キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「どんどんすてきになってね。」

ウチの娘は12月30日生まれ。
今度の誕生日で6歳になる。

年末、さすがに保育園は休みなので、
奥さんが毎年れんらくちょうに「お誕生会をやってあげてください」とクドイほど書く。
当初はなんだかなあとおもったが、
最近その気持ちがなんとなく、わかる。
誕生月にはA4の色紙で「おたんじょうびおめでとう」カードがもらえる。
身長、体重、好きなほにゃらら(どうぶつとかあいすとかともだちとか)が書いてあって、
毎年、定点観測をするとなかなか興味深い。
写真もごんごんおねいさんになってゆく。

今年は「すきなともだちは?」の欄に、書ききれないほどたくさんのクラスメートの名前が並ぶ。
男女問わず。

こーゆーの、昼間の娘のありようがわからない親としては、ああ、ちゃんと楽しくやってるんだなあと安心もし、うれしい気持ちになる。

昼間の娘のありようがわかる手がかりとしては、センセイのコメントも重要。
もちろん、家で娘に保育園のことを聞いたりはしてるが、子どもたるもの、家庭で親に対してはたぶんに見栄をはる。これはウチの娘にかぎったことでもあるまい。
おれは子育てにそれといってポリシーを持ってるわけではないが、寝しなにかならず「きょう、保育園でなにした?」「いちばん楽しかったことは?」を聞くようにしている。
報告を聞きたいわけではない。娘がその質問を受けて自分で考える力をやしなってもらいたいからだ。

いつもどおりの長い前フリ。
表題はセンセイのコメント。
ちゃんと見てくれていることがわかるし、言葉にものすごいセンスを感じるので引用する。
具体的なエピソードより、抽象的な表現のほうが刺さることってあるんだと、気づく。

「ななこちゃん、おたんじょうびおめでとう!! えんちょうのときのななこちゃんってさいこう。うたもおしゃべりもうんどうもじょうずなななこちゃん。どんどんすてきになってね」