キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

アメくれるばあちゃん

あらぬところで世間は狭い、というお話し。

1年ぐらい前、娘を保育園に送っていく途中、
見知らぬ老婆が「かわいいねえ、かわいいねえ」
と言って、近づいてきた。

「あんまりかわいいからアメあげるけど、もらってくれるかい?」
と、ポッケから小袋入りのを2、3粒取り出して、娘にくれた。
断る理由など、あるはずない。

それから、その老婆は我が家で
“アメくれるばあちゃん”
と呼ばれることになった。


発音的にも意味的にも、
アメ・くれる・ばあ・ちゃん、でもなく
アメくれる・ばあちゃん、でもなく
アメくれるばあちゃん。

熟語なんである。
単語や文節で区切ったら、意味はつうじないんである。
take care ofみたいな。



やがて、アメくれるばあちゃんは、
どうやら我が家から歩いて2、3分のところにある
酒屋のご隠居であることがわかった。



さっき、小学校の同級生
イケメン・サトリングからデンワ。

オレはいまやどっぷり狛江だが、
小学校のときはどっぷり溝ノ口界隈だった。
多摩川を挟んでわりとすぐなんだが、
近いようでそう近くは、ない。

ちなみに。
イケメン・サトリングが、どんくらいイケメンかというと、
オレの淡い初恋と、あっさり付き合ってた。

まあ少なくともこりゃ、
サトリングがイケメンである
という説明にはまったくなってないですな。

いや、これは「世間が狭い、というお話し」じゃあない。



とにかく。
いちいちイケメン・サトリングと書くのは長いし、
そんなわけでなんだかしゃくなので、以下IS。

IS「キクチん家の近くに有名な酒屋があるって、
○○(アナザー同級生)に聞いたんだけど……」
オレ「おお」

IS「なんていう酒屋? 秋元っていわね?」
オレ「おお!」

IS「それ、オレの親戚だよ」
オレ「おおお!!」