キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

あ、やっぱりほんとうだったんだがんばろう作戦

駅伝、あるんですねってハナシ。


朝9時半。

きょう、ニシコリが勝つと、世界ランキングが4位になる試合。
を、9時からやるってんで。
ゆうべ描いた源氏物語絵巻(↓)。

○6時に起きて。
○7時からオニ練をやり。
○8時半に帰って、フロに入り、飯を食い。
○9時からテレビに釘づけ。

からの、おれさまちゃん国物語(↓)。

○目が覚めたら8時半で。
○飯を食い。
○9時からテレビに釘づけ。

っていうね。。。



オニ練はとりあえず、ニシコリを見届けてから。
あすがハーフマラソンだってんで6割の量で。
ただ。
あすがハーフマラソンだってんで、9時前に終わらしてちょっとでも回復の時間を長くしたかったんだよなあ。

ってのは、とりあえず措きまする。
オニ練、まったくでござった、ってのも、措きまする。



で、本題に入る前に。

テニスの世界ランキング4位がどんだけスゴイか。
もうさんざんニュースで流れてる情報も含め、大ざっぱにまとめとく。
前どっかでやったのとかぶるが、やっとく。

テニスにビタ一文キョーミないひとは、下のまですっとばしたほうがいい。



まず、テニスの世界ランキングの特徴は2つあって。

1つは、きわめて公平にできてるということ。
過去1年間の試合で稼いだポイントで順位付けされる。ので。
もう1つは、雪だるま式であるということ。
これは、説明が長くなるので、あとで。



ランキングというのは、「瞬間風速ではないつおさ」
と換言できるわけで。
「4番目につおい」を客観的に証明したということ。

たとえば。
「あのジョコビッチに勝った!」
「全米オープン(4大大会ね)で準優勝した!」
ってのもとんでもない快挙であるには違いないが。

まあ、ラッキーパンチとかいきおいである。
といえなくも、ない。

「新湊旋風」みたいな。
なんじゃらほい、ですな。



あるじゃん。
「きょうのおれ、前代未聞にチョーいい仕事でけたっ!」
「マラソンである1kだけ、とんでもないラップでいけたっ!」
とか、そういうたぐい。

つねに前代未聞にチョーいい仕事でければ、社長の座を揺るがすみたいなことになるのかもしんないケド、ぜったいにそうはいかなかったり。
そのとんでもないラップで42.195kを駆け抜けられりゃ、サブスリーどころじゃないんだケド、ぜったいにそうはいかなかったり。

みたいな。



あと。
さんざんニュースとかでいわれてるが、「4位」ってのの重さ。

駅伝バナシ、ちょっと待ってくださいね。
どうしても、語りたいんだわ、辺境のきわのきわで。

。。。

「ランキングにおける公平性」のつづきその1として。

ある大会に出場を決めると。
ランキング上位から、シードというものが付く。
テニスのシードってのは「2回戦から登場」ってもんではなく、トーナメントの山のなかでの割り振り。

だいたい16とか、デカイ大会だと32までがシードで。
17~32シードだと、ベスト32まではじぶんよりランキング上位とは当たらない。

同様に。
9~16シードだと、ベスト16まで。
5~8シードだと、ベスト8まで。
1~4シードだと、ベスト4まで。
ってことになる。

ランキング4位ということは、グランドスラム級の大会でも
「準決勝までじぶんよりつおい選手と当たらない」
ってことになる。

おもいっきり平たくいうと
「より勝ち進みやすくなる =ポイントを獲得しやすくなる =ランキングがキープしやすくなる」

を念頭に。



「ランキングにおける公平性」のつづきその2として。

テニスってのは、世界で男女それぞれ一団体が統括してて。
世界各地におこなわれる試合には、がっつりと格付けがなされてる。

誰でも知ってる「グランドスラム」
これは年に4回あって、優勝ポイント2000点。

あ、男子のハナシね。以下。

以下、優勝すると
1000点なグレード
500点なグレード
250点なグレード・・・
とある。

ここらへんは、ウィキペディアの男子プロテニス協会ってのに、ジツにわかりやすくまとまってるので、キョーミあるかたは、ぜし。



じゃあおれが「打倒ニシコリ」の兵を狛江で挙げたとする。
でも、まず、試合に出れない。

ある程度のランキングがないと
グレードの高い試合には出られないゆえ。



「雪だるま式」というのはその
「ランキング上位なら、上位シードで出られる」
「ランキング上位なら、高いグレードの試合に出られる」
が織りなすハーモニー。

明確な格差社会。

「世界ランク100以内」って、そうとうゴイスーなことなんだが
1位が10000点超なのに、100位が500点ぐらいとか、途方もない差がついてるのは、そういうわけ。



テニスのこと、もう少しだけ。
神サマ! フカキョンサマ!



いまの男子テニスにおける「4位」の価値。

さいきんずっと。
ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、マレー
という圧倒的につおい4人が君臨してて。

こいつら、マジ、圧倒的で。
ここ10年ぐらい、グランドスラムではほぼ、4人で優勝を分け合ってきた。
テニスで10年って、とてつもなく、長い。
「いまだにゲームウォッチのオクトパスをやりつづけてる」ぐらいのスパン。

そこに、ニシコリが割って入ってきたというわけ。



たとえると。

コロッケ、清水アキラ、栗田貫一、ビジーフォー、プラスおれ、みたいな。

ブラジル、イタリア、アルゼンチン、イングランドを押しのけて、狛江ヘンキョーズがW杯ベスト4みたいな。

瀬古、宗兄弟、中山に、おれが肩を並べたみたいな。

ゴジラ松井、室伏、デカプリオ、おれ、っていう昭和49年生まれ黄金カルテットみたいな。

たとえが圧倒的によくないのはじゅうじゅうショーチしてる。
でも、スケール感としては、そういうトンデモなさ。

ケツロンは安定の
「たとえると、テニスでジョコビッチ、フェデラー、ナダル、マレーっていう四天王に割って入っちゃうぐらい、スゴイ」
で。



フー、すっきりした。
伝わったかどうかは、知らん。




そんな(もはや何を受けての?)9時半。

折しも、ニシコリの試合が絶好調に盛り上がりはじめたころ。

ケータイが鳴る。
登録しといたので「狛江陸協のひと」ってディスプレーされてる。
1ヶ月近いゴブサタ、ゴブサタップ。

とうとうキター、って感じだった。

泣く泣くテレビをミュートし、デンワに、出る。



「狛江陸協の○○ですケド」
「連絡おそくなちゃいまして。。。」
「来週の日曜、お願いしますっ!」

そこまでは、いい。

「つきましては、当日いきなりってのもアレなんで」
「前日、7日の18時に市の体育館で顔合わせということで」

ああああ、その日、14時から法事in茨城。
クルマで東条、じゃなくて登場だ。電車で来たひとを土浦駅まで送迎したり、しなきゃなんない。

法事終わって「じゃさいなら」すれば間に合うかもしれねえが、まあ久しぶりにあう親戚の面々、そういうわけにもいかないだろう。

あ、ちょっと行けないかもしんないですって伝える。

「そうですか」
「では、当日は、駐車場に8時半集合で」
「走れる格好でいらしてください」
「ということで、よろしくお願いしまーす」



。。。



ドじゃなくて。
レじゃなくて。
ミでもなくて。

ファッ!
それで終わりすか! っていう。
情報、ちょいと足りなすぎやしませんか? っていう。



しようがないので「都民体育大会 駅伝 2015」でググってみた。
ら、都の体育協会にぶちあたった。

「冬季大会関係書類」ってページに、コースが載ってた。
こういう(↓)。
駅伝コース

ほう。
去年の春、バッチリ失速したケド、走ったことあるからだいたいイメージつく。
4.5km、なんだな。



「冬季大会関係書類」ってページには、要項も載ってた

3 日時 平成27年3月8日(日)午前10時30分スタート
ほう。
1030スタートなのに、0830集合か。
ちと早すぎる気もするが、まあいろいろあるんだろう。
しゃあない、郷に入ってはひろみに従えっていうし。

7 競技方法 1人1区間約4.5kmを6名により継走する。
ああ、キョリはコース図にあったとおりね。
「キョリ測」で確認したケド、だいたい4.5kだったよ。
「6名」てのも、去年もおととしもそうだってどっかで見たから、知ってたわ。

9 参加人員
(1)監督1名、競技者6名、補欠2名の計9名以内とし、各区市町村とも1チームとする。
ん?
そういえば、おれは何区を走るんだ?
まさか、エースが集うであろう1区2区とか、アンカーはねえだろうが、それにしても、当日
「じゃあキクチは○区で」
って、ちょっとしたドッキリじゃね?



もうおれ、大爆笑で。
デンワやネットで情報をかき集めても、いちばん知りたいことは、なにひとつわからない。

ということをにょうぼうに話したところ、回答が表題。

「ソレはきっとアレだよ。
『あ、やっぱりほんとうだったんだがんばろう作戦!』
市の陸協のひとが、みんなのやる気を出すために、考えに考えたんでしょたぶん」


コイツ、かんっぜんに他人事だ。
作戦名をまったくひねらないのが、その証左だ。

去年、リレーマラソンに出ようってなって、チーム名を決めようってときもそうだった。
「『はしろーず』ってのはどう?」
「『男女でドキドキワクワク、ひょっとしたら新しい恋が生まれちゃうかもねチーム』って、すごくよくない?」
とか、言ってた言ってたそういえば。

当日、愛するダンナさまのハレ舞台。
なわけじゃないすか。
とうぜん、応援のひとつにでも来るのかとおもいきや。

「あ、ななちゃんのピアノがあるから」

orzっていう、中学の同級生・オーツくんが呼ばれて出てきてジャジャジャジャーン。。。



というわけで。
3/8は、あるらしい。ということは、わかった。
世界を「ある」か「ない」かの2つに分けるとするならば。

格好は自前だ、ということもわかった。
「ユニフォームとか、くれんのかもね」って、ドキをムネムネさせた1ヶ月前のじぶんを、快心のチョキで殴ってやりたい。

ただ、くり返すが、おれは何区を走るんだろう。
それによって、アップのやり方はもちろん、気の持ちようも変わる。

駅伝があるのかないのかすらわからなくなってたので、5kを走るモチベーションが消滅しかけてたってのは、いまさら、措いたとしても。



ところでさっきの要項、気になる一節があった。

参加人員(1)監督1名、競技者6名、補欠2名の計9名以内とし、
こちとら。
「走れる格好でいらしてください」
っていわれちゃった手前、いいつけを守り、満を持して、ランシャツランパンでさっそうと登場。しますわな。
シューズはロンのモチで、タクミ戦。
この上ない、ガチ。キメますわな。



で。
けっか、補欠。

なんてこと、ねえだろうな?