一週間ぐらい前、
「用途によって利き手が違う」に触れた。
→利き手もんだい「どっちか利き」(2013/04/09)
そのときは仮に「どっちか利き」と名づけたんだが、
表題が正式名。
クロスドミナンス(cross-dominance)。
なんか、かっけえ!
Rを前歯のウラにくっつけてみちゃったりなんかして。
最後の「ス」、ひつよう以上に空気を抜いちゃったりなんかして。
*
かたや。日本語では、
「交差利き」とか「分け利き」
っていうそうだ。
交差、してないし。
御用聞き、みたいだし。
ネギ、みたいでもあるし。
なんか、カッコ悪い。。。
これなら「どっちか利き」のほうが
だんぜんよくね。
*
クロスドミナンス。
組織だてて執行責任者にでもなろうかな。
CDO(クロスドミナンス協会)のCEO。
齢とったら、「EDなCDOのCEO」などと
早口言葉にもなっちゃう。
おもしろくもなんともない、わかりづらい、品がない
の3拍子。
どうでもいい。
もう、2度としません。
*
じっさい、「クロスドミナンス」で検索すると23500ページもヒットする。
ツイッターにbotがあったり、
あるあるが乱れ飛んだり、
この業界、わりと活況だ。
ネタとして、ネット的な世界に合ってるのかもしれない。
マンガも出てたりする。
amazonの紹介やレビューをみると、
語意とはじゃっかん違う内容のようだが。
*
さて。
「クロスドミナンスっていうんだぜ!」
と言いたかっただけなので、
このままオチもなくフェードアウトしてもいいんだが、1つ。
利き手って、どこからやってくるのか
まだよくわかってないらしい。
脳や身体的な仕組みとしても解明されてないし、
遺伝的な要因も、はっきりとは立証されてはいないらしい。
*
遺伝。
ウチは父が11人兄弟、母が5人兄弟。
夭逝した人を除いてみんなリチギに結婚してるし、
それぞれ子どももだいたい複数いる。
というわけで、
伯父伯母いとこがやたらと多い。
最近では、
いとこの連れ合いはもちろん、
その子どもだの孫まで出現してきて、
もはや把握が難しい。
ちなみに。
「伯父伯母」というのは、両親とも末っ子ゆえ。
親と同世代や、やや下のいとこはアタリマエ状態。
なので、「いとこの孫」もいる。あるいはいてもおかしくない。
そんな「一族」って言葉を地で行ってるわが一族、
もともと右利き家系であることもあってか、見まわすとほとんどが右利きだ。
というか、ぎっちょ、クロスドミナンスはほとんどいない。
この「ほとんど」がミソ、だったりする。
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たとえば、いとこにぎっちょが数人いる。
かつ共通するのは、
親(伯父伯母)がぎっちょである、ということ。
おお。遺伝、大いにありうる。
ただ。
その「親がぎっちょ」は100%、
おれの親の兄弟のつれあい、
つまり、血のつながりは、ない。
おれの両親は、純度の高い右利き。
そして、オレサマ。
*
大いにありうる、とかいう遺伝。。。
じゃあ、いまキーボードを繰る
この黄金の左腕なり、
黄金のどっちか腕は、
どこからやってきたのだろう?
そして、
どこへゆくのだろう?