って言葉が気になってる。
「トシマってことは女性なんだろーな」
「その女性は、
いけぶくろとかぞうしがやとか
せんかわに住んでるんだろーか?
トシマ、だけにっ」
「いやいや、すがもでしょ!
なにしろトシマ、だからねっ」
「ちなみに京王線のほうは
せん“が”わ、ねっ」
うーむ。。。
*
耳年増。goo辞書によると、
みみ‐どしま【耳年▽増】なんと、限定的な。
聞きかじりの知識だけが豊富な若い女性。多く、性的な知識についていう。
「女性」、冒頭のざれごとがビンゴしちゃったうえに、
多く、性的な知識についていう。などと。
女性。しかも、若い女性
とな。
*
耳年増というコトバ。
いままでたんじゅんに
「背伸びする」「オトナぶる」と解釈してた。
それで、こんな筋書きを考えてた(↓)。
おのれへの戒めとして。
*
「(おれの解釈での)耳年増でいつまでもあり続けるって大事だよね。
40になりなんとすると、よけい大事だよね。
40なんていい加減オトナで、ジョーシキそなえたっぽい立ち居振る舞いを求められる、そんなオトシゴロ。
だけど、
やっぱミミドシマしまくって、ハッタリかましまくって、アカッパジかきまくる
みたいなこと忘れちゃダメでしょ」
*
でも、やめだやめだ。
なにしろ、
「若い女性」が
「多く、性的な知識」
なんだぜ。
*
おっと見落としてた。
「若い女性」にさらに形容詞がついてるじゃんか。
聞きかじりの知識だけが豊富なあら、なんと、まあ。
よくわかんねえけどとりあえずココは一発、戸川純だな。
*
「聞きかじりの知識だけが豊富」
もう、豊富、なんである。
「若い女性」の脳内を
キョーミ、ベンキョー、モーソーの3者が
ときには超高速で循環し、
ときには渾然一体となって駆けめぐりやがる。
実体験に基づかない知識だからこそ
宇宙は無限の広がりを見せる。
すばらしい!
*
かたや、年増。
とし‐ま【年▽増】ん? なんだこの下のほうのは。と。
娘盛りを過ぎた女性。一般に30歳代半ばから40歳前後までの女性をいう。江戸時代には20歳前後を年増、20歳を過ぎてから28、9歳ぐらいまでを中年増、それより上を大年増といった。
としまざかり【年増▽盛り】
女として最も成熟した年ごろ。また、その年ごろの女性。
時代によってどの年齢層を指すのかとかは、どーでもいい。
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実は近年、大いなる悩みを抱えていた。
おれ自身、どノーマルにんげんで、
とくだん齢上好きとか若いひと好きとか、ない。
「そりゃー、ナンタラとナンタラは若いほうがいいに決まってますよー」
などと、世間並みな軽口を叩いたりもするケドそんな会話、
このエントリーぐらい中身はない。
だいたい、いくらマブいチャンネーでも
40オトコが18のコムスメを真剣にいいなんて、おもわなくね? 生理的に。
それがいつからか、
若いチャンネーでもなく、まだ決定的なBBAでもない
40前後の魅力的なひとが、ものすごく魅力的にみえるようになった。
いや、ごくたまーに。ダケド。
それまでは、そーゆー対象は眼中になかった。
そーゆー意識をしたことがなかった。
これはなんなんだろう? と。
*
たとえば。
おなじ「30歳の女性」でも
高校生からみると「チョーオトナ」
50歳のおじさんからみると「若い女性」
だったりする。じぶんの目線を基準に考えて。
おれも40になりなんとして、
50歳のおじさんとおなじく、基準点がだんだん高くなってきちゃったのかなあ、と。
*
確かにそれも、ひとつあるかもしれない。
でも、アラフォーの女性が出す特有のフェロモンがある。
と仮説を立てられやしまいか。
「年増盛り」なんてコトバがあるように。
*
もちろん、
仮説を実証する手立てはなど、ない。
あるあるネタとして、
「じつはおれもそうおもってたんだよ」
ってひとがいれば、うれしい。というだけ。