仕事場できょうの朝方、NHKだったかで俳人が解説しているTVをぼんやりみていた。
むろんサトリング、ではない。
正岡子規「病牀六尺」の有名なところらしいんだが、知らんかった。
余は今まで禅宗のいはゆる悟りといふ事を誤解して居た。悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた。
ぬおお、すげえ!
ほぼ徹夜があけようとしている神経のたかぶりとあいまって、
テンションが振りきれるしまつ。
オレなりのうんちくをたれようかとおもったが、
陳腐になるだけな気がするので、やめる。
読めば読むほど、
「一見アタリマエ、実はぜんぜんアタリマエじゃない」
のぎりぎりのセンが、絶妙な芯の喰らいかたをしている。
モウ、オレ、俳句、詠ンジャウ、モンネ。