キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

うかうかしちゃう

仕事とかやるべきことを
「ケツに火がついてからとりかかる」どころか、
「ケツに火がついて、ボーボー燃えさかって、あらゆる言いわけも尽きて、いかなる逃げ道も封鎖されて、いよいよ重い腰を上げようかなと考えるだけ考えてみる」
で、おなじみなんですが。

みたいなハナシ。



表題は、きのう打合せしたデザイナーさんのひと言。

まだ何ひとつ形になっていないのに、打合せをして全体像がつかめた時点でとりあえずひと安心。
で、けっきょく実作業にとりかかるのは締切直前になっちゃう。

というありがちな現象における、
ひと安心の時期を「うかうか」。

まったく適切だ。
この、心に引っかかるものを感じつつ、モラトリアムを享受してる感。
寝ちゃいけないきょくめんでウトウトしてしまうときの、
このうえない気持ちよさと背徳感、みたいな。



ああ、そういうのおれだけじゃないのね。

この人もそうなんだし。

ということは、みんなそうなんだ!

じゃ、いいんだこれで。

これこそが本来、正しい!

という、抜群の飛躍力。
想像力よりも高く飛べちゃう、鳥。



自己正当化はとどまることをしらない。

「毎日1ずつ、10日で10積む」か、
「最終日に10を一気に積む」か。
どっちがいいんですかね、というギロン。

後者のほうが、

締切効果で尋常じゃない集中力を発揮できるし、
一気にとおしてやることで、ムジュンのない出来になるし、
結果的にかかわる時間も少なくて、効率的。

ですよね、けっきょく。
などと。



ただし、
後者を遂行してるとき、そのつど
「次からはちゃんと前者しよう」っておもうんですけどね。
などと。

前者を「ちゃんと」と認めちゃってるあたり。



ようするに順番のもんだい。

いつかどこかでうかうかしなくてはならないのだから、
間に挟むか、あらかじめうかうかしきっておくか。
それだけの違いじゃん。

ですよね、などと。