キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

牛丼屋でカレーは食わない

吉野家、松屋、すき家がキャンペーン価格をはじめた。
らしい。

今朝のワイドショーをみていて、
自分が現状に無知&時代錯誤だということがよおくわかったが、
なんか言わずにおれないので、以下。
(1)値下げキャンペーンのこと
吉野家は牛肉の原価がほかと比べて高いらしく、
価格競争的には他2社に負けてしまう。
今回も10円だか20円だか、高い。

「じゃあなんで価格競争すんの?」
が、オレのソボクな疑問。

価格じゃなくクオリティーで勝負すりゃいいじゃん、
とおもう。

「ウチは値下げ競争には加わりませんので、安くはなりません。でもね、うまいですよ」
だけで、じゅうぶん差別化になるとおもうんだが。
こんなご時世だからこそ。

ただ、
世間的に牛丼屋へのニーズの1つが「安さ」だという。
くわえていまや、かつて以上に牛丼=安いもの
というイメージが浸透しているんだという。

いや、わかるんだけど、ちょっと、ちょっとなあ、
なんだよなあ。。。

まあ、オレ自身が今週、仕事で値下げの打診がたて続き
イヤんなっちゃってる、にタイムリーつうことで。

モノには適正価格つうもんがある。
価格競争とかしはじめたらオシマイでしょ。
もう価格でしか商品を選んでもらえなくなりまっせ。

なんてベタなことを、
頭に血をのぼらせながら考えちゃったりしてる。

松屋にはたまに行くが、キャンペーン中は決して行くもんか。
というツンデレ。

ツンデレの言葉の遣い方すらオレ、もはやおかしいあたり。

(2)メニュー
世間的には「メニューの多彩さ」もニーズなんだと。

いや、ちと待て。
牛丼屋にそんないろんなメニューはいらない。
メインの牛丼と、
卵と味噌汁とお新香とビールがあればいい。
百歩ゆずって牛皿も許す。

いろんなメニューから選びたいんなら
「定食屋」に行きゃいいんだし、
いろんなメニューから牛丼を選びたいんなら、
「牛丼もある定食屋」に行きゃいい。

(3)客層
くだんのワイドショーの特集で、
街頭インタビューに答えていたのは女性ばかりだった。

時代錯誤的には
「オンナコドモが牛丼屋なんか行くか!」
なんだが、どうやら今日び、女性客が4割にものぼるそうな。

それでメニューを増やしたりもしてるんだと。

牛丼屋の顧客開拓戦略つうもんがあるんだろうし、いいんだが、
オレは違和感をおぼえる。時代錯誤人間として。

なんつうか、
「アタシ、1人でも松屋とかたまに行くよ」
なんていうオンナは、オレはすごく好きなんだが、
「何食う?」「松屋!」
なんていうオンナはキライだ。みたいな。

「むかしワルかったけど、いまはすごく熱心でデキる」
なんていう人は、オレはすごく好きなんだが、
「むかしワルかったけど、いまだにワルい」
なんていうヤツはキライだし、かかわりたくない。
みたいな。。。

女性が牛丼屋に行くのは、あくまでもヒメゴト。
「こんな一面もあるんですう」
だからこそ、ズキュンとなる。

ちなみに、牛丼屋でカレーはけして食わないが、
そば屋のカレー丼はめんつゆでカレーをのばしてあったりして
うまいからよく食う。