キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

前に進めるだけを考える、みたいなこと

ただのフラッシュアイデア。
こないだ走っててそうおもったらラクに走れた。
ていう、きわめて感覚的な物言いなんだが。

「おのれを前に進めることだけを考える」
ジョグにおいて、それが
ワンアンドオンリーなんじゃねえか。と。


あ、コレ、すげえ次元のひくいことだし
おのれへの備忘みたいなもん。



走ってて、キッツいなあってきょくめん。
5000mの3000m地点とか
マラソンの30k地点とかそういうの。
あるいは、ラストスパート。

200mダッシュのラスト30mでもいい。

よくわかんねえケド、元気なときにくらべて
○ストライドが縮み
○ピッチが落ち
○腰が落ち
○呼吸が乱れ
○滝汗をダラダラ流し
○苦しそうな顔をして

るんだろうなとおもう(順テキトー)。

そりゃ、キツいんだもの。
そうなるわな。とうぜん。



あっ、案外いいかたがむつかしいな、コレ。



で、そのキッツいところでどこか
「おれ、キッツいところでがんばってる」
って、そういうじぶんにちょっと酔ったり。

「おめえがんばったよ、
もうテキトーに流してやりすごしちゃえ」
って、内なる悪いカツオくんが
囁きかけてきたり、する。



でもその。
がんばってるだのキツいだのってのは
本質的にはどうでもいいことで。

じゃあ、それだからこそ
カラダを前に進めよう。
って考えちゃえばよくて。

ほんとうにそうなら
キツいの速く終わるし、とか。



よくいわれる
「苦しいときにあえて口角をあげるとラクになる」
とちょっと似てる部分もあるんだが。

その状態で最も効率的に前に進むには
どうすりゃいいか、
脚はまっすぐ前後にスイングしてるか
脚の回転を鈍らしてないか。

だけをチェキしだすとあんがい。

苦しいぜっより
気分がそっち方向にとんがる。

ただ苦しいがんばれおれっておもってるよか
前に進めてる高揚感でがんばれもする。

余計に前脚のモモを上げてみる
とかって、一見チョームダっぽいのも
やってみるとその加減ぐあいで
ここらへんまでならあげたほうがいいかな
とか、ピーンと来たりもする。



んじゃないかなとおもってやってみたら。
あんがい、そのとおりだった。

疲労度的にはかんぜんにペースダウン
してしかるべきなのに
ペースがキープできちゃってたり
よしんばあがってたりなんかして
相乗効果でどんどん盛り上がってきたり。

そんなこんなで。
走力はあいかわらず頭打ちなんだが
またちょっと、走るのが楽しくなりはじめてきた。

やっと。
ここ、一週間ほど。

だからどうだってんじゃない。