キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

いいか、インターネットよりも女のオッパイのほうがすごいんだ。


『ウェブはバカと暇人のもの』と同じ著者の本。
発売が2月中ごろとあるので、1ヶ月以上見逃していたことになる。

表題のひとことふくめ、おおむね、おっしゃるとーり。
「過信すんな。ネットなんてしょせん、ただのツールなんだぜ」
という、この本のテーマ(たぶん)は、
オレ自身、最近つとにおもってた。
オレが言いたいのは、
「著者と同じこと、オレもおもってたんだぜー」
じゃなく、
「(たぶんけっこうな数の人が)おもってることを言っちゃえる人ってスゴイ」
なんである。

ネットのインフラやシステムがどんなに進化しようと、
それがドメスティックになにかを変える
なんてことはない、という。
これもそのとーり!

「無闇矢鱈に人間関係を増やしてどうする」も
そのとーり!
ついったーでやたらとフォローする人をみるにつけ、
「すげーな、よくできるな」とおもっていた。

いい悪いではなく、
「オレ、バカだから3人以上フォローしきれねーぞ」
という意味で。

ことほどさように、全体の主張に一本スジがとおっていたから、
読む側としてもラクに読み進められた。

難をいえば、
○実例が長ったらしい
○読者に誤解を招きかねないんじゃないだろーか
の2つ。

オレは途中から実例部分はすっとばした。

あと、せっかくものすごく親切でまっとうなメッセージを発しているのに、
“ロスジェネが割を食った”的なニュアンスを含んじゃってる。
サブタイで言ってる「いなし方」はどこ行っちゃったの? と。

それが過剰なサービス精神(あるいは義侠心)ゆえか、文体ゆえかわからんが。。。
非常にもったない。(オレ、なぜに上から目線?)

などと、ブログを書いちゃってるのも、
「今、オレ、暇だから」以外のなにものでもないんだよな。