キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ハッタリくん

「おれ、中学んときはホント、悪かったよなあ」
とかではない。

「おれ、知らないこと以外ぜんぶ、知ってます!」
とかでもない。

ものするときにちょっと気をつければ、
なんだか「カケル」人に見えるのにね。
という、独りよがりな判断基準を、ちょっとだけさらす。

いちおう補足。
ものする=文章を書く、カケル=書ける、で。



コレ、
文章がうまくなるスベじゃない。
あくまで、ハッタリききまっせレベル。

SNSの書き込みやらで、
内容はいい感じなのに、ああ、もったいなあってなる
ことがままある。
が、コトのホッタン。



即効性あるのが、
「やたらと漢字を遣わないこと」。

おれはきょくりょくひらがなに開きたいほうで、
たまに行きすぎて、よく「かえって読みづらい」とか言われたりすんだが、
それはさておき。



具体的に一例を挙げると、
有、無、事、他。



「あ、そこ行ったこと有ります」
ただの飲み屋バナシなのに、任地は極寒のシベリア。みたいだ。
あるいは駐車場を契約しちゃう、みたいだ。

「からあげ、あっという間に無くなっちゃった」
キサマを無に帰してやるぅ! ぐらいのド迫力。

「仕事で行った事有ります」
コトコト。。。あえて上の例文とかぶせてみた。



この3つ、全部からげられるじゃないか。
「有る事無い事」
うーむ、和尚さんが出てきそうだ。



「他になんか希望ある?」
いや、別にいいんだけど、
「他」って「た」と読む。「ほか」とは読まない。
とむかしどこかで教わった。

ほんとうかどうかは、知らんが。

それはいいとしても、
どこで飲むかを決めたいだけなのに
経営企画部の戦略会議ぽくねえか、
という。

いきおいで、
た!(↓)




あと、このハナシの流れとちょっと違うが、ついでに

を挙げちゃう。

このブログで何回かとりあげたかもだが、
そんくらい目につく。

「等々力等に行けば見れます」
なにがなんだかね。。。

「毎朝、走ったついでに腹筋、背筋、腕立て、スクワット、ランジ、カーフレイズ等をやってます」
腹筋、背筋・・・ってそれだけあって、
まだほかにもやってんのかーい!
走ったついでどころじゃねえじゃん。
と。

ひらがなを遣うとかじゃなくて、
なくても意味は十分つうじる。



復習。

「あ、そこ行ったこと有ります」
→「あ、そこ行ったことあります」

「からあげ、あっという間に無くなっちゃった」
→「からあげ、あっという間になくなっちゃった」

「仕事で行った事有ります」
→「仕事で行ったことあります」

「有る事無い事」
→「あることないこと」

「他になんか希望ある?」
→「ほかになんか希望ある?」

「等々力等に行けば見れます」
→「等々力(など)に行けば見れます」

「毎朝、走ったついでに腹筋、背筋、腕立て、スクワット、ランジ、カーフレイズ等をやってます」
→「毎朝、走ったついでに腹筋、背筋、腕立て、スクワット、ランジ、カーフレイズをやってます」

どうでしょ。



以上エラソーに、だが、
最後に念のためエクスキューズ。

エラソーに、だが、けして
おれが「カケル」わけではない。

ハッタリがきくかもね、というだけなんである。

ニンニン、なんである。
どんぐりマナコにへの字口、クルクルホッペは
素顔ではなくて仮面、なんである。

だいたい、
文章がうまくなるスベがあるんなら、
こちらこそ教えてほしいんである。