キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ただ価値観が違うってだけの話

桑田がジャイアンツをいきなり退団したことが、今週の後半ずっと気になっておって。

たまさか、水曜に小学校の同級生サトルと飲むことになってたので。

席に着くなり「桑田まじかよ」話を振った。

 

あ、サトルは熱烈なジャイアンツファンな。

キクチはいまもうほとんど野球を観なくなっちゃったんだけど、元は熱烈なジャイアンツファンで、特に桑田真澄はいまでも信者って言ってもいいぐらいリスペクトしておる。

という、いちおう背景の説明。

 

そこらへんはサトルはよおく知ってるし。

キクチがどちらかと言うとおもくそ阿部アンチってこともよおく知ってる。

 

 

ちなみにサトルの長男クンは、サトルに輪をかけたジャイアンツファンで。

大学生なのに?、チャンネーにはビタ一文興味を示さず。

大学生だからこそ?、ジャイアンツにのめり込んで春のキャンプに出かけてゆくし、年に数回ある地方シリーズも観に行っちゃうぐらいのガチ信者。

鹿児島とかもよゆう、と。

 

 

「でも、ずっと二軍に携わってて、けっきょく一軍で活躍しつづけられるような選手を育てられなかったじゃん?」

サトルは今回の桑田退団を仕方なしとみているようで。

キクチは「あのスーパースター桑田が、ジャイアンツを、(また)追われた」という衝撃的な出来事に同意してもらいたくってこの話を振ったんだが、ショージキ拍子抜けしつつ。

 

反面、「そうかもなあ」ともちょっとおもった。

 

 

今回の桑田の退団問題。

客観的事実やそこにトッピングされてる種々の憶測を含めて、いろんな見方がある。

阿部監督と桑田二軍監督との野球観のギャップ。

それに付随する埋めようがない確執らしきもの。

フロントの対応。

などなど。

 

それをいちいち挙げて話し出すと長くなっちゃうから措くとして。

 

「いまのジャイアンツは一軍監督の阿部が統べてて」

「組織として、それにあまりにそぐわないのなら排除されちゃうのはしようがない」

(「排除」って言い方は刺激が強すぎるかもだが、そうじゃないと組織として体をなさないとしたらそうなるのは仕方ないとも言えるじゃん?)

だし。

 

「そこを桑田がもう少しうまくできなかったものだろうか」ができなかったんだろうから、しようがないと。

 

おもくそ性善説に拠って言えば。

阿部も桑田も「ジャイアンツを強くしたい」という想いは同じはずで、ただそのアプローチ、思想が真逆だった。

つまりただ価値観が違うってだけの話なんだよな。

(あとは政治的な話で)

ってことで収める。

 

こうなっちゃった以上。

「桑田がジャイアンツのユニフォームに袖を通すことは金輪際ねえんだろうな」というどうしようもないやるせなさはあるが、それもこれも球団の判断。

しようがないでは言い尽くせないけど、しようがない。

 

あ、いらねえ情報を付加すっと。

ひとつだけ言えるのは「二軍で優勝したのに二軍監督の桑田が切られるのはおかしい」ってのはどうしようなく超絶頓珍漢ってこと。

 

逆にきょう、サトルに変に共感されず、そういう考え方もあるんだよねえっておもえたことはとても得がたい経験ができた。

 

 

。。。

 

 

そんな話もそこそこに。

サトルとは楽しすぎて終電すぎまで飲んで、溝の口から走って帰るシマツ。

あまつさえ後半、同級生の中華屋に行った記憶はほぼない。

(「記憶はほぼない」ってほざきつつ、「走って帰る」のは何で知ってるのかというと)

(ストラバにそう記録されてたのと)

(途中で「うおお、東名がまだあんなに先じゃねーか!」っていうほのかな記憶があるゆえ)

 

 

そうそう。

超序盤、桑田の話が終わったあとサトルが言う。

「いま次男がよお、恋愛リアリティ番組に出てんだよ!」

 

まじか!?

 

ムスメっこに「○○(番組名)って知ってる?」ってLINEしたら。

「それ観てる!」って即レスがあって。

「○○クンって小学校の同級生の息子さんらしいんだけど。。。」っつったら。

なんだかすんげえ盛り上がってた。