おのれも心がけてます、という話。
会話があったのは、むかーしむかし。
大学時代。学科の友人と。
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「きのうのドリフみた?」って聞かれてさあ、と。
こっちは「みてない」って言ってんのに、
延々ときのうのドリフの話を続ける
みたいなヤツ、いるじゃん?
タチ悪いのがさあ、と。
そういうヤツの「おもしろい話」って
必ずつまんないんだよねえ。
興奮しすぎてんだか知らないけど、
話しながら自分でおもしろさを反すうしてるだけで、
おもしろさがこっちにまったく伝わってこない、という。
いや「こっちが興味ない」を差し引いても、だよ
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後半は後半でツッコミどころが増えすぎて
いいたいことがボヤけちゃうんだが、いちおう。
要は「みてない」って時点で
いろいろ考えないとね、という。
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あ、ひとつ言っておくとコレ
ひと昔前に流行った
「空気読めない(KY)」とは違う。
あきらかに違う。
ビミョーな、感覚的な違い。
筆力不足でうまく説明できないんだケド。
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あまつさえ、往時(KYが流行ってたころ)
「キクチはKYだ」
ってさんざん言われた。
こちとらもとから空気読もうなんて、
さらさらおもってないもん。
KYって言われれば言われるほど
ジャクリーヌが本領発揮して
「意地でも読むまい」としてたんだもん。
と、
人間だものくだものだもの、でおなじみの。。。
*
話を戻すと。
「みてない」の時点で
いろいろ考えないとね、なんである。
たぶんそっちのほうが
ずっとワクワクする。
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いや実際、おれも、
気をつけていながら、
「ドリフの話」を続けちゃって、途中で気づいてアチャーてなること
けっこうある。とおもう。
いや、罰則のないただの心がけだから、
いいじゃないすか。
とエクスキューズしとく。
ほんとスミマセン!
誰に謝ってんのかは、知らん。
いちおう。
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細かくツッコむと、
友人の出したたとえ
「きのうのドリフ」。
ドリフ=土曜
会話=次の学校ある日(月曜)
だとしたら、
「『おとといのドリフ』だろ」なんだが、
そんなん些細すぎて、
どうでもいいんだ。
正直いうと表題、
街を歩いてて不意におもい出して
「しかしうまいこと言ったもんだねえ」
っておもっただけなんだ。