まあ、主題は出オチね。
だいいち。
テニスなんか10年ぐらいやってねえし。
ラケットなんかどっかいっちゃたし。
*
大学に入ってテニスサークルに入った。
それがおれとテニスとの
実質的な出合いだ。
*
こんな感じであと1ト月弱。
おれの来し方を語り
12月12日にブログのグランドオープンを迎える。
ドングラのプンオー!だぜ!
悪くないっ。
livedoorでブログを立ち上げて6年半。
「エーッ!
6年半のマエフリーっ! 今までー!?」
悪くないっ。
いやいやいや。
*
テニスをはじめたのは。
大学に入って浮かれてたからではない。
入学直後のオリエンテーションで。
学科の同級生が一堂に会すると
9割ぐらいがオンナ。ナオン。
一般的に。
チャンネーがいると
ウヒョー! ってなるもんだが
そんくらいの数の論理で押されまくると
四方八方がふさがってる気がしてくる。
ただでさえ、超絶人見知り。
みーんな敵におもえてくる。
むしろ、オトコを欲する欲する。
ように、なる。
*
そんななかで。
たまたまオトコと席が隣り合わせた。
おれは、オトコに、食いつく。
*
あ、コレ、ぜんぶ順を追ってったら
長くなりそうなので、カツアイする。
あらすじだけ、かいつまむと。
そいつがテニスやりたがってて。
「ふーん、そうなんだー」って他人事とおもってて
オリエンが終わってソイツと学内を歩いてたら。
テニスサークルのチャンネーに勧誘されて。
ソイツ、よかったねーって他人事してたら。
テニスサークルにゃオトコもいっぱいいる
ってんで、ついでにおれらを勧誘した
チャンネーが3人が3人、みんなチョーかわいくて
ついつい、入っちゃった。
ってだけのハナシ。
*
でも、現実は甘くなくて。
おれらを勧誘した先輩の3人が3人、
そりゃみんな安定のカレシ持ちで
その反動かなんか知らないケド
おれはオトコに走って
テニスもチャンネーもサッパリだったケド
チンチロリンのコッテン、だったケド
逆にひらきなおったら
人間関係的にすごく濃密な出会いもあって。
なんだかテニスもヘタなりに萌えちゃって。
いや、燃えちゃって。
学内で当時ぶっちぎり最下位な
弱小サークルだったケド。
ゆるく、楽しかったぜ。
ってだけのハナシ。
*
おれは当時、すごく短気で。
ラケットを何本も、折った。
折るたびに、ガッコの近くにあった
JANNUってテニスショップで
おんなじラケットを何本も買い替えてた。
*
そのころ。
おれが何本もおんなじの買い替えてたのは
トッドマーチンモデル、っての。
ちょうど、「長ラケ」ってのが
流行ってた時代で。
長いうえに白と黒でかっちょいい。
しかも面がちょっと小さくて、
うまいひとっぽいハッタリをかませそう。
っていう。
みんなヘッドがかっけえ
いややっぱグラファイトでしょ
とか言ってる、そんな時代。
おれは、トッドマーチンモデル1択。
*
あ、トッド・マーチンってのは
アメリカの選手で。
当時、アメリカっちゃ同世代に
サンプラス、アガシ、チャン、おれ
ってのが跋扈してて
王国たりうる、だった時代。
全盛期には5位ぐらいにはいったのかな。
グランドスラムで決勝にもいったのかな。
なにしろ、○○モデルのラケットが出るくらい
それなりにゴイスーな選手。
おれはべつにトッド・マーチンじたい
すきでもなんでもなかったケド。
まあその。マーチンは。
サンプラス、アガシ、チャン、おれ
につづく実力者のアメリカンって意味じゃ。
ベッカーがいるドイツに、シュティッヒもいるぜ。
ぐらいの知るひとぞ知る。
だったわけだ。
おれはあんま知らねえケド。
*
きょう何が言いたいかというと。
そんな弱小サークルで。
テニスがうまいわけでも。
チャンネーにモテるわけでもねえ。
超絶人見知りな、おれさまちゃん。
でも、いまでも折に触れちゃ
飲んだりするぐらいの
濃密な人間関係が築けて。
超絶人見知りだてらに。
*
いやいや、ドラマチックに仕立てようと
してるが
大したオチは、ねえぞ。
*
そんな弱小サークルで。
おれは、こいつぁ一生かけがえねえ
とおもえる2人に出会えた。
1人はコイツ。
もう1人は、
2週間前いきなり連絡があった、そいつ。
*
2週間前。盟友キャトゥからいきなり
「再来週、飲もう」
とメールが入った。
断る、理由は、ねえ。
っていうか、キャトゥとはなんだかんだ
ゴブサタ、してる。
二つ返事で、返した。
それが、あす。
それが、楽しみだ、ってだけね。
おいさんのただの、想い出バナシ。
*
キャトゥは、同級生。
大学1年の秋ごろだったか。
キャトゥはなやんでた。
「おれ、サークル、やめるわ」
って、なんだか知らないケド
当時まだ大して仲のよかったわけでもない
おれに、独占告白した。
おれはなんとなく
「キャトゥがやめんなら、おれもやめるわ」
って言った。
当時、大して仲がよかったわけじゃないが
ただのノリとかじゃなくて
セーシュンぽくそうおもっちゃって
そんなこと言っちゃった。
盟友的なことになったのは、
そんな軽はずみがきっかけだった。
*
キャトゥはキホン、まじめで
長身で二枚目だから
チャンネーにももてて。
テニスに関して誰よりもアツいオトコ。
要するに、おれとは正反対。
*
でも、サークルでどんちゃん騒ぎしてて
気づくとキャトゥを含め3,4人で
静かに飲んでるみたいな
フシギと波長が合うヤツだった。
おれが結婚したのも
その何分の1かはキャトゥの影響だったりする。
具体的に言うと。。。
いや、そりゃこれブログだから、措く。
*
そんな盟友からいきなり飲もう
って言われたら
まあ、鼻息荒く、はせ参じますわな。
と。
着地点がみつからねえが
あすのウタゲが盛り上がったら。
つづきやよけいなことでも。