2010-07-13 カッコイイとは、こういうことさ。 気になる本 これの口直し的に読んだ。 口直しどころではない。 荻原浩ワールド、全開バリバリなんである。 ムダにディテールにこだわる、一見冗長な感じ。 ハードボイルドな私立探偵(をめざす)主人公をえがくのに、荻原浩のこの芸風がびったしハマっているようにおもう。 コント55号の坂上二郎とか中川家の兄貴のほうの 「几帳面だかなんだかわからんボケの手口」みたいなニオイがする。 表題は、宮崎駿「紅の豚」の有名なキャッチコピー。 糸井重里作。 この本にも当てはまる。