てるか反らせるか、脱力するかだけでも
カラダのチカラの入りぐあい入りどころが、ビミョーに変わってくる。
じゃん。
走る動作と一見かんけいなさげな
手首の角度ひとつ取っても、それ。
いわんや、着地をや。
なんと着地ですぞ、をや。
*
変なクセがついてるとかは別にして
着地の仕方を変えるのは
走りやすいフォームをわざわざ走りにくいのにする
ということなのでは?
*
前の段落は
ジャストライク・リクツのこねくりまわし。後づけ。
むろん、
「足のどこで着地するか」
のこころみを否定するつもりは、ない。
ただむしろ
「カラダのどこで着地するか」
のほうが大事だろ、とはおもう。
「どこで着地するの? 真下でしょ!」
と、今年の流行語大賞はこれでキマリ! ぐらいの
いまもっともホットなヤツをナイショで教えちゃう。
まだ誰も知らないヒ・ミ・ツだ。
どこで着地するかは、結果にすぎない。
「すぎないでしょ!」などと
悪ノリを重ねる。
*
地面からもっとも力を得られる
カラダの真下で着地する。
それが結果として
つま先だろうがかかとだろうが
フラット(足のウラ全体)だろうが
そんなんいいじゃん、と。
逆にいうと、着地って足裏だけでするもんではない。
足のつく箇所を変えるには、カラダの使い方も大きく変わる。
コトはけっこう重大で
もし変えようとしたら、長いスパンで取り組まないとできない
とおもう。んだけどなあ。
*
とかいいつつ、おれは
もともとかかと着地なのを
フラット着地にしようとこころみてるんだが。。。
*
ハナシをはんぶん戻す。
フラット着地をこころみてる
というのは、
いま心がけてる2点
○ケツとウラモモで押し出す
○カラダの真下で着地する
のけっか、でもある。
*
ケツとウラモモで押し出すイメージ
で脚を出し、
カラダの真下で着地する
をやってみると、しぜんにフラット気味になる。
ペースアップするにしても
ミョーにがんばりすぎると
前モモで脚を引き上げ、脚を前に出そうとする。
じぶんのキャパを超えるぐらい
カラダの前で着地すると
どうしてもかかとから入ることになる。
なのでチェックポイントとして
いまのおれがかかと着地してるということは
脚が前に出すぎてるとか、がんばりすぎてるサインだ。
としてる。
フル終盤のキツイときとか、がんばりどころはさておいて。
そんなきょくめん、
「もうフォームなんかどーでもいいから、全力を出し尽くしやがれ」と。
*
このチェックポイントは「ピッチ早める」にも適用できて
「ピッチ早める」に意識が傾きすぎると
脚が前に出すぎて、かかと着地になる。
「おっとっと。こりゃやりすぎだ。ムリしてる」
と、修正する。
*
ペースを変えずにピッチを早める
ということは、
「ペース=ストライド×ピッチ」からすると、
ストライドを狭めることになる。
「それ、フォーム変えてんじゃん」
といわれたらソレマデ。
「フォーム変えてないじゃん」
内として封じこめる。ココでは。
だって、ピッチあげるスイッチつくりてえんだもん。
単細胞だから、いっぺんにたくさんのこと、できねえもん。
*
前エントリーで
「ピッチ早める」の具体策として
○ゆるいジョグでピッチを意識するを挙げた。
○歩きのピッチを早める
○チャリのギアを落として回転数をあげる
かたや、ストライドを狭めると、
それが習慣として固まっちゃうんじゃね
という危惧もある。
そんなわけで、
○階段は1段抜かしで上る
○ゆっくりジョグしたあとは流しをする
を、上の3つとセットで取り入れてる。
あくまで「ゆるい」ジョグで、というのもポイント。
階段は、何年も前からやってるんだが
流しはほかのひとのブログをみて
「!」ときたので、イタダイタ。
*
流しってのは、ウインドスプリントともいう。
発音は「レモン」「コント」といっしょ。
100mとか200mという短い距離を
スピードを上げて走り抜けること。
*
スピードの定義は
本やウェブを読みかじったかぎりでは
○全力疾走
○全力の8割
○5000~10000mのレースペース
○フルのレースペース
と、ひとによってマチマチ。
なんだが、要するに
カラダを大きく使う、大きな走りをする
ための「スイッチ」をつくっとけよ、固めとけよ、あるいは忘れるなよ目的。
なんだろう。
中学の部活ではウォーミングアップ的に
30mのスキップかモモ上げ走、からの100m流し
をやってた。ような。気がする。
コムズかしいことはさておいても。
ピーっと短距離ダッシュするって
ジョグするのとは違う気持ちよさ、爽快感がある。
とくにオトナになると
短距離を全力ダッシュするって機会、あんがいないもの。
ウインドスプリントって名づけたひと、エライ。
なにせ、ウインド(wind)。ですぞ。
*
1回でサクッとまとめるつもりが
ダラダラ3回も続けちった。
フォーム全般といっておきながら
だいぶ端折ったし、
前のエントリーの経済性についても
そうとうすっ飛ばしたことがある。
たとえば、フッキン。
走ってて、じぶんの目指すフォームを維持するには
まだまだフッキン弱えと気づく。とする。
そのフッキン運動をする目的は
「マラソンが速くなりたいから」
「高橋尚子って現役のとき、
まいにちフッキン2000回やってたらしいぞ」
「細マッチョになりてえ!
フッキン、シックスパック、かっけえ」
ってやるのとは、目指してる目的と手段が異なる。
どっちがいい悪いではなく。
みたいな。こととか。
*
まあ、シロートの聞きかじり。
試行錯誤の半ばを外聞もなくさらす厚顔無恥さ。
いうことで
本格的にやってるひとからすれば
「ケッ!」も多々あるかもしれない。
とりあえず
「たりいとかやたらいいたがる中坊」
が目の前にいるとおもって
ナマ暖かく眺めていただけりゃ
さらに目に余るようなら指摘いただけりゃ
幸いですじゃ。
ですじゃ?