キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ビーチクの切実な話

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タマキンの切実な話(2010/10/16)の2011年版。
解決策は上の画像。
保護クリームなんである。


去年もそうだったが、
この季節になると暑くも寒くもないからか、急に走りやすくなる。
夏場に比べ、気温に反比例してペースもキョリも飛躍的に伸びる。

かたや肌の薄かったりやわらかかったりする部分は
気温に比例して、こわばり傷つきやすくなる。
走る前からちゃんとケアしないと、シャレにならない。

擦れて痛い箇所って、大きさでいえばたった2、3センチ。
ビーチクなんか数ミリていどなのに、
ちょっと擦れただけなのに、もう頭のなかがぜんぶ、
「痛え」に支配されて、ほかの思考ができなくなる。

それに比べれば、
脚がもげても動きまわったりしてる虫なんか、
もう尊敬に値しちゃう。

虫が強すぎるんだか、おれが弱すぎるんだかは、知らん。



フシギなのは、去年は股ずれだけだったのに、
今年はビーチクずれ(?)までし出した、ということ。

ウェアを劇的に変えたわけではないし、
いくら走る速度が速くなったといっても、2倍とか3倍速くなるわけでもない。

ビーチクを誇示してブルンブルン走ってるわけでもないし、
今年になって突如ビーチクがピンコ立ち、というわけでもあるまい。



冒頭のクリームは、走る前に疑わしい箇所にやさしーく塗るだけで、
ナントカずれはほぼ起きない。
ほぼ、というか、おれ実績では100%起きない。



走る準備って、
なにも体操とかウォーミングアップをしっかりやるだけではなく、
走りに集中するために、不安要素をどれだけ取り除いておけるかが大事だとおもう。

上の虫の話じゃないけど、
なんかちょっとひっかかってることがあると、
時を追うごとにそれがどんどん肥大して、やがて頭のなかを支配する。

トイレに行きたくならないように、なるべく走る直前に済ませたり、
汗がすぐ拭けるように、ベルトにタオルをぶら下げておいたり、
脱水症状にならないように、ペットボトルを持っていったり、
なにかあってもなんとかなるように、500円玉をポケットに入れておいたりするのは、

すべて「なんかちょっとのひっかかり」を解消するため。

キャップをかぶるのも、おれにとっては日よけというよりむしろ、
頭から流れる汗が目に入るのを減らす、
だったりする。

なーにをエラソーに、なんだが、
些細なことってあんがい大事だよなあ、といいたかっただけ。