ゲストはスポーツライターの生島淳。
箱根駅伝について話していた。
今年の箱根。
圧倒的に強かった東洋大はともかくとして、
明治、青山学院という
ハコネ的にはそうなじみのなかった学校の躍進が目立った。
どうして明治、青学が躍進したかを考えると、
じゃあ母校だって、とおもったんである。
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箱根では中堅校のある監督が言ってたんですけど
「明治とか青学といったブランド校が本腰を入れると、正直
本来ならウチに来るはずの生徒がそっちに流れるから
けっこうキビシイんです」
確かに、練習環境とか駅伝部としての強さに大差がないとしたら、
有名大卒という肩書き、みたいな将来的な保険も視野に入れて
いわゆる名前のある学校に行ったほうがいい、
みたいな選択肢もわからんでもない。
というか、大いにありうる。
というか、すでによくおこなわれていることだ。
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風の噂レベルでウラはとれていないが、
実際、スポーツに力を入れて知名度なり偏差値なりを上げる
ということは
高校だって野球を媒介としたりして
アタリマエのようにおこなわれている。
知名度が上がれば、受験者数も増える。
東洋大はここ数年、箱根での活躍が受験者の何倍増にもつながり、
受験料収入がものすごいらしい。
青学はオッサレーな表参道に回帰したことにより、
近年、人気もレベルもすごく上がったらしい。
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じゃあ、なんである。
おれが通ってた学校だってイケんじゃないか
とおもったんである。
明治とか青学とくらべて
母校が今、どうだかは、知らん。
ただ、
おれが受験したり学生だったりした20年弱前の時代錯誤込み情報でいえば、
知名度、ブランド度は大して変わらないとおもう。
立地だって、山手線の内側。
キャンパスは1つしかないので、
「じゃ1、2年は郊外ね」
ということもない。
豊島区というビミョーさは
「だって立教だって豊島だぜっ」
と六大学サマの虎の威を借りれる。
だから学校にやる気さえあれば、
「母校が箱根を走るっ」も
けして不可能ではない。はず。
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あまつさえヨロイザカだかデキだか知らんが、
こちとら
イマ、ニッポンデ実質なんばーわんノまらそん選手デース
こと、あの川内クンを輩出してるんだぜ。
という賞味期限付きではあるものの、
最強にして最大の武器だって携えている。
んであーる。
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とーこーろーがっ、なんである。
東洋、明治、青学と母校とは決定的な差がある。
と、めいっぱい前フリしておいて、
眠くなっちったので、次回につづく。
ほんとうにつづくかどうかは、知らん。