蔦文也と池田高校―教え子たちが綴る“攻めだるま”野球の真実 (ベースボール・マガジン社新書 42)
著者:畠山 準
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2010-07
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きょうは調子に乗って、蔦監督祭り。
の第2弾。
表題の言。殴られた人は畠山準。
池田高校が甲子園で初優勝したときのスーパーエース、
なんて補足は言わずもがな、かな。
人間の器がデカすぎる。
いちお、レジュメ。
引用してもいいんだけど、長いので。
畠山が池田高校に入学してすぐのころ、英語の授業中に居眠りした。
授業が終わり、グラウンドに出ると、
蔦監督が待ちかまえていて、いきなり畠山をボコボコに殴った。
その夜、練習が終わり寮でくつろいでいると、
監督から畠山に一本の電話。
「いま、寿司屋で飲んでるから来い」と。
畠山は全力疾走で駆けつけた。
もしかしたら、昼間のフォローで寿司の1つも食わせてくれるかも、
などと淡い期待をしつつ。
畠山は寿司屋に着いたがもちろん、
寿司をごちそうしてもらえたわけではなかった。
そこで蔦監督が直立不動の畠山に放ったのが、表題の言。
軍隊上がり臭がプンプン。
いまならもんだいになっちゃうよね。
なあんていうのは、ヤボってもんだ。