キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

かたや、こんな電車の風景もある

きのうに続いて、電車内での話。
きょうはほほえましいほうで。
目の前に立っていた母娘。
小学校低学年くらいの娘っこが宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」をすらすら暗唱している。

「・・・一日に玄米四合とミソと少しの野菜を食べ、
野原の松の林のかげの小さなカヤぶきの小屋にいて・・・」

小さなオレ、心のなかで少しだけツッコミを入れる。
「あらゆることを自分を勘定に入れずに、よく見聞きしわかりそして忘れず」
が抜けてやしませんか、と。

でも、そんなことはどーでもいいのだ。
いい風景を見せてもらった。