キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

耳年増あるいは年増

耳年増と書いてミミドシマ
って言葉が気になってる。

「トシマってことは女性なんだろーな」

「その女性は、
いけぶくろとかぞうしがやとか
せんかわに住んでるんだろーか?
トシマ、だけにっ」

「いやいや、すがもでしょ!
なにしろトシマ、だからねっ」

「ちなみに京王線のほうは
せん“が”わ、ねっ」

うーむ。。。




耳年増。goo辞書によると、
みみ‐どしま【耳年▽増】
聞きかじりの知識だけが豊富な若い女性。多く、性的な知識についていう。
なんと、限定的な。

「女性」、冒頭のざれごとがビンゴしちゃったうえに、
多く、性的な知識についていう。
などと。

女性。しかも、若い女性
とな。



耳年増というコトバ。
いままでたんじゅんに
「背伸びする」「オトナぶる」と解釈してた。

それで、こんな筋書きを考えてた(↓)。
おのれへの戒めとして。



「(おれの解釈での)耳年増でいつまでもあり続けるって大事だよね。
40になりなんとすると、よけい大事だよね。
40なんていい加減オトナで、ジョーシキそなえたっぽい立ち居振る舞いを求められる、そんなオトシゴロ。
だけど、
やっぱミミドシマしまくって、ハッタリかましまくって、アカッパジかきまくる
みたいなこと忘れちゃダメでしょ」



でも、やめだやめだ。

なにしろ、
「若い女性」が
「多く、性的な知識」
なんだぜ。



おっと見落としてた。
「若い女性」にさらに形容詞がついてるじゃんか。
聞きかじりの知識だけが豊富な
あら、なんと、まあ。

よくわかんねえけどとりあえずココは一発、戸川純だな。




「聞きかじりの知識だけが豊富」

もう、豊富、なんである。
「若い女性」の脳内を
キョーミ、ベンキョー、モーソーの3者が
ときには超高速で循環し、
ときには渾然一体となって駆けめぐりやがる。

実体験に基づかない知識だからこそ
宇宙は無限の広がりを見せる。

すばらしい!



かたや、年増。
とし‐ま【年▽増】
娘盛りを過ぎた女性。一般に30歳代半ばから40歳前後までの女性をいう。江戸時代には20歳前後を年増、20歳を過ぎてから28、9歳ぐらいまでを中年増、それより上を大年増といった。

としまざかり【年増▽盛り】
女として最も成熟した年ごろ。また、その年ごろの女性。
ん? なんだこの下のほうのは。と。
時代によってどの年齢層を指すのかとかは、どーでもいい。



実は近年、大いなる悩みを抱えていた。

おれ自身、どノーマルにんげんで、
とくだん齢上好きとか若いひと好きとか、ない。
「そりゃー、ナンタラとナンタラは若いほうがいいに決まってますよー」
などと、世間並みな軽口を叩いたりもするケドそんな会話、
このエントリーぐらい中身はない。

だいたい、いくらマブいチャンネーでも
40オトコが18のコムスメを真剣にいいなんて、おもわなくね? 生理的に。

それがいつからか、
若いチャンネーでもなく、まだ決定的なBBAでもない
40前後の魅力的なひとが、ものすごく魅力的にみえるようになった。
いや、ごくたまーに。ダケド。

それまでは、そーゆー対象は眼中になかった。
そーゆー意識をしたことがなかった。

これはなんなんだろう? と。



たとえば。
おなじ「30歳の女性」でも
高校生からみると「チョーオトナ」
50歳のおじさんからみると「若い女性」
だったりする。じぶんの目線を基準に考えて。

おれも40になりなんとして、
50歳のおじさんとおなじく、基準点がだんだん高くなってきちゃったのかなあ、と。



確かにそれも、ひとつあるかもしれない。
でも、アラフォーの女性が出す特有のフェロモンがある。
と仮説を立てられやしまいか。

「年増盛り」なんてコトバがあるように。



もちろん、
仮説を実証する手立てはなど、ない。

あるあるネタとして、
「じつはおれもそうおもってたんだよ」
ってひとがいれば、うれしい。というだけ。